2014年の真鯛釣果
場 所
天 気
潮回り 満 潮 干 潮 開 始 終 了 同乗者 釣 果
6/12
源氏ケ浦沖
大潮 15:08 8:44 12:00 17:30 5 0
 前回の釣りが5/30。その後、6/5、7、9の予定が酷いヤマセのせいで、ことごとく出船中止。12日も平舘は状況が良くなかった。
 午後6時、ブルーウッズ船長に「どぉ?出られる?」と出船確認の電話をすると、「天気もそうだが、魚探反応が悪過ぎて厳しい。中止にしたい」の返事。ほぼ納得して、せっかくの5人仕立てだったが、中止を受け入れた。ただ、もう2週間、釣りが出来ていないため、禁断症状がひどく、何とかして釣りがしたいと考えていたところに、トハナ君から「源氏ケ浦ならヤマセでも出られそうだし、午後便に空きがありますよ」と悪魔のささやきをされて、一発返答!「即刻、予約せよ」。

 それに対して「無事、トハナ3人、あすぱむさん3人の計6人で予約出来ました」のメールに体が熱くなった。
 ただ気になることが一つ・・・5人から6人に一人増えている。誰?  ま、いっか。

 さて、午前1時までの夜勤を終えて、数時間の睡眠を取れたのが大きい。当初、平舘での午前便予約だったため、寝ず甚八釣行を覚悟していたが、午後便に変わったことで、時間の余裕が出来た。

 午前3時には就寝。7時起床、9時出発。
 本日、源氏ケ浦での真鯛釣りデビューとなる、O柳&O笠原の二人(以下、十和田Gと表記)と、道の駅「よこはま」で待ち合わせをした。青森出発時は無風だったのに、ここ「よこはま」に着くと木々が激しく横に揺れていた。ん?!強くないか?
 と、その時、トハナ君とオオウラさんを発見。彼らも予想外の強風に戸惑っていた。
 「あれ?もう一人は?」「・・・ムニャムニャ(ヒミツ)・・・」「★□▲?&)#」

 ジャジャァ〜ン!
 ん?何?と振り向くと、見覚えある顔が・・・フッ!ビック師匠〜〜。このサプライズで、すっかりプランが狂ってしまった(爆笑)。師匠は気乗りしない顔を演出しつつ、今日は釣るぞ!って言う気迫をみなぎらせていた。この人、うまいからね。

 そこに十和田Gが合流し、3キロ先の源氏ケ浦漁港へ移動。11時過ぎ着。午前便は既に帰港しており、海の状況がわかってきた。
 ヤマセのはずが、南寄りに変わったせいで、船は左右に大きく揺れ、雨に打たれることで体が冷え、しかも釣果が良くなかったため傷心の終了になったらしい。船長からは「大変だぁ〜、厳しいぞぉ〜、ヤメだほうがイイんでない?任せるけど」と言われ、船並みに心が大きく揺れたが、トハナ君の「行く!」と言う強い言葉に押し切られて、出船決定!
 ありがたくも、午前便のKatsu jr君様から、イソメ、テンヤ用のエビ2パックと氷を提供してもらい、これがまた大活躍することになりました。

 正午、ポイント到着してまもなく。船首のオオウラさんにヒット。いきなり、グッドサイズの鯛を見せつけられた十和田Gには大きな刺激となった。船中、餌はイソメとエビ混在、仕掛けはスピンソニック、スプーンとテンヤ、及び、遊動式ナツメと、これまた混在。風は船尾方向に激しく吹き、釣り座は左舷側に限られた。

 潮の流れは、ややこしい。着水時はやや左に流れ、フォールしていくとやがて右に戻ってくる。風によって、ラインが左方向に大きく煽られる。ただ、大潮でありながら、むつ湾の特長通り、潮は緩い。

 (下に続く)


フォトギャラリー
ついにO笠原君が、感動の一尾をゲット
トハナ君、良く釣るねぇ〜 オオウラさん、絶好釣

 (上から続く)

 オオウラさんのファーストヒットからしばらく音無美紀子状態が続く。その間、自分の竿にアタリが出た。3号テンヤをフォール中にク・ク・ク・・とアタリが出た。背後に陣取る不気味なビック師匠から竿の尻をチョンとつつかれるイタズラを何度かやられていたため、振り向くと、しらんぷり。なんだ!マジなアタリか!と、竿を立てたところ、グン!と、しなった。
 しかし、それが3秒で終わった。ハンドルを回すが、テンヤの重みが感じられない。ラインブレイクだ。
 ブレイク部を確認したら、PEとリーダーの結束部だった。FGノットが不完全だったという事実にショック。
 本日の釣りは「テンヤ=想定外」で使うつもりが無かった。つまり、PEが巻かれたスプールは留守番の予定で、トハナ君から「エビも1パック持っていきます」のひと言で、急きょ、出発10分前にセットしたのだった。慣れていればまだしも、焦る気持ちと、子供のあや取りみたいにまだぎこちない手つきで作ったFGノットを、鯛はガッツリ見たのだろうか、せせら笑うように「これは安心だ」と食い付いたらしい。

 このバラシで、背後の人と、船の一番偉い人に、A級戦犯のようにいろいろ言われるのなんの。
 ま、幸丸乗船初の十和田Gには恐ろしい光景に見えたかも知れないので、大人である自分は「このようなイジメとプレッシャーを受けることが常連として認められた勲章なのだ」と優しく話した。

 その後、O笠原君に彼の人生を大きく変えそうなビッグフィッシュが遂にヒットした。白い糸で繋がった恋人を慎重にたぐり寄せるようにアドバイスした。
 上がってきた鯛に手を合わせる。アリガトウ!この一尾で、彼はきっと狂うだろ。あすぱむ真鯛教信者に導くには、ブツをつかませるのが一番。確実に二人の脳みそは洗脳されつつあることが嬉しい、イッヒッヒ。

 とはいえ、肝心の教祖様の釣果が心元無いため、説得力がイマイチ。本日、3度のアタリ有りも、逃げられてテルテル坊主で終了。結果、釣れなかったのは、自分と★#●@君の二人。イイんだもぉ〜ん。
 船中二桁(12枚ほどか?)、6人乗船だと一人平均2枚なんだけど、アッハッハ。

 こんなことで、めげないで、来週また、頑張るぞぉ〜!

 あ、誤解ないように言いますと、私、釣果は二の次として、船上の会話が楽しくて幸丸に乗ってます(過去の釣行記で何度も言ってるので、おわかりかと思いますが・・・)。
 船長や師匠の「何、遠慮してんの、釣ってもイイんだよ」の言葉を掛けられる喜びに浸りつつ、ロッドを握る幸せ・・・これがイイんですよねぇ〜・・・ウウウウウウ、グヤジィ〜〜(笑:本音)。

 帰り際、師匠から鯛のプレゼントが。ウウウウウ、ウレP〜(笑)。


★ return ★