2014年の真鯛釣果
場 所
天 気
潮回り 満 潮 干 潮 開 始 終 了 同乗者 釣 果
10/11
奥内沖
晴れ 中潮 16:40 11:47 5:30 16:00 4 17
 みんなが楽しみにしていた「秋の収穫祭 津軽りンピック」が遂に開催された。ブルーウッズと第二岬丸の2艘仕立てによる終日釣り。この日のために釣り師は仕事を一生懸命していると言っても過言ではない(笑)。

 参加者は仙台からTOME、憲一、タックス、アベ、gajin、サイトー、熊、SIBU、KaSに、地元からレフティーとあすぱむの11名・・・のはずだったが、レフティーさんが急きょ体調不良でキャンセルとなった。

 前月に行なわれたプレ大会を念頭に、BW「TOME、憲一、タックス、アベ、サイトー」、岬丸「熊、SIBU、KaS、gajin、あすぱむ」が乗り込んだ。

 前夜の出船確認では両船長から「昼頃から北風が強くなる予報なので早上がりの可能性もあり得る」と言われていたが、一夜明けて青森マリーナに集合した時点で終日可能なのではないかに変わり、ホッとする。
  気温9.8℃。北西の風3〜5mが冷たい。港を離れ、しばらくすると、前日からのウネリが少し残っていた。タックスさんがこれで船酔いの犠牲者になったらしい。

 岬丸は得意とする茂浦、浅虫、野内ポイントに行きたいところだったが、西寄りの風に弱いため、BWと同じ奥内方面へ向かった。

 今回は豪華賞品(中身は内緒)が以下のように準備されていた。計測は公正な立場の船長が行なう。
大物賞(71センチ以上で、複数出た場合には最大サイズを釣った人)
準優勝賞(71センチ未満で最大サイズを釣った人)
第三位(71センチ未満で準優勝に次ぐサイズを釣った人)
乱獲賞(40センチ以上を数多く釣った人)
激励賞(激励しないと立ち直れない人)
真鯛釣りG1ダービー賞(最大サイズと2番目を釣りそうな人を連勝複式で予想し、的中させた人)

 開始早々、SIBUさんにヒット。認定される40センチジャストだった。プレ大会から絶好釣!
  続いて、gajinさん、熊さんにもヒットが続き、我々の前方に係留しているBWに良く聞こえるよう大歓声を上げて焦りを誘う作戦を仕掛けてみた。が、向こうも同じ作戦で返してきて(?)、動揺が広がった。でかいの出たか?むむむ、いかん、いかん、騙されては(笑)。
  船首に陣取った自分とKaSさんにもヒットはするが、40センチにちょっと足りない。

 船長同士が電話で釣果のやり取りしているのを聞くと、順調に釣れているのはどうやら我が船のようだ。ただ、BWはデカばらしが何度かあったらしく、気を抜けない状況だった。そうか、先程の歓声はバラした声だったのか。ふ〜、良かった。

 (下に続く)


フォトギャラリー
快晴の中、大会は始まった BWは近かった。時々、歓声も
SIBUさんがファーストヒット 56.5センチ釣って、滑り出し好調
熊さん、スランプ脱出 55センチのワラサも出た
あすぱむ自作てんやも活躍 gajinさん、満足の一日

 普通、クーラーは氷で埋まってるのに、今回は魚が良く見える大収穫だった
 TOMEさんが残り30分で逆転の61センチを釣っていたとは・・・

gajinさんのクーラー SIBUさんのクーラー

 (上から続く)

 折り返しの正午、BWのTOME大会長と真鯛釣りG1ダービーの途中経過を確認した。出走表と予想状況は左記の通り。黄色部分が岬丸の乗船者。
 56.5センチのSIBUソクラテスと55センチのキャリーあしゅぱみゅの「5−1」と「1−5」が該当し、熊さんとKaSさんがニンマリしていた。
 ところが、第4コーナーから直線に入ったところで(残り30分)プリティートメ米クラブ(TOME大会長)が61センチを釣る逆転劇で夢は打ち砕かれた。
  G1の最終結果は「10−5」、的中者ナシ。
  プレ大会も土壇場での逆転があったことから、今後は最後の30分が気を抜けなくなりそうだ。

 そういえば、熊さんにデカがヒットしていた。走る、走る。若干、ゆるめのドラグ設定にしていたリールと熊さんが悲鳴を上げていた。ところが、船尾に行ったかと思えば、自分の居る船首にもラインが走るため、怪しい動きをする。ぬぬぬ?もしかしてサメ?んんん?・・・まもなくして顔を出したのはワラサだった。熊さん、腕をさすって息も絶え絶えに「疲れたぁ〜」。最終的に本命は9枚の釣果(40前後が3枚)。2戦連続ボウズの呪いを自らの手で解いた。

 かつて金ブラーでクーラー満杯の爆釣経験を持つKaSさんは、しばらく釣りから遠ざかっている間にテンヤが一世風靡していることへ戸惑っていた。ブラーとテンヤの両方を使ってみるが、なかなか40オーバーに恵まれなかった。とはいえ、そのブランクを埋める(?)7枚の釣果に少しはホッとしたか?

 gajinさんは自作のテンヤで数枚釣り、上機嫌だった。44センチを筆頭に12枚はお見事(半分は40センチ前後)。ラスト30分では、いつもなら、もう一枚釣るぞ!と必死になるのに、竿をスタンドに立てて見物する始末。十分、満足どころか、仙台に戻ってからの過酷な捌きが頭を駆け巡っていたようだ。後日「釣るなら5枚くらいで良かった」と、贅沢な嘆きメールが届いた。

 SIBUさん。今回も良く釣った。全11枚中、40センチ以上を7枚釣り上げ、堂々の乱獲賞と、第三位56.5センチのダブル受賞。

 自分は回数多く船に乗っていることが有利に働き、17枚(40以上、5枚)。将来、もっと大きくなって戻ってくることを「指切りげんまん約束」させた小鯛を2枚リリース。自作テンヤもたくさん魂入れとなって、今後の増産に勢いがつきそうだ。改良点も若干ありだけど。
  釣れた魚は、ぜぇ〜んぶ、皆さんへのお土産となり、gajinさんとは対照的にカミサンは喜んでいた。

 船中56枚。うち乱獲賞対象となる40センチ以上が13枚。過去の大会とは比較にならない最高の釣果となり、 午後4時、終了のホイッスルにも素直に従った。いつもであれば「ん〜〜〜。クソー」の一声が出るところだが・・・今回は疲れ果てていた。

 夜の大宴会は某社が運営する浅虫温泉の高級宿「浅虫ロイ●ルヒルト●浅虫寮」に移動して、おいしい料理とお酒に囲まれながら表彰式が行なわれた。該当者無しでキャリーオーバーとなった大物賞以外は、各受賞者に賞品が手渡され、笑顔と笑い声の絶えない2時間があっという間に過ぎた。二次会は「KaS・あすぱむ部屋」で行なわれたが、睡魔に襲われた撤退者が一人二人と続出し、午後10時頃には散会となった。

 これらの模様はTOMEさんのHPタックスさんのHPでも紹介されています。そちらはBWの状況が良くわかります。ご覧になってみて下さい。

 帰仙後、鯛は昆布巻き、鯛茶漬け、刺身、真鯛鍋、カルパッチョetcになって皆さんのお腹をたっぷり満たしたとの報告を受け、幹事冥利に尽きる大会となった。

 ※サイズや枚数は正確なはずですが、今回は非常に忙しかったため、少し怪しさも有り・・・かな?


 膳を囲んで宴会の始まり、始まりぃ〜。画面左上にボケた部分がありますが、レンズに海の水滴が付いていたためのもので、決して写された人を意図的にぼかしたものではありませんので悪しからず(笑)
ビールの銘柄も今日はワンランクアップ 大物賞には届かなかったが準優勝のTOMEさん
乱獲賞のSIBUさん
第三位のSIBUさん

 激励賞は推薦された3氏が、大バラシや、いまいち納得いかないエピソードを話してもらって決定する予定だったが、それぞれ甲乙付けがたかった。左からアベさん、KaSさん、憲一さん

 後腐れないようにジャンケン大会に変更。一回戦で憲一さんが敗退し、二回戦でアベさんを退けたKaSさんが栄えある激励賞を受賞した

 ダービー賞該当者無しのため、急きょ、ゲームで決めることになった。囲碁の石を茶がら入れの蓋めがけて投げ入れて、最も近かった人が獲得するというもの
 石がクルクル転がって、ほとんどが大きくハズす中、タックスさんだけがニアピンして受賞した

 翌日の朝も快晴で、今日も釣りしたかったなぁ〜と空を仰ぐタックスさん。
  熊さんが地べたに顔を付けんばかりに超ローアングルで撮影を試みたので、一同「へぇ〜、面白いねぇ〜。そんなに低くてみんな写るの?」に「大丈夫、大丈夫」。自宅に戻ってパソコンで確認してみると・・・ヘッヘッヘ、左の人が外れてるぞぉ〜(笑)。被害者はサイトーさんでした


★ return ★