2014年の真鯛釣果
場 所
天 気
潮回り 満 潮 干 潮 開 始 終 了 同乗者 釣 果
11/20
茂浦沖
晴れ 中潮 13:40 7:46 6:30 15:00 5 2

 前日は鯛多ニック、そして今日はブルーウッズ。そう、良く言う、連チャン釣行ってヤツ。
 昨日の仲間から「一人だけ釣りに出るなんてズルイ、呪ってやる〜」と、ありがたい言葉をいただき、勇んで海に出た。
 朝から青空が広がる良い天気だ。そうか、時化コンビが居ないと、こうも穏やかになるんだなぁ〜と納得しながら、茂浦モンスターポイントに向かった。

 6時45分、この日の最低気温マイナス0.1℃を記録。もちろん、今季釣行の最低気温である。しかし、今日は前日の教訓を活かすべく、ヒートテックを身にまとい、カイロも足下やポケットに貼り付けて対処したので万全だった。海上は多少、風があったが、背中に背負う形で吹き、気にならない。平常心でテンヤを50mの底に落とした。

 釣り座は船首右舷。
 干潮の潮止まりで船尾の方にヒット。まもなく右舷中央の方にもヒット。自分にもアタリが多く出るため、いかにも釣れそうな雰囲気である。

 8時20分、20mほどキャストして、テンヤが底に着いたのを確認後、小さなシャクリで戻してきた時にコツコツとアタった。食い気が強いらしく執拗に追ってくるので、タイミングを見計らってアワセを入れた。す・・る・・と〜〜〜エッヘッヘ・・・来たぁ〜、ゴワァ〜ン!しあわせ〜。

 頑張れ〜!鯛! おっほっほ、余裕あるねぇ〜。ひゃぁ〜、引く、引く。ブラボー!

 ネットイン。69センチ、ゲット。
 早速、写メ撮って師匠、及び、多方面に刺激メールを送信した、イヒヒ。このコマセは効き目が早い。すぐに師匠から電話が掛かってきた。しかし出るわけにいかない。アタリがまた出ているのだから・・・。無視すると、また電話。ストーカー電話作戦だな?

 センシュ船長から「あすぱむさん、私にメールが来ました。次また釣ったら、タモ入れしないで自分でやらせるように、と」「誰?」「☆※◇さんからです」「なるほど、フッ」

 電話に出ないので、シビレを切らした師匠から今度は「底の鯛、食い逃げしろ かかったら針先 折れ!だめならライン切れ(原文のまま掲載)」とメール。
 また某氏からは「10分おきに呪いメールを送ってやるぅ〜」あるいはまた某氏から「次回釣行時は、同乗を拒否します。ゴムボートで引っ張ってやるから、あすぱむさんだけそこで釣って」などと、ココでは、とても書けない内容の妨害や脅迫メールが山のように届いた。

 そんな11時、二枚目がヒット。ウワァオ〜、さっきより重いわ。これを釣れば、妨害工作は更に激化するなと嬉しい悲鳴を上げながら、引きを堪能した。残り10mほどで一気に重くなり、右腕の上腕二頭筋が痙攣しそうである。タモが入り、ゼーゼーハーハー。

 「関取、今日の一番はいかがでしたか?」「ちょっちゅねぇ〜、横綱は重かったッス」「あすぱむ関、今年最高の73センチだそうですよ」「ちょっちゅねぇ〜、嬉しいッス、ごっつぁんッス」

 なんで、相撲のインタビュー形式になるのか?ちょっちゅねぇ〜、そりゃ、今、大相撲九州場所の最中だからねぇ〜。

 ブルーウッズのブログで「ハンパ無い引きで船中皆が…90だ!!」と書かれたもんだから、早とちりして「90、釣るとは凄い!師匠。釣り方、教えて〜」と急に腰が低くなる某氏も出た、ワハハ。

 (下に続く)


フォトギャラリー
気温1.1℃の中、出港 防寒対策万全

むつ湾の日の出は、山から上がる。山並みが女性の体にも見えなくもない

鯛でぇ〜す うとうでぇ〜す
一枚目69センチ 二枚目と格闘中 二枚目の魚は73
船中、二桁達成。釣れた魚は皆、大きかった

 (上から続く)

 二枚目釣って、三枚目に欲が出てきた。しかし、正午過ぎた頃から、波と風が強まり、かなり体を振られる状況に。遠方から発信された呪いが効き始めたらしい。恐ろしいパワーだぁ。

 午後1時、船を着けた浮き玉と、約50m先で11時方向に浮かぶ玉を繋ぐロープ際にキャストして、底を狙っていたところ、ついに三枚目がヒットした。こんな危ない釣りが出来るのも、高い市販品に比べて、安く作れる自作テンヤの強みである。
 ドラグの出方は、本日サイコー。かなりデカイ。2時間前の上腕二頭筋の疲労が回復しないまま、ひたすら耐えたのだが、ココでアクシデントが発生した。ハンドルを巻くが、PEのマーカーが移動しない。なのに、竿先はゴンゴンと煽られて抵抗している手応えは感じる。

 船長「あっれぇ〜?ノシに巻かれたかな?魚、左に走ってるからなぁ〜」「マジかよぉ〜、ク◎ー」「だって、巻いても上がってこないでしょ」「うむ、確かに」

 ノシから出るのを期待してラインを緩めてみたが、解決しない。船長が他の皆さんに「すんません、仕掛けを一旦上げて貰えませんか?」とお願いし、船を動かしてくれた。運が良ければ、またいだノシから出せるかもと試してくれたが、結果は出なかった。やっぱ、二枚目の自分に、三枚目は無縁だったということなんだ、と自分に言い聞かせて、ラインカットした。

 それと同時に呪いのパワーを感じた。トホホ、イイ事は、そんなに何回も続かない。

 船長の提案(満潮の潮止まりの13:30前後に期待が持てそうだ、との判断)で、15時までの延長戦が決定。お二方に良型真鯛がヒットし、読み通りの釣果が出た。

 今季残り、あと一戦。〆もブルーウッズでの釣りになる。
 結果出して、年越しをしたい!やったるでぇ〜!

 ※釣りの最中、ピィーピィーと賑やかな鳴き声が聞こえていた。海上に浮かび、移動する鳥の集団を発見。オレンジ色が目立つ鳥で、船長は「うとう(善知鳥)だと思うんだけどなぁ〜」と言う。帰宅後、調べてみると、間違いなく「善知鳥」だった。青森には善知鳥神社という市民に広く親しまれる神社があり、なじみはあるものの、ホンモノを見ることが無かった。今回初めて、善知鳥を知り、ちょっち感激したところである。


★ return ★