2015年の真鯛釣果
場 所
天 気
潮回り 満 潮 干 潮 開 始 終 了 同乗者 釣 果

6/20

平舘沖
晴れ 中潮 4:56 11:31 4:30 16:30 5 2.5

 恒例となった伊達藩メンバーらとの一日、二艘仕立て釣り(ブルーウッズと辰美丸)。今回は昨年も参加してくれたO笠原君が奥様を伴っての参加、総勢12名で行なわれた。

 前月の企画が荒天で中止になり、約一ヶ月「待て」をされたメンバーの鼻息は荒かったが、三日前からヤマセが吹き荒れ、出船中止が続く状況にヤキモキする。
 ギリギリ、風が収まる予報を神にもすがる思いで信じた結果、出船オッケーが出て、人の活性はピークに達した。

 自分は挨拶代わりに辰美丸へ乗船してみた。メンバーはSIBU、KaS、杜の熊、自分、O笠原夫妻。

 底の反応が濃いとの情報により、今日は遊動式カブラをメインに攻めるつもりだった。底60mから上10mを丹念に探るが、なんの合図も返ってこない。サービスでイソメも付けてみるが、なんの魚も針掛かりしないため、船上はシーンと静まり返る。

 開始から6時間経過した午前10時頃、船尾右舷のKaSさんの竿がしなった。カナガシラだった。相手はお前じゃないと優しくリリースするが、プカプカ浮いたまま付近を彷徨う。「せっかく命を助けたのにカモメに食われるぞ」と脅すと、立ち泳ぎ状態のまんま、潜る気配なく流されていった。

 午前10時半。再びKaSさんにヒット。今度はホンモノだ。カナガシラが恩返しに鯛をプレゼントしたか? 刺激的なドラグ音を響かせたあと、海面から白い魚体が現れる。良型じゃぁ〜ないかぁ〜!長かった。仕掛けは・・・おやまぁ〜、もはや使っている人は居ないんじゃないかと思われる金ブラー(棒状の28g)。「金ブラーのKaS」の本領発揮だ。

 それから10分後、自分にヒット。リグはカブラからメタルジグに変わっていた。
 船長から「30mに反応有り」と何度も聞かされていたので、底を諦めてジグを飛ばす中層狙いに変えていた。船長に「20gぐらいの軽いジグを飛ばしてゆっくり落とせば獲れるはず」とアドバイス受け、本日、持ってきた中で一番軽い「真鯛スナイパー21g・レッドゴールド」を選択。2時の方向に40mほどキャストし、糸ふけを取って、ラインを張っていた時、ココッ!と前アタリが出た。来た、来た。ハンドルをゆっくり巻くと、盛んに追いかけてきてはコココッ!と来る。竿先がクイッと入るのを待って竿を立てた。ゴン!乗ったぁ〜。

 (下に続く)


フォトギャラリー
3日続いたヤマセも止み、お天気は釣り日和になった
船尾にKaSさん、SIBUさん 左舷中央に杜の熊さん
10時半、KaSさんにやっと鯛アタリがきた 仕留めたのは金ブラー28g

良型ゲット、おめでとう!
あすぱむ釣果
海自大湊の護衛艦が仏ヶ浦前を悠々と航行
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中層30mにはずっと反応が出ていた ブルーウッズも大苦戦
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二枚目は手応え十分。上層でヒットし、グイグイ走った
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64センチは今季自己ベスト

 (上から続く)

 このヒットパターンに自信を持ったので、このあとはジグを他メーカーのモノに変えてみたが、アタリがパタンと来なくなった。午後1時、再び、真鯛スナイパーを復活させて飛ばすと、なんと一投目で、着水後、すぐにコココッ!と来た。
 あっれっれ〜、これ、人気高いジャン。合わせるとガチッとハマった。なかなかのパワーでナナマルも有りかぁ?と期待したが、甘かった。64センチは今季最大。最終的にこのジグだけで3枚のヒットをしたがメーカー名がわからない。3月に盛岡へ行って、釣り具屋巡りをした際、安売りのカゴの中で見つけた代物。平舘でまさか軽いジグを使うとは思ってなくて、全く期待していなかっただけに驚いた。

 残り1時間、急に食いが立ち始めた。
 午後3時50分、SIBUさんがヒット。でも何か変。
 「何だろ、この魚?」から始まり、時々、ドラグがジッと出るため「鯛っぽいけど他の魚かも?」と話すと、その言葉に反応するようにジジジッ!と徐々にパワーが増した。残りのラインが短くなるにつれてドラグを強引に出すようになり「この魚、ヒット後、急成長してるなぁ。1ドラグ毎に10センチ増えてるんじゃない?」と笑いが出た。
 お、見えた、見えた。こりゃ、いいサイズだ。 このあと、更に一枚追加で、めでたしめでたし。

 船首のO笠原夫妻、頑張ったが、ヒラメやカレイは釣ったが鯛に巡り会えない。奥様は朝からずっとカブラを操作してみたが、アタリに恵まれず、さすがに疲れが見えていた。鯛を釣ろうとするチャレンジ精神に応えたかった。少し心の余裕が出来た自分は「もし3枚目がヒットしたらロッドをバトンタッチしよう」ときめていた。
 ところが、なかなか3枚目が来ない。もう時間切れかと思われた午後4時半過ぎ、中層でヒット。すぐ彼女に渡し、旦那様が鯛に狂う理由を体験して貰った。ただ意外にも冷静なやり取りに、ちょっと拍子抜けする。バラすことなく、無事にネットイン。この鯛がO笠原夫人を目覚めさせることを祈りたい。

 熊さんにとってノーバイトでの終了はさぞ悔しかったはず。次回こそ、満面笑みの写真を撮らせて欲しい。

 帰港後は伊達グループらと、おだいばオートビレッジのコテージに移動して宴会を行なった。前夜からほとんど寝ていないので、もう体力は残っていないにも関わらず、9時頃まで賑わった。ビール、焼酎、日本酒、ワインがごちゃまぜになり、後半の記憶はかなり怪しいが、KaS、TOME、SIBU(途中から復活)さんらとは11時頃?まで酒を酌み交わし、長い一日にようやくピリオドが打たれた。

 次回は9月19日。場所を青森市に移して、行なわれる。


あすぱむ釣果 あすぱむ釣果
SIBUさん、終了1時間前で2枚を立て続けにゲット
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盛岡で買った「真鯛スナイパー」 O笠原君、またヒラメ(笑)?
あすぱむ釣果 あすぱむ釣果
O笠原夫人に鯛の引きを味わって欲しかった

あすぱむ釣果


宴会スナップ
あすぱむ釣果 あすぱむ釣果
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あすぱむ釣果
ハイ、チーズ!
あすぱむ釣果

終わったと油断させてリモコンでもう一枚、カシャッ!


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