2015年の真鯛釣果
場 所
天 気
潮回り 満 潮 干 潮 開 始 終 了 同乗者 釣 果

10/05

源氏ケ浦
曇り 小潮 8:29 14:20 5:30 11:30 7 0

 今季も、はや10月。手元の温度計は13度。小雨が降り、風の冷たさを感じたので、襟を立て、手には軍手を履いた。トハナ君の仕立て船。船首にトハナ訓練生、船尾には狩野門下生が陣取った。

 午前6時、ヒデキが早々と「ヒデキ・ピンクSP(9g)」で結果を出す。自分のすぐ右隣に陣取った彼は、巧みに操り、あるいは意図的にか?目の前をプカプカ泳がせて、じっくり見せといてネットイン。「オォ〜!いいサイズじゃん」と思わず言ってしまった。
 針から外されて、船上に転がった鯛は大暴れして、自分の足下で激しくバタバタと騒いだので、トドメの蹴りを一発入れようとしたが、外した。ヒデキは「なんてことを・・・」ってな顔して、足でガードした。75センチは彼の今季ベスト。この後、神経締めしたが、ほとんど血が出なかった。まだまだ修行が足りない。かくいう自分はどうか?白状しよう「神経締め、できましぇん」。

 午前7時、イシロさんがヒット。イシロさんの鯛も元気良かったが、さすがに蹴りを入れる勇気が無いので祝福の言葉をかけた。「お〜め〜で〜とぉ〜ごザいマ〜す」
 76センチ。2mも離れていない二人にデカ真鯛を見せられ、心拍数は200を越えた(正常人は70弱)。

 午前8時、ヒデキがまたヒット。そしてまた目の前をプカプカ泳がせてネットイン。
 ううう、策略的だ。今度は蹴られないよう、避難させた。推定70センチオーバー。「ヒデキ・ピンクSP」釣れるなぁ。昨秋、彼から貰ったモノにチェンジして80を狙ったが、ヒデキ曰く「ソレと、コレとは塗装が違って、発光の仕方がちょっと違うんすよ」。
 ぬわぁ〜にぃ〜? 謀ったなぁ〜、おぬし!
 気を撮り直して彼の「良く釣れるエビ」をせがんだ。「それ、ちょ〜だい?」「どぉ〜ぞ」
 うむ、いい人だぁ〜。

 午前8時15分、狩野センセーがヒット。「イヒヒ、釣れたよ、鯛。ちっさくても鯛は鯛だからねぇ〜。いるよ、鯛。釣らないの?何しにきたの?早く釣れば?眠いの?」と、ニヤけながらポーズをとりやがる。それを撮る自分が悔しいが、一応、師匠なのでシャッターを切ってみた。フン、鯛の写真はカット!

 午前10時、本日の幹事、トハナ君がヒット。何やら騒がしい。胴体が食われて、頭が残るサバをくわえた鯛が釣れたらしい。初めて見る光景に騒然となっていた。

 午前10時20分、トハナ組の訓練生オリさんがヒット。人生初の真鯛だそうで動画を撮ってみた。短いけど、イイ記念になりそうなので、ご覧下さい。

 午前10時50分、朝、来る途中、タヌキをひき殺したヒデキが三度目のヒット。ドラグが緩そうに感じたが、いじくってないらしいので、モンスターに間違いない。いくらハンドルを巻いても引き寄せられないもどかしさで「どれ!貸してみぃ〜!」と言いたかったが、見守る事にした。
 その結果はアップした動画をどぉ〜ぞ。

 最後に。
 帰港し、車に戻ったヒデキが悲鳴を上げた。
 「あ”〜〜〜〜、フロントバンパーがぁ〜〜、くそぉ〜〜」
 何事か?・・・・フムフム、なるほど、鯛の怨霊ならぬ、タヌキの怨霊でバンパーがヒビ割れしていた。シャッターを切りたかったが、ココは被害者の心情を察して撮影するのをヤメた。

 そういえば、自分も、けさ、道路の左側ガードレール際に野ウサギらしき動物を発見し、ハッとした。
 釣りをしていると移動中に野生動物と遭遇するのは良くあること。 むつ市脇野沢付近でニホンカモシカやテン、サル、外ケ浜町三厩付近でニホンザルの群れ、鯵ヶ沢町でキツネに遭ったことがある。幸いにしてクマには未遭遇。たかがタヌキで車が壊れる怖さを知り、注意深く運転するよう心掛けたい。
 余談だが、ヒデキは最近、御難続きである。サンマの刺身(市場価格100円)を食べて、アニサキスに痛い目に遭っている(内視鏡手術、ウン万円の被害)。出費がかさんだ彼、バンパーを修理するのかな(笑)?

 ボウズのオレ。次に釣れば、いっかぁ〜。鯛釣りって、こんなもんヨ。


フォトギャラリー
気温13度は少しサブイ。自分の釣りは超サブかった。これも試練じゃ
熱いヒデキ。鯛は釣るし、バラすし、フグとカレイも、タヌキは轢くし・・・
ヒデキ、暴れる鯛を足で抑える イシロさん、やるなぁ〜
イシロさん、本日最大の76センチ。これ見たビック師匠は盛んに毒づいていた
空から「クアァ〜、クアァ〜、クアァ〜」。アヒルじゃない!白鳥がやってきたぁ〜
トハナ君「鯖で鯛を釣る」新しい釣法を披露

ヒデキが格闘した怪物の正体は?

ビック師匠、OKサイン
オリさん、人生の初真鯛を釣りました

オリさん・おめでとう

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