2015年の真鯛釣果
釣行日
場 所
天 気
潮回り 満 潮 干 潮 開 始 終 了 同乗者 釣 果

11/17

茂浦沖
晴れ 中潮 6:58 12:37 6:50 14:30 5 4

 ヒデキグループに混じっての釣行。メンバーはヒデキ、親方、山本山、近鉄と、あすぱむ。それに乗り合い予約の方が1名。

 荒れ男の異名を持つヒデキ乗船にも関わらず、“期待”に反して「晴れ」、そして10月中旬並みの気温となり、出船前に荒れ男返上の儀式が行なわれた。これにより、荒れ男は一人に絞られた・・・それは・・・トハナ。前日16日にトハナで予約した釣行が荒天中止、更に19日の鯛将予約も中止。ココまで荒らすと、疑いようが無い。単独の「荒れ男」、おめでとう、トハナ君!パチパチパチ!

 午前5時半、青森マリーナに着くと、13日で平日出船が終わったはずのブルーウッズ船長が居た。
 「?、なんで居るの?」ってんで、事情を聞くと、ナマコ漁が中止になり、緊急募集をかけたところ、4人が集まった、とのこと。火曜日の釣りに急募で4人集まる凄さ。人気あるわ。結局、大型多数含む、船中30枚オーバーの結果を出して、イイ仕事をした。ウッズの模様はココをクリック

 さて、船に乗り込み、出がけに一人予約の方から声を掛けられた。
「あすぱむさんですよね」「はい、そうですが」「釣行記、拝見しています。三津谷と申します(本人から本名掲載の承諾済み)。むつ横浜では琴勝丸でビックさんと時々一緒に乗ってます」「あっらぁ〜、そうでしたか。ウチの師匠がお世話になってます。いつもご迷惑ばかりかけて申し訳ありません。合衆国ホームページの閲覧、どうもありがとうございます」と握手をし、ハグをした・・・ってのは、いくらなんでも無理。嬉しいですね、声掛けして貰うと。

 40分ほど掛けて7時前、ポイントに到着。風弱く、波穏やか。気温も既に10℃を越えている。

 開始早々、船首右舷のヒデキにヒット。HST(ヒデキスペシャルてんやの略)のニューカラー、グリーンで仕留め、かなり上機嫌。「オォ〜、新色で来たよ。やったなぁ。これ、いいや」と、一人賑やかなこと、この上ない。このオフ、グリーンの大量生産が決定。いきなりの65センチにヤル気が出る。

 続いて中央左舷の親方にヒット。前日買ったばかりのロッドに魂が入った。鯛の他にもカナガシラ、イナダ、サバ、フグなどいろんな魚種の魂を入れていた。

 小さいながらも出ていたアタリが無くなった。2枚目を釣ったばかりのヒデキ様から「釣り座を代わってやろぉ〜か?」とありがたい申し出があり、船首に移動してみた。

 すると、不思議とコツコツ来るようになった。
 アワセのタイミングを計って、ジッと待つが、なかなか乗らない。鯛多ニック船長から「待たないでアワセてみればイイ」のアドバイスを貰い、試してみた。コ・コ・ココン・・・シャッ!・・・竿先、突っ込み「乗ったぁ〜!イェ〜イ、ワァオォ〜」・・・と喜んだのもつかの間、針外れでショボン!

 ヒデキからは「ワァ〜ッハッハ、バラしたなぁ〜」とイジられる。クソォ〜。

 続いて、前アタリもなく一気に竿が突っ込んだが、「ワォ!」の「ワ」を発した時点で軽くなり、目ん玉オヤジ(ライトパープル)ごと盗まれた。
 ヒデキから再び「ギャァ〜ッハッハ、またまたバラしたなぁ〜。これで4連続バラシだぞぉ〜」と容赦なく突いてくる。船長「大丈夫、最高で8回ってのがあったから」「うううう」沈黙するしか無かった。
 釣り座交換はワナだったのか(笑)?

 11時10分、船尾右舷の山本山がロッドをしならせた。ドラグが激しく鳴り、デカそうだ。早速、撮影スタップが準備を開始し(たった一人だが)、カメラスタート!

 あとは動画でご確認を。タモ入れ寸前のハプニングは必見。
 残り数mというところで、船べりにラインが擦れて切れてしまった。「アァ〜」の声が出た瞬間、船長が源義経ばりの八艘飛びで船尾に回り、タモで掬おうとした。鯛は体力消耗と、浮き袋に空気が入ったために沈んで逃げることが出来ず、プカプカ浮いていた。近鉄もタモを手に取って頑張るが届かず、ヒデキから「飛び込め!」の指令出たが、言うことを聞かなかった(次回からはウェットスーツとボンベを持ち込むらしい)。

 万事休すか?しかしココで奇跡が起きた。船長がタモのフレームでたぐり寄せて、かろうじて入れることに成功。ノドチンコ丸見えで大笑いした。

(下に続く)



山本さんの80真鯛

山本山のハチマル真鯛。2枚目は置き竿で75cmゲット


フォトギャラリー
ベタ凪の海
11月中旬とは思えない海。時間の経過と共に上着の数が減っていった
ヒデキゲット! 親方ゲット!

ヒデキ、新色テンヤで65cm

おいらせの親方、新ロッドに入魂
Mr.近鉄ゲット 近鉄君と親方
近鉄、お食い初めの鯛ゲット 近鉄と親方、ツーショット
あすぱむの釣果 三津谷さん
やっと釣った1枚が今季最大76cm 三津谷さん、また一緒に釣りしましょ

(上から続く)

 山本山、この後も75センチゲットで本日のMVPに決定。フラッシュテンヤのレッドオレンジ3号が本日のヒットカラーか。

 船首左舷の三津谷さん、サバやフグに苦戦しつつも本命を2枚ゲット。仕掛けを覗き見した時、発見。S.G.ヘッド(DECOY社)にオリジナルで着色したモノだった。「あっれぇ〜〜?それどこかで見た事ありまぁ〜す」に「エヘヘヘ」。

 ボウズは近鉄と自分の二人になった。
 近鉄は、初めてのお子さんがまもなく生後100日を迎え、お食い初め用の鯛を釣らなければならない使命を背負っていた。山本山に釣り座を代わって貰って、チャンスを伺っていたところ、ついにヒット。ボクちゃんのために天然真鯛を自力で獲った近鉄パパの株は一気に上昇した。

 時計は、もう午後1時を過ぎていた。いつ終了の声が出ても不思議ではない、ヤバイ。まだ自分の鯛にはお目にかかってない。山本山のデカ真鯛動画を“不覚にも”撮ってしまった手前、今回の釣行記をお蔵入りするわけにいかない。よっし、んだば、ココは山本山の運にあやかろうと、彼の本日のヒットてんや「フラッシュテンヤ・レッドオレンジ3号」をセットしてみた。

 ♪す・♪る・♪と・・・ワクワク・・・細かいアタリがモソモソ・・・にょほ!・・・アワセたい!でも、もう少し待ちたい・・・アタリが次第に大きくなり・・・ココだ!行け!
 グィ〜〜ン!ワォ!乗った! 鬼アワセを4回入れ、執念のフッキング。じぇったいに逃がさんゾォ〜。出る、出る、ドラグ。上がってきたのは今季最大の76センチ。

 どぉ〜〜だぁ〜〜〜、わぁ〜りゃぁ〜、獲ったドォ〜〜(力、入り過ぎか?)。

 不思議なことにこのあと、小型3枚を短い時間で追加して、どうやら竿頭になってしまった。バラシ4が無ければ、三沢や仙台に聞こえるような高笑いが出来たのにと悔やまれた。

 精神的に追い込まれたが、終盤で何とか形作りが出来たので一応満足。一方、釣り座を代わってくれた優しいヒデキは最初に2枚釣ったあとに、度重なるお祭りや外道に遊ばれ、消化不良気味で終了。今回で鯛釣りは終了だと言っていたが、もしかしたら、あと一回ありそうだ、ワッハッハ。

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