2016年の真鯛釣果
釣行日
場 所
天 気
潮回り 満 潮 干 潮 開 始 終 了 同乗者 釣 果

6/19

平舘沖〜竜飛
曇り 大潮 15:21 9:02 4:30 13:30 4 0

 18日(土)、楽しみにしていた源氏ケ浦のウォーターランド杯釣り大会が強い西風のため、早々と中止になり、せっかくの休みなのに家でブラブラすることになった。

 そんなところに鎌ちゃんから「明日、日曜日、興青丸に乗りませんか?」のメールが入って、瞬間的にパクついてしまった。もし、自分が真鯛だったら、あっという間の人生だろ〜。

 蟹田漁港から出船して平舘方面まで走るという。よって、午前3時半までに集合することとなった。

 夜が明けて、蟹田漁港。やったぁ〜!一番乗り。釣りも一番といきたいもんだ。
 今日の同乗者は鎌ちゃん親子にO笠原君と彼の釣友M時君、計5人。初対面のM時君と挨拶を交わすと、あすぱむ合衆国に載るように頑張りたいと言う。どっしぇ〜、O笠原君から仕込まれたか?先日、野辺地方面で鯛釣りをして、一人ボーズを経験し、悔しさを晴らすために今日は何としても一枚釣るぞ!と意気込んでいた。わかる、わかる、その気持ち。

 まもなくして鎌ちゃん親子到着。我がHPで何度か紹介したことがあるリョウちゃんが登場。
 「おはよございまぁ〜〜す!」おや?声のトーンが変わって大人へ脱皮しつつある。いつのまにか高校一年生になっていた。今日からは「リョウ君」と呼ぶことにしよう。 彼にも「釣れたら合衆国HPに載りますか?」と言われ、そのためには「真鯛を釣るのが条件」と答えた。だが、それ以前に「あすぱむ合衆国大統領が釣ったら」と言いたかった(笑)。釣れない時の釣行記ほど、壊れたズボンのチャックみたいなものはないからね(その心は「しまらない」)。 リョウ君の「ヨッシャ〜!」には逆にプレッシャーを掛けられてしまった感がする。 まずい、自分で首を絞めてしまったか?

 準備整ってスタート! エンジン全開で平舘を目指した。船団の間を抜けようとした時、某船の船長から「待て、待て、待て〜!」の声が掛かり「もっとスピード落とせ!波が立つだろ〜」とクレームが付いた(笑)。

 ポイント到着。60gのカブラでスタート。底潮が結構、速い。今日は大潮。

 9時頃からヤマセが強まる予報のため、朝一で結果を出したかったが、魚探に反応が出ない。付近の船も慌ただしい様子がないことから、皆、苦戦しているようだ。

 船長の「高野崎に行くか」に一瞬ためらったが、お任せすることに。今年は例年に比べて、雪解けや桜が早かったことから、鯛の平舘関所越えが早いような気がする。つまり、津軽半島北部はもはや鯛が居ないのでは?と考えていた。到着してみると、釣れるのはミズクサ、ソイ、アイナメなど。リョウ君に大きいヒットがあり、おやおや、また話題を持っていかれたかぁ〜!と思ったら、ラインが斜めに走っている。
 オォ〜、残念ながら、こりゃ、青物だ。どれどれ・・・あれま、ダブルヒットじゃん。イナダの夫婦をゲット。ネタをしっかり作ってくれるのは助かる。全くアタリが無いのは寂しいので、イメージトレーニングには良かったが、やはり「赤い」のが釣りたい。
 と、そこへ、出たぁ〜!赤いのが。 赤は赤でもカナガシラ、カサゴだった。

 高野崎を見限って、袰月へ、そして三厩沖、三厩中学校前沖、徐々に帯島が間近になって、ついに竜飛崎まで来てしまった。この辺で釣りをするのは、はるか昔のような気がする。良い思い出があまり無かったのでテンションが上がらないまま、根掛かりしないよう気を付けていたら、船長「戻るべし」にホッとした。

(下に続く)


フォトギャラリー
リョウ君ダブル お父さん、ソイをゲット

リョウ君、ジグでイナダをWヒット

鎌ちゃん、ソイ。一瞬、鯛かと・・・
カレイゲット オコゼゲット
M時君、苦笑しつつポーズ O笠原君、赤は赤でもカサゴは残念

釣りバカコンビ(笑)
出船時のショット。これから始まるって時の顔が一番イイ(笑)

リョウ君アブラメゲット
リョウ君、でかいアイナメ釣りました
竜飛到着
ついにココまで来てしまった竜飛崎。久しぶり
海水の洗礼
帰りは飛沫の洗礼

(上から続く)

 三厩宇鉄まで戻り、糸を垂らすが、やはりダメ。この後、今別まで戻ってきた時、ヤマセが強くなってきたとのことで「終了!」が宣言された。ただ、白波は見えないし、スマホで海況を調べてもむつ湾東方面の風はまだ穏やかなことから、出来そうな気がするのだが・・・。船を止めてみると実に穏やかで、もう一度粘ることになった。

 一旦、片付けたタックルに急いでラインをセットし直してリスタート。

 平舘の黄色ブイ付近にポイントを取り、少し期待したのだが、時既に遅し。なんのアタリもないまま、13時半終了。蟹田漁港までは海水の飛沫をたっぷり浴び、体も道具もびしょ濡れで帰港。

 当然、他船の情報が気になるので調べてみた。ウッズも鯛多ニックも皆、決して多くはないが平舘で釣果を出していた。やっぱり、ココは平舘で粘り強く攻めるべきだっだ。

 でもまぁ〜、仕方ない。海に出られただけでも良しとする。これでボーズ5連敗。春先の成績が良くないのは自覚しているが、一枚の価値をこれほど強く感じるのは久しぶりである。

 鯛って釣るの難しいんだね。


★ return ★