2016年の真鯛釣果
釣行日
場 所
天 気
潮回り 満 潮 干 潮 開 始 終 了 同乗者 釣 果

7/12

湾内
晴れ 小潮 8:17 14:42 4:30 17:00 9 1

 伊達グループとの一日仕立て。テンヤ釣りがしたいとの要望に応える形で青森マリーナ発、湾内での釣行を計画した。いつもと少し違うのは、今月は幹事である自分に都合が付かなかったため、土日の釣りではなく、禁断の平日釣行ということ。にも関わらず、現役&半現役の人が4人も集まってしまった。この集人効果が鯛にも当てはまればイイのだが・・・。

 平舘を拠点にしている船がまだ多く、青森マリーナは閑散としていた。今回のチャーター船、海佐知丸には伊達メンバーにYohei君が4年ぶりに加わり、青森からは釣友トハナ君と種タケさんが混じる総勢10名が乗り込んだ。

 釣り座を割り箸抽選方式で決め、午前4時、気持ちよい快晴の中、出港した。
 左舷の船首から種タケ、トハナ、自分、タックス、TOME。
 同じく右舷船首からSIBU、Yohei、憲一、杜の熊、gajinという配置。

 移動する船上で、さぁ〜!今日も皆の最高の笑顔を撮ろうとポケットに手を差し込むと、無い、カメラが。あぁ〜、やっちまった、支度に気を取られてバタバタしたせいで、車の助手席に忘れてきてしまった。前夜、フル充電して準備万端だったのに。しゃぁ〜ない、スマホで撮るしかないと思ったら、杜の熊さんからカメラの提供を受けた。よって、今回の写真はすべて熊さんカメラで撮ったモノである。
 写真撮影の件は解決したものの、実は別な不安があった。忘れたデジカメはクリアケースに入っており、パンパンに張った小銭入れと薄っぺらな札入れも一緒に入っていた。丸見えの状態で助手席に置かれているのを想像すると、車上荒らしに遭わないだろうかと心配だった。財布はくれてやるが、窓ガラスをぶち壊されたり、ロッドホルダーを盗まれては困る。だが、釣りを始めたら、すっかり忘れてしまい、結局は何事もなく無事だった。ホッ。
 かつて、運転席の窓ガラスを全開にしたまま船に乗ってしまったことがあった。全開放置したことすら記憶に無くて、釣りから戻って開いてることに気付いてドッキリしたのが二回ほど。いけませんねぇ〜、皆さん、釣りをする時は冷静になりましょう。

 さて、マリーナを出ると、海佐知丸は東へ走り、約20分で浅虫沖ポイントに到着。さっそくコツコツとアタリが出る。ヒットはするが鯛の引きにはほど遠く、上がってくるのはカナガシラ、フグ、サメetc。アタリ取りの練習になったが、満潮の潮止まりになってからはアタリすら出なくなったので、大きく湾内西側の後潟方面へ移動してみた。しかし、他船も見当たらず、何となく心細い中で仕掛けを落としてみると、案の定、静まり返った状態が続いた。

 数日前、平舘は爆釣ラッシュで賑わい、船長からは「平舘でも、湾内でもどっちでもイイよ」と言われていた中で湾内を選んだだけに、頭の中は「平舘にすれば良かったか?」と後悔の一文もチラついた。
 そんな中「平舘に行くか?」と、冗談とも本気ともつかぬ提案が船長から出された。しかぁ〜し、皆のタックルボックスにジグやカブラは入っていなかった。湾内で頑張ろう〜。やるっきゃない。

 再び、浅虫ポイントに戻る。正午、午前便であれば船中全員ボウズってとこだが、左舷一番後ろのTOMEさんのロッドが長い7時間という沈黙を破って、ついにしなった。本日の第一号真鯛は拍手と歓声と嫉妬でもって出迎えられた。

 続いてヒットしたのはTOMEさんとは反対、対角線上に釣り座を構えたSIBUさん。娘婿Yohei君の前で竿を曲げるのは、義父の面目躍如という気分に違いない。時合い到来か!皆、釣ろうぜぇ〜〜。

 だが不思議なことに、この後、TOME→SIBU→TOME→SIBUと釣果が出て、対角線ヒットの法則でもあるのか?と嘆きの声が出るほど二人だけにしか釣れなかった。TOMEさん最大71cm含む4枚、SIBUさん良型ばかり3枚の釣果は素晴らしい。次回もまた釣り座を抽選するつもりだが、TOME座、SIBU座の人気は異常な高さになりそうだ。

(下に続く)


フォトギャラリー
快晴

雨男、荒れ男が数名いたが、汚名返上となる、とても良い天気になった

さぁ〜釣るぞ! さぁ〜釣るぞ!
船首左舷側は地元青森トリオ 船首右舷側のSIBU、Yohei親子
さぁ〜釣るぞ! 船首から
船尾には伊達の四天王 10名も乗ると賑やかで楽しい
TOMEさんヒット TOMEさんの真鯛
船尾左舷のTOMEさん、良く釣るねぇ これ、本日最大の71cm
SIBUさんヒット SIBUさんの真鯛
船首右舷のSIBUさんも負けじと 自然と笑顔が出るのが釣りの良いところ
マコガレイ、ヒット タックスさんの真鯛
タックスさん、良型マコガレイのあとで→ 本命を釣ってご満悦。さすがテンヤ名人ですな
船首で粘るYohei君 苦戦したトハナ君
Yohei君、あのバラシが無ければなぁ〜 トハちゃん、どぉ〜したの?
種タケさんナイスポーズ 種タケさん、本命ゲット
種タケさん、それエビでしょ、エビ そうそう、こうならなくっちゃ
熊さんヒット 熊さんの真鯛
杜の熊さん、罪作りな憲一ポイントでゲット(笑) 終盤で二枚釣るんだから立派です
あすぱむヒット中 あすぱむの真鯛
ヒット中にこの余裕。やるじゃないか! この一枚、どんだけ嬉しいもんか
ケンイチさん苦戦 gajinさん お疲れ様でした
憲一さんがボウズとは信じられん gajinさん、相棒のアベさんが居なくて寂しいのかな

(上から続く)

 左舷一番前の種タケさんにヒット・・・し・た・が・・・バラす。
 獲っていれば対角線法則に一石を投じることになったかも知れないのにぃ〜と非難轟々の声を浴びる羽目になってしまった。バラシはこの後も数回続き、ショック状態のピークに達した時、上でご紹介の「エビ釣りました!」の写真になった。バラシの練習が稔って最後はホンモノの鯛と一緒の写真となった。

 天国モードのTOME and SIBU(新しいお笑いコンビではない)に対して、他8人は地獄とハッキリ分かれていたが、徐々に脱獄者が出始めた。タックスさんが良型のマコガレイを釣ったあと、置き竿釣法で真鯛をゲット。置き竿ってのが引っ掛かるが、脱獄第3号、おめでと〜。

 午後3時頃?(もう何時間も釣りをしていると、今何時なのかわからなくなってます)「人が釣ったら、仕掛け見よ!」の諺に従い、SIBUさんのフラッシュテンヤ ・レッドオレンジに変えてロングキャストしてみた。着底後、3回シャクって、それが落ちた瞬間、コツコツっ!ときた。通常は少し我慢するのだが、この時は即アワセを入れてみると、ガッツリ、大ヒットしたではないか。やっぱAngler's Republicのルーファスは、すんばらすぃ〜〜い。裏切らない!脱獄第4号達成。

 テンヤがやや左方向に流され、左舷側に有利な潮。船底に仕掛けが流れる右舷で苦戦する憲一さんに「釣り座をこっちに変えればどうですか?」と誘いをかけた。釣りたい一心で誘いに応じた憲一さん。こっちは日差しを真正面から受けて暑いが「こりゃぁ〜、いいや、釣りやすくて」と喜びの声が出た。あとはアタリを待つばかりだったのだが、憲一さんを地獄の・・・更にどん底に落とす出来事が起きた。

 それまで憲一さんが居た釣り座に移った杜の熊さんがヒット。(憲一さんには悪いが)笑いのネタにはもってこいのヒット、まさにそれが起きた。しかも、二枚釣るんだから、杜の熊さんも容赦ない。

 午後5時、ゲームセット。地獄から抜け出せなかった人が4名出てしまった。

 Yohei君、朝からフグを連発するなど一番アタリがあって忙しい釣りをしていた彼。アレを獲っていればという悔しい大バラシがあった。タックル一式も今回のために揃えたモノで「獲ったどぉ〜」のポーズを空に向かってやりたかったことだろう。

 gajinさん、憲一さん、トハナ君、いずれも普段から良く釣る人だが今回は釣果に恵まれなかった。

 トハナ君除く3名の苦悩は次回9月の釣行まで続くのは、お気の毒としか言いようがない(※トハナ君は三日後の釣行で2枚ゲットして連敗をストップ。更に四日後には某船の大会で1枚獲って賞品のステラ3000HGを手に入れた。「釣りは天国と地獄だ」を体感する、良い機会になった模様)。

 釣り終了後は「スパリゾート・ハイアット・プリンス・ロイヤル・オークラ浅虫」に移動して、夜8時から大宴会を開催した。話のネタがたくさん有り過ぎて盛り上がった結果、飲み過ぎて、ひっくり返り、手にしたヤキソバを頭に乗せてしまう泥酔者も出るほどだった。氏、よほど楽しかったのだろうと想像するのは難くない。

 前日からほとんど寝ていない仙台の皆さんには、ゆっくり温泉に浸かり、心地よい畳に敷いた布団で眠って、長い一日釣りの疲れを取って貰った。翌朝の朝食がまた「美味しい〜」と好評で、感激した幹事の目からは前日飲み過ぎた清酒がこぼれ落ちた。チャン、ちゃん。

 今回の釣行記はタックスさんの「Mr.タックスのればたら倶楽部」とTOMEさんの「Sato's Factory」でもお楽しみいただけます。クリックしてご覧になってみて下さい。


Yohei Gallery
1洋平撮影 2洋平撮影 3洋平撮影
5洋平撮影 5洋平撮影

集合写真
浅虫で一泊して朝食の一コマ。疲れも取れて、皆さん、仙台へお帰りに。
あれれ?私の前に朝ご飯が無いのはどうゆ〜こと?(撮影者、gajinさん)

★ return ★