2016年の真鯛釣果
釣行日
場 所
天 気
潮回り 満 潮 干 潮 開 始 終 了 同乗者 釣 果

8/24

浅虫沖

快晴 中潮 7:06 13:10 5:00 13:00 3 3

 リオ五輪が22日に終わり、ひと区切りが付いたので、今度は自分が金メダルを狙って海に出た(ハイ、ハイ、ハイ、ココは何のメダル?と突っ込むとこでしょ)。今日はチームMISAWAのヒデキと山本山と、他、乗り合いのお客さん一人とで合計4名での出船になった。

 先月31日以来、約3週間ぶりの釣りは後半戦開始の釣りでもある。

 直前に台風9号が関東から東北へ縦に突っ走り、ちょっとだけ心配したが、台風一過の好天に恵まれ、ベタ凪、灼熱の中での釣りになった。雨が山から泥を運んだせいで、海は茶色に濁っていた。

 午前5時前、マリーナを出てそんなに走らないうちに停止し、スタート。ココは野内沖辺りか?水深25m。浅い。空いた船首で船長も竿を出した。すると、いきなりジーー。さすがぁ〜と注目したのだが、ヤバイのひと言の後にプッツンコ。ロープに逃げられた。続いて、また船長が竿を曲げた。フクラゲだった。続いてまたアワセを入れた。オイラとのオマツリだった、どうもすんません(笑)。

 自分にヒット。ジジジジジーーーー爺、爺、爺!ナニョ〜、赤くない。ん?黒鯛じゃないかぁ〜。ほぉ〜、いい歳して、なんでこんなとこで泳いでたの。何?もう何年生きてきたか忘れた?そぉ〜だろなぁ〜、50cmは越えてるもんな。
 2002〜05年頃、磯釣りで黒鯛を狙い、秋田の男鹿半島に毎週通うほど狂っていたが、まさか、船で、しかも真鯛釣りの外道で釣れるとは思いもしなかった。帰宅後、計ってみると50.8cmと出た。下で紹介の写真では若干ズレがあるようだが50cmは確実。過去の記録は確か47cm。よって自己記録更新。このサイズ(50cm越え)は黒鯛界では「年無し(黒鯛)」という称号が与えられるサイズである。真鯛界で言うならば「ハチマル」に相当する。金メダル、ゲット!ってとこか。やったぁ〜!♪君がぁ〜代はぁ〜

 鯛多ニック船長に鯛将船長から「こっちは連発だよぉ〜〜ん」と電話が来て浅虫沖へ移動。
 いた、いた、いた、遮光シートが目印の福運丸が。到着して、鯛将からまもなく聞こえてきたのが「アタリ、止まったな!移動しまッス」
 ナニョー、謀ったなオヌシ(笑)。

 午前6時半、待望の真鯛ヒット。うっへっへ、すまないねぇ〜、皆さん。今日はオイラの独壇場だぜぇ。赤、黒、両方の鯛ゲットで気分がイイのは当たり前。62cmはまずまずのサイズ。あとはテキトーに流すか、暑いし・・・。 もう帰ってもイイぞぉ〜、イヒヒ。

 日が高くなるにつれて、船はフライパンのようになった。暑っつぅ〜〜。
 釣れるのはフグ、カナガシラ、アジ、サバ、サメ、カレイ少々。アタリが少ないため、船中に流れるNHKラジオの「夏休み子ども科学電話相談」に聴き入ってしまう。
 「ピザのチーズは、どうして伸びるんですか?」
 「飼っているカマキリにバッタをあげると、内臓を残してしまいます。なぜ食べないんですか?」
 「セロハンテープはなぜくっつくんですか?」

 回答に困った先生や、答えを聞いた子どもの反応につい笑ってしまい、釣りを忘れることも。

(下に続く)


フォトギャラリー
朝焼けの青森港
朝焼けの青森港
年無し黒鯛 真鯛62cm
開始早々、思いがけないゲストが ポイント代わって本命も
年ナシ黒鯛をゲット
出たぁ〜年ナシ!釣ってすぐ撮影してたら60cmはあったかも・・・んなわきゃないか
船長、釣る 湯の島釣るぞ
船長も竿出し 暑さで体力消耗し、置き竿釣法

(上から続く)

 正午12時を過ぎた。サービスタイム突入。チームMISAWAに仲違いさせる事件が発生。
 同15分、それまでアタリに見放されていた山本山がついにロッドを曲げた。先輩のヒデキがポツリと、ひと言「やっべぇ〜、山本山、このままじゃタダですまさんぞ。ボウズで帰ればカミサンに『アナタ、今日は遊覧船に乗ってきたの?』と言われるんだよな」と言ったような、言ってないような。

 そんな言動が神のイタズラを誘ったか、その後、ヒデキが激しくドラグを鳴らしたものの、目前の浅虫温泉に届くような「アァ!」と大声を上げた。テンヤを飲まれ、リーダーを食いちぎられた。
 「クッソォ〜。あのテンヤ、夏休み中の息子に無理矢理作らせたモノなんだよな〜。今日はどうせ来ないだろうからと使ってみたら、コレだよ。いやぁ〜、まさか、アレに食い付いてくるとは・・・」
 今頃、嫌がる息子にまた作らせているはずだ。

 ヒデキの気持ちを逆なでするように、同30分、また山本山がヒット。これを見たヒデキが怒りのヒット。ダブルヒット!!
 一応、儀式として「鯛、頑張れ〜!」と言ってみたものの、これ以上、ヒデキを刺激するのはマズイ。静かに成り行きを見守った。山本山の鯛がネットに収まって、まもなくヒデキの鯛が浮いてきた。
 オオ〜〜、良型じゃないかぁ〜。逃がすなよ〜。無事にネットインし、全員ゲット達成。良かった、良かった。船長、計測の結果、64cm。なにぃ〜、2cm負けた。

 もうほぼ終わりかと思っていた同45分、山本山がまたまたヒット。釣り上げるごとにサイズUPし、最後の三枚目は60オーバーを達成。わずか30分の間に3枚を釣り上げるなど、最高の終わり方をした。

 さて、自分のことについても触れなければいけない。4枚目になるはずだった鯛がデカかった。
 直前に鯛将で90オーバーが出たという情報が入り、ヤル気が出た時にゴツゴツ・・・ゴォ〜ン!ときて、ドラグが激しく鳴ったため、デカいと直感。
 ラインはベストチョイスのPE1.5号。ノシに巻かれないよう事前に強めのドラグ調整にしており、若干、強引にハンドルを巻こうとしたが、これがなかなか巻けない。緩む時を狙って慎重に巻くが、またラインが出る。コイツは獲りたい!と思った瞬間・・・恒例の「あっ!」が出た。

 被害額はパワースピードスイベル106円とフラッシュテンヤ594円の合計700円。ヒデキと同様、飲み込まれて食いちぎられて逃亡を許してしまった。現在、青森警察署に被害届を提出しようかと考え中。


山本山1枚目 山本山2
山本山、指が示す通り一枚目ゲット 山本山、指が示す通り二枚目ゲット
山本山、格闘中 山本山3枚目
ヒデキ先輩に聞こえないように笑ってる 三枚目はガッツポーズ
湯の島
8月下旬とはいえ、日中は酷暑だった。前方に見えるのは浅虫温泉
ヒデキ、格闘中 ヒデキ、ついにゲット
ヒデキさん、危なかったねぇ〜 イイお土産が出来ました

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