2017年の真鯛釣果
釣行日
場 所
天 気
潮回り 満 潮 干 潮 開 始 終 了 同乗者 釣 果

11/10

稲生沖

曇り 小潮 7:25 12:56 6:20 13:15 5 3

竿頭10枚桜満開のGW最中に鯛釣りがスタートして、気がつけば雪がチラつきそうな季節を迎えていた。

 この釣行を入れていよいよ残り3回となってしまった。釣りをしていると季節の移り変わりをすごく感じる。あぁ〜、寂しい〜。でも、感傷になんか浸っていられない。釣るぞ〜、今日も。

 11月ともなれば、鯛は深場に移動するため、船はマリーナを出て稲生へ一直線に走った。夏泊の大島がかつてないほど近くに見えてきた。過去に稲生は来たことがなかった。期待が高まる。

 今日は職場の同僚クラ君と二人で予約。他の4人は仲間らしく、ブルーウッズ初乗りのように思える。

 自分たちは左舷の船尾と船央を割り当てられた。右舷船尾の人にヒット。これが竿頭へのスタートとなった。キャストしてカーブフォールでヒットさせているようで、コンスタントにドラグを鳴らしては、刺激を与えてくれた。左の写真はその方の釣果。

 釣れる確率が高まるのならばと今回もアミノリキッドに頼ることにした。神様、釣れますよ〜に。

 自分もキャストして狙ったが、前方にロープの障害物がちょうど邪魔をするポイントにあるなど、左舷は少しハンディがあった。それでもキャスト可能なエリアへテンヤを飛ばし、カーブフォールをさせてみた。しかし、ヒットしたのはベタ底に着いたのち、しゃくっていた時だった。きつめにドラグ設定していたので鳴るってことは、まずまずのサイズに違いない。ただ、ここ最近、ラインブレイクや針外れで痛い思いをしていたので、緊張気味にやりとりをしてみた。

 魚体が見え、オオ!いいサイズ! 船長計測の結果、69センチ。う〜ん、あと1センチ欲しかった。
 「船長!そのでかい足で一発、踏んづけてケロ。いや待って。やっぱやめる。粉々になれば困るわ」

 クセにしてベタ底をまた探っているとアタリが出た。竿をしゃくろうとした瞬間、ノソ〜ッ!とした重みが加わった……ん?何これ? 魚はついているようだが、無駄な抵抗がない。ハンドルを巻きながら少しずつ正体に思い当たるモノが浮かんで来た。こりゃ、きっと平らな魚だろ。
 どれどれ…あ、やっぱし。カレイかな?ヒラメかな?「左ヒラメの右カレイ」と言われているのは知ってるが、いまいちわからない。ただ、細かくて鋭いキバがあることからヒラメに違いない。イイじゃないかぁ〜〜。「鯛を食い飽きた」家族には喜んでもらえるはず。

 自分なりに悪くはない釣果だと思うのだが、バケツに10枚を沈めた方の釣果を見るとなぜか素直に喜べない。普段、数よりもサイズだよ〜と言っているクセに、圧倒されると人間って弱いんだなと思った(笑)。

 クラ君も今季初の本命を上げてはみたものの、自分同様に一人爆釣する人の釣果を見せられて心の底からの笑顔は見られなかった。彼にとっては今季最後の釣行。サバの洗礼を受け、一応、お土産に持って帰った。少しずつ道具も揃えていることから、来季は春早々の釣行になるだろう。


フォトギャラリー
大島が近い
いつもは遠い夏泊半島突端の大島(左)が間近に見える稲生沖が今日のポイント
クラの一枚 シュガー、ゲット
クラ、ついに本命をゲット 左親指が赤ギレして海水が滲みるのなんの

ビッグ1 ヒラッメー 三枚目
69センチ真鯛 ヒラメも来たドォ〜 40センチ真鯛
八甲田
海も空も冬モード。八甲田連峰の上部には雪が

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