2018年の真鯛釣果
釣行日
場 所
天 気
潮回り 満 潮 干 潮 開 始 終 了 同乗者 釣 果

5/14

平館沖

曇り 大潮 2:27 8:48 4:20 11:00 5 2

悔し泣きのトハ オッといきなり悔し泣き写真からのスタートで申し訳ありません。左の写真は4日前にボウズを食らい、漁港に響き渡るくらい大声で泣いたTHNさんです。
 ボウズは辛いよぉ〜というのがヒシヒシと伝わってくる、とてもイイ写真ですね。どこかの写真展に出せば入賞できるのではないでしょうか?

 さて、本日はOOURHDKさんとの二人釣行。どちらも今年の初釣りとあって気合いが入りました。

 鯛多ニックに乗り込む前、OOURHDKさんと・・・あ、いや・・・ん〜〜、面倒くさい、本名の「ヒデキ」でいきます。そのヒデキとカブラかジグかどっちの仕掛けでいくのか?って話になった。自分はまだ底付近に居ると思ったので「カブラ」と伝えると彼は「じゃ、ジグで行きます」と返答。
 お互い、同じリグじゃつまらない。どっちかに釣れたらチェンジすればイイさ。

 開始早々、鯛多船長が「うわぁ〜〜、25mから下の方にいっぱいいる。針がついてれば絶対釣れるぞ」とプレッシャーかける。すぐに左舷中央の方が竿を曲げ、まもなくして自分のカブラも食われた、イヒヒ。ところがココで船長が「あすぱむさんは途中バラシが得意だから釣り上げるかはまだわからん」などと不吉なことを言った。今年のあすぱむは違うとこを見せようと冷静に竿さばきをして、見事にゲット!やったぁ〜!もはや「バラシのあすぱむ」では無い!と思いたいところ。

 ヒットは25m。カブラで底狙いの思惑が覆された。ジグへの変更も頭をよぎったが、今、釣れたカブラを変えるのは勿体ないってんで再び投入。魚影もまだ濃い。釣れそうな予感がバシバシ来た。ただ巻きのカブラはイマイチ魅力に乏しいのだが、60mの底取りをせずに40mでカブラ落下を止めて、少し早めに巻いてみたら、小さなアタリが2回来てグンと乗った。

 まだ開始から1時間ちょっとでの釣果は、もぉ〜!パラダァ〜イス!

 もうカブラを悟った! ならばと、鯛多船長の意見が大きく反映されている爆釣ジグを投入!
 右舷船尾に陣取った自分は40gを4〜5時方向にキャストしてみるもアタリが来ない。船中が静かになったのを心配した船長が船尾左舷でお手本キャストをした。

 チャポン!シーーーン!グリグリグリ・・・ククク!ヒット〜!

 ヒデキと一緒に「あらま、もう食ったの?一投目だよ!」と言葉が出ない。釣り好きが高じて船長になったのだからこれぐらいは当たり前っちゃぁ〜当たり前。海を熟知する人はこうでなっくっちゃ。やっぱテクニックを披露させられるとヤル気が出る。しかし、空回りばかり。魚影の濃さとは裏腹に、気迫は薄くなった。忘れた頃にポツッとヒットする程度で連発がないのはナゼ?そこへ船長に情報が・・・。

 「なぬぅ〜〜。ウソだべぇ〜。40枚超?マジか?」

 船名を聞いて「そっか」。真鯛上達者が多く乗る、あの船には叶わない。敷居が高過ぎて自分には乗れない。数釣りしたあとが大変だよなぁ〜と言い聞かせ、少なくともあと1枚だけは釣ろうと竿先に注目してみた。しかし、その1枚に苦しむ人がいたのだ、ダハハ。

(下に続く)


フォトギャラリー
出発 電波塔ポイント
 出船時の薄暗い、この時間帯が一番アドレナリン出まくってます(左の写真)。今日のポイントは平館漁港から北に数キロの電波塔付近。朝方は陸地が見えないほど霧が濃かった

バイプレでカレイ
泣きのヒデキ
 ヒデキ、カレイを釣るの図。BWオリジナルカラーのカブラ(右上写真、参照)で釣っちゃ、ヤバいでしょ。リリースしな。えっ、家族が喜ぶからダメ?仕方ないな。ウッズ船長には内緒にしとくよ。そんなに泣くなよ(右下)釣りってのは人生そのものだよ、アハハ
真鯛ゲット カブラ
あ、私は55センチを釣っちゃいました  遊動カブラ60gが良かった。あとで気が付いたがヘッドは上下逆さまに付けてました。それでも釣れる
釣果 今季の初釣果
バケツの鯛を見るのは気持ちイイっす 2枚とも嫁入り。期待に応えられて良かった

(上から続く)

 「ヒデキ!早く釣りなさい!遠慮するな。いつまでもカナガシラと遊んでるじゃね!バイプレーンは鯛を釣るために買ったんでしょ?あらら、今度はカレイを釣っちゃったよ。そんなことしてればサメも来るよ」
「イイんです。来るもの拒まずです。ほっといてください」
  「その反抗的態度は、相当、カリカリ来てるな。BWオリジナルカラーでカレイ釣っちゃ、出入り禁止になるよ。証拠写真だぁ〜、パチリ!」
 「こら!やめろ!撮影禁止ッス」
 「もう遅いわ。覚悟しな。面白いネタだから使わせて貰うよ」
 
「マジすか。うわぁ〜ひどい。怒るからね。あすぱむさん、近年5月はほとんど釣ったことないのに今日はおかしいじゃないですか?2枚も釣るなんて。釣られる鯛、バカみたい」
 「あっ、そんなこと言う。もぉ、オラも怒ったからね。あすぱむ合衆国・釣行記で思い切りイジってやる」
 「ぎゃぁ〜!コイツを相手にしてられんわ」

 予報では9時過ぎからヤマセが吹き始めるモノだったが、そんな気配もなくて無風。そのせいで霧が立ち込めて360度が真っ白になり陸地がどっちなのかわからないほど。2011年6月の三厩漁船による、どてっ腹追突事故が頭の中をよぎった。救命を職務とするヒデキにマウス・ツー・マウスで救命措置されるようなことがまさかないだろうかと考えると釣りに集中できなくなった。でも、ちょっと想像してみると面白そう。ヒデキ、イイ男だからねぇ〜。好意が芽生えたらどうしよう、ギャハハ。あぁ〜〜、少し酔っ払ったなぁ〜。

 結局、ヒデキは本命を見ることなく港へ戻ることに。私は2枚も釣ったからイイですよ(もし自慢話に聞こえたらゴメンなさい。全くその気はナシですよ。私のモットーは「人に厳しく、自分に優しく」です。ん?)。
 ボウズ・・・いや、スコンク・・・いや、釣果ナシに終わった彼が不憫でねぇ〜。だって、リールも新しく購入したシマノのス●ラですよ。なのにカナガシラとカレイの魂が入るのは、ちょっとねぇ〜。悲し過ぎます。私、泣いてましたよ(99%がウソ泣きですが)。

 ってことで、船上で無理やり、ヒデキに悔しがりポーズを取らせました。いいんです、彼は辛さをバネにして伸びる男なんです。次回はきっと大きなサメを釣ることでしょう。
 ん?違う?鯛だろって? なるほど。だよねぇ〜、ゴメンね、ゴメンね。

 なお、帰港して道具を片付けていると声掛けする人物が。ん?誰だ? あいやぁ〜、ボブさんだ。
 「あれ?今日はどの船に?」「ブルーウッズです」「なぁ〜んだ。そうだったの」「いつも合衆国HP見てますよ」「ううう、辛い、最近、更新が滞ってるから、空振りが多いでしょ」
 と、そこに隣の方が「私もちょくちょく覗いてますよ」「うっわぁ〜、プレッシャーだわ、それ」

 とりあえず、今回は釣果が出て良かった。
 こうして2018年の開幕戦はボウズレスで終え、たいしたネタも無かったのに結構な文字数を稼げたことが嬉しい、ナハハ。今年も出来るだけ釣行記のアップを心がけたいと思ってますが、10月で還暦を迎える身としては体力的に厳しい時があるかもしれません。どうか優しく見守っていただけると助かります。

 最低80歳までは釣りを続けたいな。先日、保険の某手続きのために訪問してきてくれた女性と雑談しているうちに釣りの話になって、魅力を語ったところ、興味を持ってくれました。もしかしたら釣行記に近々登場するかも、ワハハ。


★ return ★