2019年の真鯛釣果
釣行日
場 所
天 気
潮回り 満 潮 干 潮 開 始 終 了 同乗者 釣 果

5/23

平舘沖

晴れ 中潮 18:03 11:43 11:00 17:00 5 3

 昨年に続いて、春先から絶好釣なもんだから、ひがむ釣友(某2人)から「環境破壊するな」とか「釣れたのは船長のポイント選びが優れているから」とか「ボウズくらえ」とか、様々な誹謗中傷LINEメールが届く。

 さらに前回、たまたまバイプレーンを上下逆さまにつけて釣ると、写真を見た彼らから「アハハ、仕掛けの使い方も知らないのか」とか「製造元の人、マジで怒るよ」とか「こんな釣り方で釣れた鯛がかわいそう」と、どんどんヒートアップする始末。

 そこまで言うんなら、あすぱむ大統領の職を賭けて勝負しようじゃないか!ってんで、今回の釣りはそんな彼らとの一騎打ち真鯛釣りとなった。

 メンバーはヒデキ、トハナ、オリ、ササキ、X、それに自分(ひがむ釣友は誰か?あまりココでバラしたくないが、HとTで始まる人である。わからないでしょ?)。

 午前10時、駐車場に皆、集まったところで、開口一番「大統領、今日はボウズ食らって泣きの写真を撮らせて貰いますから覚悟しな」と早くも過激な売り言葉を浴びせられた。

 「一応、敬意を払って釣り座の第一選択権をあげます」ときた。「おぉ〜、嬉しいねぇ。どこだろうが釣れるから別にイイんだけど、せっかくだから船首左舷に入らせて貰ってキミ達にホンモノの爆釣技というのを見せてあげよう」と大人の対応をすると「イッヒッヒ、そこでイイんですね。ふふふ、泣きべそかくなよ」と、どこまでも毒づく。

 右舷船首からトハナ、ササキ、ヒデキ。左舷船首から自分、オリ、Xという陣容になった。
 この釣り座が開始早々、ハラハラドキドキもんになるのだった。

 ポイント到着後、まもなくササキさんにヒット。続けてヒデキとトハナにも。しかも、その後も彼らばかりにヒットが連続した。おや?なんか変な法則がありやしないか?あっ、そ〜だ。全部右舷側だけで釣れてるぅ〜。しかも下北半島を向いた釣り座じゃん。今日の鯛は下北側に集まってるのかい。ん〜〜、船、反転してくれないかな、と考えているうちに、あっという間に彼らとは2〜3枚の差が出てしまった。

 今日はバイプレーンを正式な付け方をしているのに、なぜ、釣れない。やっぱ下北側か。むむむむむ、このままじゃマズい。18年間続いた大統領の職を失いたくない。そもそも彼らに務まるのか?あすぱむ国民にとって不幸なことになってはいけない。

 と、その時、ピュゥ〜〜っと神風が吹いた。

爆釣ジグ ブルーウッズがクルッと回転し、自分の釣り座が下北を向いた。オッ!願っても無いチャンス到来!

 その時点で悩める大統領は広範囲に鯛ポイントを探るべく、バイプレーンからメタルジグに変えていた。船長の指示も上から20〜30m付近に魚探反応有りというので、軽い25g(爆釣ジグ)をチョイス。イメージでは遠くにキャストして35mぐらい落とし、そこからゆるい傾斜状に回収して食わせるという戦法。

 意外に早く結果が出た。待望の「コココッ当たり」が出ると、巻くスピードを維持しながら、しばらく追わせ、タイミングを見計らってアワセる。

 キタァ〜〜! すごいね、さすがだね、素晴らしい!エクセレント!
 しかも、立て続けに2枚ゲットし、ヒデキとトハナは一気に静かになった、ガハハ。 

(下に続く)


フォトギャラリー(※印はBW提供写真)
トハナ真鯛 オリさん真鯛
トハナ、バラシも多かった(※) オリさん、最初のバラしたヤツ、デカかった(※)
ヒデキ真鯛 ササキさん真鯛
カブラ名人のヒデキ、しっかり釣果(※) 4枚で竿頭のササキさん(※)
マイ真鯛1 マイ真鯛2
ジグでヒットすると楽しい〜!(※)
釣果1 釣果2
本日の釣果は確か船中18枚。デカいのが混じらないものの平均50cmは捌くにはちょうど良いサイズ(※)
トラブル1 トラブル2
あらら、糸が複雑に絡んじゃってまぁ ボ〜っと生きてんじゃねえ〜よ!ヒデキ

(上から続く)

 多少のプレッシャーを感じたが、釣果を出したことで大統領職が継続されることになり、このあと1枚追加で威厳を保ったままの納竿となった。

 開始時は苦戦した左舷チームだったが、下北向きになった途端、オリさんやXさんにも釣果が出た。

 今日は風の予報が芳しくなく、出船の判断を朝7時まで先延ばしされていた。朝の予報でも夕方から北向きが強くなり、ひょっとすると早上がりになる可能性も有りという中での出船だったが、結果的に予報がハズレて、16時半まで全く問題なく釣りが出来た(16時半頃から急に強くはなった)。

 早く結果を出さないといけないというプレッシャーを抱えたので気象予報士にはもっと正確な予報をお願いしたいものだ。

 最後に。ココだけの話だが、ヒデキさんが、まだ新しいベイトリールの扱いに慣れていないためなのか、終了間際にバックラッシュさせていた。船長に「うわぁ〜〜、これはひどい」と悲しいことを言われていたのが気の毒でねぇ〜、アハハ。あ、そだ、そのベイトリール、スピニングのようにドラグ音が鳴るらしい。それは凄いなと思った。やっぱドラグの音で魚の大きさを判断できるのはイイね。イイ買い物したね、ヒデキ。あとはバックラッシュしないテクニックを身につけないと・・・ワァ〜〜ッハッハッハ。


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