2019年の真鯛釣果
釣行日
場 所
天 気
潮回り 満 潮 干 潮 開 始 終 了 同乗者 釣 果

9/21

稲生沖

晴れ 小潮 7:40 13:06 6:00 17:00 8 0

 6、7月が中止になって四ヶ月待たされた仙台の仲間は、よだれ垂らして完全に飢えていた。自分は二ヶ月遠ざかり、鯛の釣り方を忘れかけていた。今季前半は絶好調で仕掛けを落とせば、いとも簡単に釣れていたのに(笑)、ブランクが開き過ぎるとこうもダメになるのかと、プロ野球選手の心境がわかったような気持ち。

 さて本題に。

 いやぁ〜〜、厳しくて辛い一日だった。
アタリは数えるほど。釣れた外道はサメだけ。コツコツと鯛のようなアタリにワクワクし、タイミングを見計らってアワセを入れたら、サメ。まさに興ザメだった。本命を仕留めたと思ったのにぃ〜。

 他の人はヒラメやサワラ、シイラ、カナガシラ、フグ、小サバなどを釣っていて楽しそうだった(笑)。
 あるいは切れて沈んでゴミ化したロープ、または、本物の現役ロープにヒットして、一瞬、オオオッ!と声を上げたのち、テンヤをロストする悲しい人も。幸いなことに竿のロストが出なかった。

 午前6時、一投目でサイトーさんがいきなりヒット。上潮が速くて、底に永遠に届かないのではないかと思われるぐらいテンヤがどんどん流されていたらしく、ラインのテンションがフッ!となくなったのだとか。ん?一旦、回収するかとハンドルに手をかけると、ドォ〜ン!ときた(らしい。少し想像も入ってます)。 なんとまぁ〜羨ましい。ただ、途中でロープに逃げ込まれ、ラインが張ったままうんともすんとも動かなくなってしまった。あぁ〜あ、やられたか、と思ったら、再び、走り出して第2ラウンドが開始。
 よくまぁ〜、PEが傷ついてなかったもんだ。生き延びたはずの鯛が「まいった」という顔して上がってきた。ワォ〜、でかい。計測した結果、72センチもあった。

 こりゃ、朝のラッシュアワーかな?と期待してテンヤを真剣なまなざしで見送るがイマイチ、反応が出ない。結局、前述した通り、完敗のボウズを食らってしまった。

 船尾グループがそこそこ楽しい「外道釣り」をしていた。良型ヒラメにサワラ、正体不明のラインブレイクフィッシュ(おそらく青物。大きいサイズのサワラか、フクラゲではないか?)と楽しい釣りをしていたらしい。

 船長が他船の情報を伝える。どうも全体的に悪いみたいで少しホッとするが、それに甘んじているようじゃ、鯛釣り師とは言えない、アハハ(一部の船、某BWだけが二桁届かずも近いとこいってるんでさすがだと思う)。

 日差しが徐々に強くなり、体も心も熱くなった自分はウエアの上をストリップして薄着になったのだが、あとで浅虫温泉の湯に浸かった際、首筋が見事に赤くなっていた。頑張ったのになぁ〜。

 今回アベ℃相が足の故障のため、参戦出来ず「ならば!」ってんで、お土産に鯛を届けようと思ったが、期待に応えられず空振りに終わったのが悔しい。

 さらにTOMEさんがまた直前に足を故障。全米オープンテニスで大坂なおみとエキシビションマッチしようと練習していたのだが、右足ふくらはぎの肉離れを起こしてしまった。テニスと釣りの出場が危ぶまれたが、向こうは無念のキャンセルして、船に乗ることになった。

 全般的に潮の流れがなく、それが貧果の原因だろうと船長。確かにそのようだ。船中3枚。バラシが結構あり、その正体は不明。バラス=鯛が散る。不明で終わらないようドラグ調整やラインのチェック等をしっかり行なって一枚でも多く獲りたい。

 次回、10月にまた、このメンバーによる海佐知丸での大会を予定しているが、船長には魚探情報をしっかりと伝え、時にはエセ情報でもイイから流して士気を上げて欲しいとお願いして(笑)、青森マリーナを離れた。

(下に続く)


フォトギャラリー
出発
アスパム右手にある青森マリーナを5時30分、出船。12時間耐久釣りがいよいよ始まる
日の出
夏泊半島から日の出(写真:SIBUさん提供)
72センチ真鯛
開始早々43秒で72センチを釣り上げたサイトーさん、もう帰る?マジ?
ヒラメ 秋の雲
SIBUさん真鯛
型イイヒラメのKaSさん(上)
コンスタントに釣果出すSIBUさん(下)
空はすっかり秋模様ですねぇ〜
小鯛
釣っちゃった、イヒヒと笑顔のケンイチさん 竿を自撮り棒に持ち替えてパチリ!
熊さん TOMEさん
まだまだ、これからですよ、と杜の熊さん さっきのサワラで肉離れ悪化したとTOMEさん
gajinさん タックスさん
あのひったくった魚は何?とgajinさん テンヤ王のテクを見せつけたるとタックスさん
なんで? 釣れないねぇ
サメとロープしか釣れねぇ〜ぞ あっちに鯛、いるかな?
釣れないねぇ
鯛はどこにいるんだろ?
岩木山
つがる富士こと岩木山が良く見えていて良い景色だったのに

(上から続く)

 釣行後の宴会はいつもの浅虫高級リゾート旅館で。途中のスーパーで弁当やアルコール類、おつまみを買い込み、それに持ち寄りの食材を加えてゴージャスなモノに。メンバーは五つの部屋に分かれ、先に温泉に浸かる人、先にビールに口をつける人、それぞれ自由に動いたあと、19時に全員揃ったところで、乾杯した。

 この模様はタックスさんの「ればたら釣行紀」やTOMEさんの「Sato's Factory」でも紹介されています。ぜひ、ご覧下さい。


記念撮影
翌朝、宿舎の駐車場にての記念撮影。でかい鯛を抱えているのが今回の勝者デス。私、泣いてます

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