2020年の真鯛釣果
釣行日
場 所
天 気
潮回り 満 潮 干 潮 開 始 終 了 同乗者 釣 果

5/30

平舘沖

快晴 小潮 8:54 15:25 4:30 11:00 6 2

 今回はチーム三沢(ヒデキ、山ちゃん、タケジ、ヤマタカちゃん:ヤマタカちゃんは今回初同乗、今後もよろしく〜)達との乗り合い乗船。実は、この日、仙台の仲間達との一日仕立てを予定していたのだが、新型コロナの影響で不可能となり、仕立てをキャンセルしたところにチーム三沢が割り込んできた。正確には割り込みしたと言うよりは、自分が声掛けしたってのが正しい。

 こいつら・・・いや、彼ら(の一部)は、自分が好釣果を出すと、いつもいじわるメールを送ってくるやつら・・・いや、人達なんです。今日は一緒に乗らなかったが、もう一人いて、その紹介はまた別の機会で。

 午前3時40分、漁港に着くとすでにチーム三沢は待ち構えていた。狙われ感、ありあり。
 「あすぱむさん、今月、不思議と調子イイっすね」「いやぁ〜、それほどでもぉ〜あるよぉ〜」「バラしてばっかりだったのに、珍しいこともあるもんだ。コロナが収まらないわけだ」「いやぁ〜、腕がイイからねぇ〜。コロナは関係ないと思うが〜」「ジグでも釣れるようになったもんね」「いやぁ〜、ジグでもカブラでも釣れるよ。なんなら西田式ブラーも使ってみるか?カブラでしか釣れない君とは大違いだ」なぁ〜んて、朝の挨拶をジャブで交わした。

 釣り座は自分と他のお客さん2人が前に、チーム三沢4人が後ろに。自分は船首の右舷へ。

 船はいつもなら約30分北上するのだが、港を出てまもなくスピードダウン。
 船長「ベイトの反応があるのでちょっとやってみて下さい」。
 トウキチロウ60gをキャストして探ると何者かがヒット。重量感無くてブルブルくる。はぁ〜ん、アレだな、アレ。上がってきたのは細身のサバだった。続けてジグの頭と後ろそれぞれの針へダブルヒットするなどサバやイワシが賑やかだ。
 そんな時に背後の男性にヒットした。60オーバーのナイスサイズ。これ見て、俄然、やる気が出てきた。しばらく、底付近を探っているとコツコツ、コツコツ。船長の「待て待て待て」に従い(犬じゃないんだからぁ〜)、「行け!」の合図で竿を立てた。うふふ、ナイスヒット。やるねぇ〜、自分。
 ヒデキが「あぁ〜、また釣りやがった。くそ〜、バラセ〜」と声援を送ってくれる。それに応える形で、やや小ぶりだが、優越感に浸れる40cm級をゲットした。

 その後もアタリが出て、合わせのタイミングを図ったが、フッキングせず。これには船長も含めて「あぁ〜、バラシた、バラシた。罰金は給付金額同等の10万円」と、ほざく。バラシてないっつう〜の。

 やがてヒデキにヒット。「オオオ〜、ナイスフィッシング!素晴らしい、さすがだね、ヒデキちゃん」と意に反して大声援を送ってみた。周囲がみんな、ジグなのに、頑なにカブラを使いたがる。カブラ王ヒデキ!ヒュ〜ヒュ〜!

 そして山ちゃんにもヒット。この男、口数少なくておとなしい釣りをしながら、ひときわデカいのを釣るから気が抜けない。

 外道が多くなった。これまでカレイ、カナガシラがメインだったのに、前述のようにイワシとサバが混じり、随分、邪魔モノが増えた。加えて、周囲にはイルカも。そのうち、ワラサがくると厄介になる。釣るなら今のうち。

(下に続く)


フォトギャラリー
日の出
本日の日の出は4時33分(マイデジカメの情報)
イルカ
イルカが船の周囲をグルグル回って邪魔していた

イワシ 74cm
イワシやサバが騒ぎ始めた 今季Maxの74cm

山2の真鯛 山2の2枚目 山本山真鯛
ヤマタケちゃんの75cm

ヤマタケちゃん1枚目

山ちゃんの決めポーズ
ヒデキ75cm バケツ真鯛 ヒデキ一枚目
ヒデキ、賞品ゲットの75cm 人魚姫ではない ヒデキ、1枚目
自分74cm 賞品 自分真鯛
釣りました74cm 限定バイプレーン・非売品 ボウズ、一抜けの真鯛

(上から続く)

 やがて後ろの方で左右の入れ替えがいつのまにか行われていた。ヒデキ&山ちゃんが左舷に、タケジ&ヤマタカちゃんが右舷に移動。18日に爆釣と爆バラシをしたタケジがすぐ横に来たので、イヒヒ、イジってやる〜と思ってたら、逆にこっそり近づいて竿尻で突くイタズラをされていた、ニャロメ。こいつ、私のことが好きらしい。いつか仕返ししないと〜。

 せっかく釣り座を代わったのに悲劇が起きる。

 タケジの釣り座に入ったヒデキが釣ってしまった。タブーを破る男ヒデキ!
 もったいぶらず、早く上げればいいものを、ゆっくりと時間かけて楽しみながらリールを巻いている。上げる気配が無いので、注目するのをやめて、自分の釣りに専念していると、船長の歓声が上がった。「でげぇ〜!」。

 中層でヒットしたという真鯛は75cm(船長計測)もあった。ううう、ワシのを1cm超えやがった。船長に「計測、甘くないか?」と、とりあえず釘を刺す。
 これがまた、船長が設定した「バイプレーンのオリジナルカラーで75p以上ゲット」賞を受賞。非売品で超レアなパンダカラーの限定バイプレーンである。ヒデキは新ブルーウッズ2の第一号賞もゲットしており、なんて運の良いヤツなんだ!悪運が強いとは彼のためにある言葉か。

 そのうちヤマタカに本日2枚目となる真鯛がヒット。これもまた中層で75cm。このメンバーなら山ちゃんは別にして74cmで逃げ切れると踏んでいたが、誤算だった。あなどれないな、ヤマタカ。ただ、真鯛もそろそろ浮いてくる時期になりつつあるを実感した。もうちょっとすると30gを切った軽いジグで釣れそうだ。これもまた楽しいからヤメられない。

 さて、我々の仲間でまだ登場していない人が、ひちょり、いる。
 ついさっき、ヒデキと釣り座を代わった人、タケジ君でぇ〜す。拍手〜、パチパチパチ。
 抜け駆けで一人だけ爆釣し反感を買った。真鯛で埋め尽くされたクーラーの隣で寝そべる写メを送ってきた、悪質なイジメの代償は受けてもらおうかぁ。

 残り時間わずかとなり、今日はダメかぁ〜と沈んでいた時、ドラグが鳴った。「オォ〜、来たぁ〜」と一瞬にして笑顔がハチキレ、仲間も「バラセ」の三文字をしまいこんで「やったれぇ〜」「釣ったれぇ〜」と大声援をかけたのだが、まさにその時・・・「あぁ〜〜〜」の声が虚しくも平舘海峡に響いた。
 さっきまでの声援が一瞬にして「バァ〜カ、前回釣り過ぎた鯛の呪いだぁ〜」「一人だけイイ思いしたのが悪い」に変化した。ってことで、あの声援はまやかしだったのだ!釣り仲間とは、こうゆ〜モノである。

 回収してみると仕掛けもろとも消え「メンテナンス悪っ」「結び、ヘタクソ」「ツヌケしたらリーダーぐらい変えろよ」などと追加の怒声が、かわいそうなほど浴びせられた。自分も怒声かけた人間の一部であるが・・・。結局、タケジはこのまま終了。本日、我が仲間内での唯一のボウザーになった。

 次回への糧にして欲しい願いを込めて、彼の前回5/18の栄光写真を掲載し(ブルーウッズ船長からの提供)終わり鯛と思う。


番外編(タケジの栄光)
タケジ1 タケジ2 タケジ3

釣果
今季最大の74cmとカレイ3匹ほど。欲しがる方へ、すべて、お裾分けしました。
欲しい方、連絡くだされば発送もします。ただし、経費負担よろしく

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