2020年の真鯛釣果
釣行日
場 所
天 気
潮回り 満 潮 干 潮 開 始 終 了 同乗者 釣 果

8/29

茂浦沖

晴れ 若潮 13:29 6:23 4:00 16:00 7 2

 いつもであれば前日の18時頃に出船の可否が決定されるのだが、今回はこれまでで最速の昼前、10時半に「どの予報を見ても大丈夫なので出船します」と連絡がきた。すぐに仙台へ速報メールを出した。
 今回はタックスさんとgajinさんが都合つかなくなってキャンセルになり、わずか7名のみの仕立て。

 前回同様、アベさんにはスペシャルシートが割り当てられ、自分もノシ玉に船を付ける役割があるため船首右舷に陣取る。他5名は割り箸抽選で釣り座が決められた。

 夏泊半島西側の沖合からスタート。いきなりアベさんがバラしたが、ケンイチさんがカバーする二枚をすぐにゲット。若潮だというのに潮が速い。8gのテンヤで開始してみたが船と平行に真横へ流される。これはたまらんとばかり、3号も試すが、それでもきついので5号でしばらくやってみた。

 そんな時、船尾左舷のSIBUさんにヒット。以降、何度も船長に「ヒット!」を言わせることに。

 これまで謎の男で通していたMr.Mask-Xが竿を曲げた。お祝い用の鯛が最低でも1枚必要で、自分用にも欲しいと2枚のノルマを課していた。そのまず1枚が出て、少し肩の荷が軽くなったらしいのだが、2枚目がなかなか釣れず、次第にヤケクソ発言が増えてきた。しかし、待望の自分用真鯛が釣れてどうにか溜飲を下げた。船上では最後までマスクを外さず、結局、素顔を皆が知ることは無かった。

 一方、アベさんは今回もアタリが多く、そしてバラシも多かった。昨年は最悪な年だったと振り返る。竿は魚に持っていかれるし、前歯が欠けてみすぼらしい顔付きになってしまったし、骨折もしたので今年こそは良い釣りをしたいとのこと。2本の竿を新しく買って、魂を入れるんだとノリノリだったが一発目でいきなりバラシた。アチャァ〜。
 悪運を断ち切るってんで、ピンク色の竿に変えると見事にヒット、念願の入魂を果たした。その後、バラし竿にも真鯛が反応して、悪霊を退散した。

 干潮の潮止まりから30分後の7時、自分にヒット。50cm台の、まずまずサイズ。中層30m付近でコツコツと当たった後、突っ込んだのでアワセてゲット。

 まだ朝7時だというのに日差しが強く、風も弱くて、熱中症の心配が出てきた。自分のいる右舷側はまだ背中に日光の直射を受けるからまだイイが、左舷は大変だぁ。正面からジリジリとガスバーナーで焼かれるような暑さと戦っていた。アベさんは一時的に消え、どうしたものかと思ったら、避難して休んでいた。
 持ってきたペットボトルはすでに2本が空っぽ。この先まだ9時間もあるのに残り1本しかない。これは、かなりヤバい。貴重な1本を大事に飲むことにしたが、午後からは曇り空になって風も出始めたので助かった。

 10時。二枚目キタ!とウシシしたのだが、上に上がってくるにしたがい疑惑の動きをした。首を傾げながら引き寄せると、鯛とは言えない細長い魚のシルエットが。ありゃ〜、前回に続くサワラだ。サワラぬ神に祟りなし。KaSさんに引き取って貰った。

 この後、正午頃に60cm台の本命を釣って、本日はなんとか格好はついた。

(下に続く)


フォトギャラリー
出発
午前4時、青森マリーナを出港! 快晴になる予報通り、暑い一日だった

SIBU3 真鯛
今日はSIBUデーだった。数も釣ったが67cmのデカも釣った 真鯛も暑がって頭からバケツへ
SIBU1 SIBU2
何枚目かわかりません もはや余裕のドヤ顔

8/29の青森真鯛釣り(あすぱむ撮影)

快晴の海

風が弱くて暑いのなんの。ペットボトル3本じゃ足りないとこだった。5本必要かも


アベさん アベさん2
アベさん、バラシ後の一枚

サバですと言ったのに鯛にすり替えてた

ケンイチさん1 ケンイチさん1
ケンイチさん、開始早々に二枚 んで、終わり間際に追加
Mr.X TOME1
ついにMr.Mask-Xが正体を現した 皆が心配する中、残り20分でゲットのTOMEさん

クマ2 クマ1
熊さんも苦戦したが終盤でゲット 極め付けはこの68cm
自分1 自分2
50cm台の真鯛をゲット 60cm後半の鯛
帝王 KaSさんヒット!

クルーザーに乗ってる大富豪みたい

お祝い真鯛を釣るのだぁ〜

釣果
全員ゲット。これが何よりも嬉しい

(上から続く)

 SIBUさんが絶好調。船尾で騒ぐたびに「誰?」「SIBUさん」のやりとりが続く。自分とは対角線上に居るため全くわからない。SIBUさんのポンポン釣り上げるシーンを見せられる船尾の2名はさぞ辛かったに違いない。

 終了が近づいた15時過ぎ、杜の熊さんがヒット。ワォ〜、最後に残ったのが空振りの少ない男TOMEさんになってしまった。まさかボウズってことはないよなぁ〜、でも残り30分しか無いのはさすがに厳しいか?横揺れも激しくなり、心折れそうになっていた15時40分(残り20分)、大歓声が聞こえてきた。

 もしかして?オオオ〜〜、やったジャン。いやぁ〜、ドラマチックなラスト。11時間40分、静かだったTOMEさんが、この鯛を釣り上げたことで一気に爆発してしゃべるわ、しゃべるわ(笑)。一人坊主にはなりたくないもんねぇ〜。

 そんな騒動中、今度は熊さんがデカい真鯛を釣ったようだ。船長計測の結果、68cm。今日一番のデカ真鯛。なぁ〜んか、船首組がそこそこ楽しい釣りをして、船尾組がSIBUさん他が苦戦してたのに、結果的に話題をさらったのは船尾組だった。

 釣り終了後はいつもの浅虫高級リゾート旅館「真鯛の宿」へ移動。日焼け止めを塗っても日焼けして赤くなってる中、一日の汗を温泉で流した後に夜の大宴会。飲兵衛の自分とKaSさんは二人で盃を交わした。翌朝、KaSさん、二日酔いに(笑)。宿が用意した朝食に口をつけられず、他の皆に提供していた。帰仙のために戻る車の助手席に乗って帰ったとさ。

 この模様はTOMEさんの「Sato's Factory」でも紹介されています。ぜひ、ご覧になってみて下さい。


宴会
釣り後は浅虫温泉・高級リゾート旅館「真鯛の宿」内の「爆釣の間」で宴会
集合写真
翌朝、朝食前に記念撮影。
宿を出て帰路につくと激しい雨や、時々、雷に見舞われた。一日ズレてたら・・・

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