2006年4月の「How Are You!」

掲載日  4/27

 龍飛に行ってきました。「たっぴや」に行く途中で、寄り道をして、義経寺と美術館へ寄り、しばし、芸術鑑賞をしてみました。いつもは、通り過ぎて終わるこの二つの観光ポイントですが、前々からなんとなく気になっており、一度は覗いてみたいなぁ〜と思ってました。今日は釣りもないし、時間がたっぷりあったので、ようやく足を運ぶことができました。

 義経寺・・・普通に読めば「よしつねでら」と読んでしまいますが、正しくは「ぎけいじ」なんですって。本来、源義経は衣川で自刃したことになってますが、ホントは北上して龍飛崎まで逃げ延びたのだとか。さらに北海道へ渡ろうとしたものの、海が荒れ狂い、どうしようもなくなって、この寺の観音像に手を合わせたら3頭の龍馬が現れて津軽海峡を無事に渡った、という伝説があるのです。高台に位置して、なかなか見晴らしの良いところでした。お天気が良ければ、よかったのにと残念です。

 次に三厩美術館。アッと驚くことが2点ありました。まず、建物が元の三厩中学校の校舎だということ。主な作品は体育館に展示し、教室には個展のような形となってました。次に画家の顔触れが錚々たる人たちばかり。相当数が青森県出身の画家でして、鷹山宇一、関野凖一郎、工藤甲人、阿部合成、山谷芳弘、奈良岡正夫、棟方志功など。また、県外有名どころでは、平山郁夫など。これらの展示物は館長さんが個人的に収集したものだそうです。本州の最北の地に、こんな立派な作品があるとは思いもしませんでした。私、ゲイジツにはさほど詳しくありませんが、心を惹きつける作品ばかりで、しばらく足が動きませんでした(ちょっと、オーバーかな;笑)。
 なお、この模様は徒然草でさらに詳しく紹介しています。こちらをクリックするか、徒然草からお入りください。また、作品の撮影は、本来、いけないことになってますが、今回は正式な許可を得て、行ないました。無断で写したもので無いことをお伝えします。

↑義経寺(ぎけいじ、と読む)
↑津軽海峡三厩美術館

掲載日  4/22

 好天となった22日、歩け歩け運動の第3弾として市内東部地区の野内から家まで歩いてみました。

 まず、JR東北線で野内駅まで行き(駅にして4つ目)、そこから歩いて家に戻るというもの。完歩すると約10キロちょっとでしょうか?ただ、今回は私一人だけじゃなく、マイ・ワイフも一緒ということで、若干、ソフトなウォーキングとなりました。当初は浅虫温泉からの約15キロを計画したのですが、さすがにカミサンにはきついだろうということで次回への持ち越し。
 新婚旅行ですら車で移動したので、夫婦で電車に乗ったのは初めてです。無人の野内駅で降車してウォーキング開始。スピードも抑え目にスローペースで歩き、まずは青森市民の憩いの場として有名な合浦公園(がっぽこうえん)を目指しました。徐々に体がポッカポカになりましたが、右手に見える海から吹きつける強風が、ちょうど扇風機になり気持ち良く歩くことができて、約1時間で合浦に到着。昼食休憩後、桜の観察をしながら園内を見渡していると、あらら、もう花見をしている一つのグループに遭遇しました(笑)。動いてる分には心地よい風も、じっと座って飲むだけだと、ジワジワと寒さが効いてくるような今日。外での宴会の際の鉄則通り、トイレからさほど遠くない場所に彼らは陣取ってました。そもそも、花見の時は場所取りが大変ですが、今はどこでもオッケーです。

 さて、肝心の桜のほうは、写真でもお分かりの通り、つぼみでした。開花予想では25日。果たして、当たるかな?公園内を少し歩き過ぎたため、予定を変えてバスを一部利用し、最後は家までウォーキング。
 全行程3時間、歩数にして15000歩の「歩け、歩け」は無事終了しました。帰宅後はクイッとビールでノドを潤したかったのですが、健診を前にしていることから、グッとこらえて、今日は我慢です。これらの努力が数字となって健診結果に現れてくれれば、嬉しいんですがねぇ〜。

合浦公園の桜は、まだ、つぼみ。先取りして宴会しているグループがいました。

掲載日  4/18

 これといった話題がないので、ご覧のように地味な絵と話で今日は更新します。

 散歩コース(東北自動車道、青森中央インター付近)の雪もだいぶ消えて、ばっけ、こと、フキノトウがあちらこちらで顔を出しています。相棒の名犬に「待て」の命令をして、携帯電話のカメラで数ショットを撮影して、後ずさりしたところ、待てを忠実に守っていた犬の足を踏んでしまい、ギャンと言わせてしまいました。
 ばっけが無ければ、春なのか秋なのか、判別つかない景色です。そんな風景の中に、全く自然のモノと違ったモノが“土の中から”たくさん顔を出していました。良く見ても、有名な芸術家の作品じゃなさそうで(笑)、もしかしたらゴミか?……と(当たり前ジャン)。
 釈然としないモノを感じました。こんなモノ、町の真ん中に捨てるなよなぁー。それから、歩いていると良くわかるのですが、道路の脇にはペットボトルやら雑誌やら某ハンバーガーの袋などがたくさん捨てられています。雪が融けた事で、それらが顔を出してきたようです。最低限のマナーぐらい、言わなくてもちゃんと守って欲しいものです。

ばっけ(青森の方言:ふきのとう)とタイヤのコラボレーション

散歩中にこんな立て看板に遭遇しました。
赤い枠内に注目!なんぼやねん?請負額は?

掲載日  4/7

 2月末から始めた「歩け、歩け運動」がまだ続いています(笑)。始めた頃は、ふくらはぎに張りが出て、我ながら情けなくなりましたが、この頃はもう全然気にならなくなりました。むしろ、物足りなさを感じるようになり、わざと遠距離コースを歩いてみたりとステップアップしています。少しだけ足が若さを取り戻しつつあるように感じます。
 ただ、予定通りにはダイエットになっておらず、3キロ強減ったところから、カーブが平行線のまま。目標の1日1万歩(約6キロほど)はどうにか達成していますから、めげずにもう少し頑張って続けてみます。
 あ、そうそう、先週は、うちのワンコが風邪を引き、動物病院の先生に「お宅の犬は8歳になり高齢化が進んでいるから、これから先、体力が落ちてきますよ」と脅かされました。この言葉に、なおさら、一緒になって頑張ろうと思ったところです。それにしても犬も大変ですなぁ〜。

 さて、ようやく積雪もゼロになり、散歩コースがバージョンアップしました。今日7日は寄り道をして、浜田中央公園の中を歩いてみました。ついこの前までは雪がたっぷり積もってて、踏み入る事が全然出来なかったのですが、やっと土が顔を出し、中に入ることができました。この公園、まだ未完成なので、設備に青いビニール袋がかぶされており、人気(ひとけ)がありません。広さも結構あり、これだけの空間をたった一人・・・いや、「一人と一匹」が独占して申し訳ないほどです。このコースが気に入ったので、しばらくココを拠点にしてみたいと思います。

風が強くて冷たいのでちょっと大変ですが、快晴の中の散歩は気持ち良かったです。

掲載日  4/3

 2006年のメジャーリーグが開幕しました。10月1日の閉幕までの181日間に162試合。休みはわずかに18日。一ヶ月平均にすると3日の休みしかないという、労基法違反に値する過酷な中で、肉体労働を強いられるのがメジャーリーガーです(笑:逆に残りの半年は休みなので羨ましいってば羨ましいんですけどね)。

 開幕試合は、まだ気候不安定なシカゴで行なわれ、案の定、雷雨などによる中断が約3時間と、とてつもない状況で選手達はプレイしました。炎天下でビールを飲みつつ、白球を目で追うスタイルが最も野球観戦のカタチとしては似合っているように思いますが、まだまだずっと先の話。
 日本のスタジアムは半分近くがドームなので寒さはしのげますが、向こうの場合は札幌と同緯度か、それ以上の高緯度にフランチャイズがたくさんあって、しかも今日開幕のシカゴ・USセルラーフィールドのように屋根ナシのところが多いので、選手も観客も大変です。よって、しばらくの間は、雪がチラつく事もよくあり、家にいながら、熱カンでも飲んで見るほうがいいのかも知れませんネ。

 かつてはMLBのファンなんぞ、どこを見てもいなかった時代がありました。むしろ、そんなワケもわからない野球にうつつを抜かす者を冷ややかな目で見る風潮があったのに、今はどうでしょう? 松井が…、イチローが…、井口が…と情報通が実に増えました。既に四半世紀以上をMLBに捧げた身としては、たった5〜6年のキャリアしかないにも関わらず、物知りぶりをアピールされて、苦笑いをしてたりもしますが、これも時代の流れなんですね。明らかに情報量が増え、間違いなく「通」が増えているのは否定できません。
 でも、オジサンは少しねたんでます(笑)。ベーブ・ルースとは言いませんけど、ノーラン・ライアンやジョニー・ベンチ、レジー・ジャクソンの時代を知っている者を、ちょっとは尊敬して欲しいなぁ〜って。
 あ、でも、そんな事を言うってことは、年をくった証拠? えぇ〜い、この際、かまへん。古い時代を知る人を、もう少し尊重してチョー。それだけです。あぁ〜、今日はメジャーのオープニング・デーというだけあって、少し、飲みすぎたかな?ほな、サイナラ。

シカゴは寒そうでした。でも、そんな中、井口は大活躍。うれしいですね。

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