2009年7月の「How Are You!」

掲載日  7/30
 前回の釣行記がまだ未完成のまま、次のヤツに突入してしまい、心身共に落ち着かない日々を過ごしてますが、ひとまず簡単にご報告します。急がなくちゃ、釣行記作成。

 と、その前に、近ごろ、本HPトップが真鯛の話題ばかりになってて、全く味気ないと感じておられる方が居るかも知れません。もし、釣れた鯛をプレゼントすればよろしいんでしょうが、メール添付で送れないため、それも出来ません。
 どーか「つまらん」と言わず、今後もお付き合いのほど、よろしくお願いします(笑)。

 さて本題。
 なんとまぁ、2005年以来の第八幸丸(横浜町)に乗れるだけでも十分なのに真鯛も釣ってしまいました。
 幸丸の船長には退院の挨拶をしたかったし、そしてまた、私の身を案じてくれた釣友MSKさんとの再会もしたかったというのが、今回の釣行の第一目的でした。よって「それだけでも十分」との表現になったのですが、これにプラス、横浜の真鯛も会いに来てくれたのだから、もう言うことありましぇん。

 相変わらず、中山船長は面白い人でした。お客さんとの、まるで掛け合い漫才のような会話に、ついつい、笑わされてしまい、竿先よりも話のほうへ夢中にさせられてしまう魅力があります。真鯛がたくさん釣れるのはもとより、この底抜けに明るい船長のトークを聞くためだけの人も中にはいて、予約をなかなか取りにくい原因の一つにしているのではないでしょうか(笑)。

 MSKさんとは、2005年に度々、各地の漁港で顔が会ってるうちに、すっかりお友達になってしまい、翌年以降の再会を誓いあったのですが、私が大病したことでずっと延期になり、今回、船長の取り計らいもあって、ようやく実現しました。

 二つの感動へのプレゼントを期待するのとは裏腹に釣りは厳しかったです。朝5時に一発目の真鯛が他の方に掛かったきり、約40センチの大きなフグが爆釣モードに突入し、ボウズを覚悟しかけた9時にやっとアタリが来ました・・・左隣の人に。

 その方の竿先がツンツンしたあと、反応が消え「ありゃ、ダメでしたね」と会話した瞬間、自分の竿に来たんです。一瞬、フグかと思ったのですが、結構、糸が出てグイグイ引っ張るため「オッ、こりゃ、鯛だ」と。
 いやぁ〜、嬉しかったですねぇ。そしてまもなく、右隣にポジションしていたMSKさんにもヒット。こちらはかなりサイズがでかく、MSKさんは無言で格闘しました。64センチはお見事サイズ。

 今日は楽しいことがたくさんあった一日でした。ありがとう、ヨコハマ。好きです、ヨコハマ。

↑激しいバトルの末、ネットインした瞬間、喜びが一気に噴出します
↑4年ぶりに再会した釣友MSKさんとダブルヒット ↑底抜けに明るい中山船長らしいステッカー



掲載日  7/28
 ここ2回ほどの真鯛釣行でワタクシがちょっとばかし良い釣果を出したために、これを聞きつけた黒鯛伊達藩グループ5名が、鼻息荒く、この週末に押し寄せました。というよりは、正確に申せば、半ば強引に誘いをかけたと言ったほうが正しい。
 前日には船中40枚も出たとの情報に、もはや30枚ぐらいは約束されたも同然・・・でしたが、なんとなんと、アタリがゴゴゴォ〜ンはおろか、コンとも来ない。
 前日の40枚で「釣られてしまった」のではないか?と不吉な考えが心をよぎり、時間の経過とともに溜め息が漏れ始めました。

 そんな厳しい中、笑みを浮かべたのは熊さん(ハンドルネーム)でした。
 今月4日に行なわれた伊達カップin七ヶ浜(宮城県)では、終了間際に50センチの年無し黒鯛を釣り上げて、見事、優勝したパワーを、この津軽海峡の海でも発揮して、今月2勝の大偉業を達成しました。

 それにしても、熊さんの2枚と船首に陣取った方の1枚、合わせて船中3枚とは寂しい。予定の数に27枚も足りない。遠路はるばる日帰り強行スケジュールで仙台から来た皆さんには、復路の車中は、さぞ盛り上がりに欠けるモノだったと思いますが、次回こそ、全員が満面の笑みで帰れるよう、真鯛達に良く言い聞かせるつもりです。どうぞ、またおいで下さいネ。

↑熊さん、2枚。伊達カップに続く2連勝はお見事
↑大いに盛り上がるつもりだったんですがねぇ〜、世の中うまくいかない



掲載日  7/24
 24日は釣具店巡りをするため、青森市内を西から東へ自転車で回ってきました。総走行距離、約30キロ。
 途中、元祖アスパム(青森県観光物産館)前を通り掛かり、少しだけ近辺で休憩。アスパムの周囲にはラッセランドと言う、青森ねぶたの制作小屋が立ち並ぶエリアがありまして、ココを偵察してみました。

 祭り本番までもう10日を切ったというのに(青森ねぶた祭りは8月2日〜7日)、まだ着色されずに白紙のまんまのねぶたを見るにつけ、いつものことですが「オイオイ、間に合うのかな?」と心配になるのですけど、今まで一度も遅れた事がないので、今年も大丈夫でしょう。ねぶた期間は冷夏だろうが、一年で青森が最も熱くなる六日間です。市内のホテルはもう予約不可だと思いますが、お友達の家や親戚の家に強引に宿泊するか、キャンプ場で野営するか、車中泊などの手はまだあります。損はさせません。是非、一度、おいで下さい。

 ただ、例年であれば噴き出る汗をぬぐいながら小屋を覗くのが常なのに、今年はまだ梅雨が明けず、海から吹く風も少し肌寒いぐらいです。風邪を引いて熱を出し、まさに寝ブタにならぬよう、薄手のジャンパーを一つ用意したほうがイイでしょう。寒がりな方はセーターかトレーナーを。コレ、あすぱむからのワンポイント・アドバイスです。

 かつて冷夏の年のねぶた祭りで、お土産用の大きめのタオルがたくさん売れて品切れ続出しました。あまりの寒さに観光客がお土産にではなくて、寒さをしのぐため、コレに殺到したようです。地元にお金が落ちるのは願ったり叶ったりなんですけど、辛い思い出が残っては、ねぶた祭りに対するイメージダウンになりかねません。さすがに雪は降らないと思いますが、ど〜か、寒さ対策をシッカリして、おいで下さい。

 ♪ラッセラー、ラッセラー、ラッセ、ラッセ、ラッセラー はぁ〜〜あぁ〜あ、あ〜ん(←この歌、青森に来ると耳にタコできるくらい街中で聞かされます。思わず口ずさむようになれば、アナタも“ねぶた教”の信者です)

↑ココまで色が付いてれば良いほう。白紙のねぶたがまだたくさんあります
↑左は元祖アスパム。左右に見える白の四角い建物がねぶた小屋。右は八甲田丸



掲載日  7/21
 珍品2つをご紹介します。

 まずは小説好きの友人からプレゼントされたトイレットペーパー。
 鈴木光司氏の書き下ろし小説がプリントされているこの珍品は『鈴木光司のトイレで読む体感ホラー ドロップ』という商品名で、林製紙(静岡県富士市)が生産し、6月6日から1個210円で発売中です。
 キャッチコピーは“日本一怖いトイレットペーパー”。ほほぉ〜、パッケージの顔が恐いですね。
 これがトイレの棚にいくつも並ぶのを想像すると、出るものも出なくなりそうです。また、ペーパーに書かれた小説に読みふけると、これまた出るに出られなくなってしまいそう。

 続いて、金の延べ棒・・・もどきティッシュペーパー。
 某自動車ディーラーが、連休中のお客様キャンペーンで配ったモノだそうで、本物であればズシリと重いのでしょうが、悲しいことにコレは非常に軽く、スゥーッと持ち上がります。
 サラリーマンにとっては、生涯かけても、これだけの稼ぎを得ることは不可能ですが、かと言って、コレ(本物)があれば幸せかと言うと、必ずしもそうとは限らないでしょう。財産は無くとも、心の中だけは延べ棒分の裕福さでありたいものです。
 と言いつつも、サマージャンボを買いに走ろうとしている自分。3億円などと欲深いことは言いません。100万円でいいのです(笑)。

 偶然ですが両方とも紙に関する珍品紹介でした、♪チャンチャン。

↑恐怖のトイレットペーパー
↑時価数億円“相当”の金の延べ棒



掲載日  7/18
 カムバック第二弾、下北黒鯛釣行に行ってきました。福島県在住のハンドルネーム小名浜さんから「今度、青森へ行くので、近くの防波堤で黒鯛釣りしませんか?」と誘われ、いろいろと相談しているうちに、防波堤と言わず、いっそのこと「磯」へ行こう(なぁ〜んて、ダジャレを言うつもりはなかったのに、ついつい出てしまいました)と話はトントン拍子に進み、ついに3年ぶりの磯釣りが実現し“てしまい”ました。

 決まったあとから不安が増大。勢いで「いざ、下北へ!」と言ったものの、糸の結び方から、仕掛けのコンビネーション、撒きエサの選択等に自信がない。そして何よりも体力が持つのか?遠距離の移動や長時間立ちっぱなしの磯釣りは、かなりハードです。釣り方に関しては、頭よりも体が覚えており、意外にスムーズにいき、その他に関しては小名浜さんが全面的にサポートしてくれたおかげで、無事に終わりました。

 惜しむらくは、フグ、サヨリ、メバル、タナゴ、ソイ、ウグイなどは総出で出迎えてくれたのに、本命クロダイだけが祝福の挨拶に来なかったこと。朝方に降った大粒の雨や、突風にもめげず、必死に10時間頑張りましたが、ダメでした。次回またリベンジしたいと思いますが、やっぱ疲れました。もう寝ます・・・ZZZ。

↑このような風景の中、釣りが出来るとは、なんて幸せなこと
↑カマノクチは背後に絶壁が迫る雄大な景色のポイント。右写真の赤い四角部分は人間サイズです



掲載日  7/12
 須藤船長は言います。「真鯛、釣るなら今が一番イイ」と。
 つまり、サイズも数もまずまず出るんです。来れば50オーバー確実、運が良ければ80も。おまけに複数枚も結構あるもんだから、面白い。これが秋になるとサイズは少しずつダウンし、数もなかなか上がらなくなるため、まさに乗っ込み期の今、釣ることが良い思い出を作る絶好のチャンスです。

 でも、今回の釣りは前回から約一ヶ月のブランクが開きました。7/7の「How Are You !」で書いた通り、海に出られないストレスで頭から湯気がシュシュポポ出てましたが、それも釣りポイント到着からわずか20分ほどで収まりました。
 そうなんです、まだ半月が空に残り、ようやく朝日が顔を出したかどうかの明け方に、あっさり、真鯛が挨拶に訪れました。時計を見ると午前3時50分。う〜ん、勝負が早い。早い時間で釣れると、どれほど心が癒されることか。嬉しかったです。それにしても、一般の人はまだまだ夢の真っ最中である時間帯に、魚を釣って興奮している者がいるんですよ。アホだと言わないで下さい・・・・・・バカなんです。

 実は私よりももっと早く癒された人がいました。岩手からおいでで隣りに陣取ったSさんには私より10分ほど早くヒットし、このあと追加2枚で、結果的に3枚をお持ち帰りになられました。真鯛釣りは初挑戦だとのことで、それがいきなりこんな結果を出してしまい、今後の動向が心配です(笑)。きっと病みつきになるでしょ。

 ホントは今日の釣りで、船釣りを当分、休止するつもりでしたが、船長が「あと一ヶ月は粘れる」と言うので、延長することにしました。結果が出るとゲンキンですね。

 これを見て真鯛釣りに興味を持った方へ。須藤船長はお勧めです。上のバナーから入れば連絡先が書いていますので、気楽に予約してみると良いでしょう。とっても気さくでアドバイスもたくさんしてもらえます。

 釣行記はもしかして間が空くかも知れません。いろいろと忙しくて、アップが遅れましたらごめんなさい。


 釣行記をトップスピードでアップしました。ココから入るか、真鯛ページからお入りください。(15日追記)

↑本日二枚目(持ち主も二枚目デス)は62センチ。3年ぶりの60オーバーは手応え充分



掲載日  7/8
 8日、外来の診察を受けてきました。今日は移植以来、GVHDが強く出て、ずっと悩ませてきた肺のCT検査を行ない、これと採血の結果を照らし合わせて、もし良ければステロイド減量の判断をするという、期待が掛かる一日でした。

 ただ、採血は午前中、CTは午後になっていることから、一日がかりの診察も覚悟の上。まぁ、外来暮らし(そんな言葉、あったっけ?)も、もう2年近くやってると、世渡りもうまくなって、採血が終わったら、一旦、車で10キロ離れた家に戻り、昼食を取って、再び、病院に戻る芸当が出来るようになりました。

 気合い入れてCTを撮影し(思い切り空気を吸い込んで肺を広げ、毛細血管の固まりが影として映らないように努力した。とはいえ、これが果たして、良い結果に繋がるのかは自信ない)主治医のコールを待ちました。
 午後3時、診察室に呼ばれ、開口一番「うん、いいね、肺の影がまだまだ残ってると思ったが、意外にも改善傾向が見られるので順調と考えていいでしょ」。これにて、いとも簡単にステロイド減量が決まりにけり。キャホォ〜!

 明日からは1日2.5mg。もはや限りなくゼロに近い量です。ゼロ・カウントダウンが始まりました。

 一つ、質問してみました。
 「先月から、病気の宣告を受けて入院することになった3年前とほぼ同じライフスタイルに戻ったのですが、ちょっと不安があります。この病気になったのは、ライフスタイルのどこかに病魔が潜り込む要因があったのではないか?つまり、当時と同じ事をしていれば、また、なってしまうのではないか?」と。

 答えはあっさりしていました。
 「関係ないです。この類いの病気は生活習慣が引き起こすタイプのものではないですから」

 この答えは充分予想していたものの、実際に言われると安心します。主治医の言う事は当然です。普通は寝ていたり、家でリラックスしているはずの時間帯に、深夜勤で仕事しているから白血病になるというのであれば、それこそ医者や看護師などの発病率は非常に高いはず。

 これに気を良くして、立ち去ろうとしたら、主治医が「次回はコレステロールの数値も検査項目に入れましょう。ちょっと高そうですからね」と言われてしまいました。ウィッシュ、確かに・・・。運動不足に加えて、ビールの量も少し増え気味。足元を見られたか? 明日から毎日、自転車で通勤しよっか?

 最後に。
 すべての診察が終わったのが午後4時近く。日中はあれほど人込みで賑わった外来もかなり閑散となり、掃除のおばさん達が廊下を一斉に掃除しようとしていました。
 この光景でふと思い出したのは、初めて今の病院を受診した時です。2度の採血などあちこち振り回され、そして長時間待たされ、ヘロヘロになったあとで「アナタは血液のガンかも知れない」と衝撃的な宣告をされ、何も考えられないまま、事の成り行きを家に電話した時がまさに閑散となった状況でした。

 あれから3年。よくココまで戻れたものだと、つくづく思います。




掲載日  7/7
 先月、久々の釣果があって、さぁ〜続けとばかりに釣行の予定を立てたのですが、天は我を見放したのか、相次いで中止になってしまって、今がイイ時期なだけにアタマがもう変になりそうです。仕方なく、仕掛け作りをしてみたりするものの、なぁ〜んか気が入らなくて、ため息ばかりついてます。船で釣るのもあと一回くらいでしょうか?これからは次第に暑くなるので、船釣りは9月までお休みにします。

 MLBのオールスターゲーム出場選手が発表されました。ここ最近、2〜3人がコンスタントに出場し、台頭著しかった日本人選手が、今年はイチローわずか一人。WBCでは大いにジャパンをアピールしたのですが、一人のみとは実に寂しい。

 今年の注目はピッチャーではグリンキー(KC)とリンスカム(SF)。野手ではロンゴリア(TB)とプホルス(StL)。プホルスを除いて3人は25〜26歳の若手。これからのMLBを背負って立つ彼らに是非、ご注目を。

 ところで「おやっ?」と思う選手が選出されました。ジョシュ・ハミルトン外野手(Tex)。
 昨季は活躍が目覚ましかったのですが、今季はそれほど光るモノがなく、今は故障者リストにも入っているため、プレイできる状況ではないのですが、ファン投票の第三位で選出されました(昨年、初出場)。
 詳しい状況はわかりませんが、私が考えるには、彼が重度の麻薬中毒、アルコール中毒、不良グループとの関わりなど、ハンパでない札付きだったのに、見事に更生したことに対する支持が非常に大きかったのではないかと思ってます。メジャーには彼のようなワルは現在もいろんなチームにいますが、これほどの人気を集めるのは、更生したストーリーが度肝を抜くものだったからです。なかなかレンジャーズのゲームは日本で見られませんが、今後、TVで見ることがありましたら、ジョシュ・ハミルトンに注目してみてください。

 なお、MLBオールスターゲーム(開催地:セントルイス)は日本時間の15日朝9時から行なわれます。


 
 7/10追記 ジョシュ・ハミルトンは故障者リストから復帰し、現地7/6、対エンジェルス戦から出場しています。

Back