2011年10月の「How Are You!」

掲載日  10/28
 春の真鯛釣りは「さぁ〜、今年も沢山釣るぞぉ〜」といった大きな期待感に溢れ、非常に活気づきますが、秋は「あぁ〜、今年も残り少ない釣りになるなぁ〜」と感傷めいたモノを感じつつ、海に出る自分。
 天候も不安定で、出船中止の可能性を頭に入れつつの釣行準備は、やや辛いモノがありますが、今日は、日ごろの行ないの良さを神様は知っていたのか(自分で言うかぁ〜?)快晴になりました。ただし、好天に出来るのなら、釣果のほうも、もうちょっと配慮して欲しかった。

 日の出、遅い!(この日は午前6時3分)。
 季節の移り変わりを実感せずにはいられません。5月と比較すると2時間もお日様の登場が遅くなっています。よって出港時刻も午前6時(春先は4時頃でした。4時前にはすでに港を離れていたのと比べると大違い)。その分、自宅での仮眠タイムが増量になったのは少しだけ嬉しい。

 午前4時過ぎに自宅を出て、漁港に向かう途中の道路上に設置された電光掲示板は「現在の気温1.2℃、路面凍結に注意」と伝えています。こんなのを目にするとタイヤ交換もそろそろ考慮したほうが良いのかと考えてしまいます(この日は乾燥路だったので、幸いにしてスリップの不安はなかった)。

 そして、外ケ浜町蟹田を過ぎた辺りから、海にやたらとライトが目立ち、何事か?と思わせるシーンも。いつもなら真っ暗な平舘海峡が、まるでイカ釣り船でも出ているように煌々と明るいんです。あとで聞いた話では、ホタテの作業が終盤を迎え、ここ最近、シケで出られなかったこともあって、今日は一斉に出撃したようだと判明。お疲れ様です、漁師さん。

 漁港に着くと、ブルブルッときました。ただ、日中、陽が射すようになると結構ジリジリッとくる。気温差20度ほどになることもあり、良く考えてウエアを選択しないとエライ目に遇うのもこの季節。風向、風量、天候を良く考えて決めなければならない。

 本日は平舘漁港の漁風丸に乗船。
 今季は、なかなか思うような釣果が出ないため、変化を求めて違った船に乗りましたが、そのうちの一つが漁風丸。
 漁風丸ブログでは前日に「好調」とアップされて、気合いが入ったものの、肩透かしを食らいました。やはり授業料がまだまだ足りないんでしょうな。

 だいぶ、落ち込んでますけど、今日、見せられたハチマル(80cm)が、いつかは自分にも釣れるチャンスが来るだろうとの希望を持って、またチャレンジする意欲が沸いてきました。

 今日のハチマルもでかかったなぁ〜。春と違って、パワーが数段アップしているため、釣った方はかなり慎重に、そして強い引きを大いに楽しんで、数分の格闘の果て、しっかりゲットしました。エサの付いていないメタルジグに食ってくるんだから、参りました。カッコ良かったなぁ〜。そういえば自分は最近、そんなシーンが無いですねぇ〜。

10/9に続き(下記参照)日の出画像をアップします。この日は午前6時3分の日の出でした
10月下旬にしては申し分ない青空。
かつて病室で雲の数を数えたのを思い出した
80cm、6300gの大鯛が。
上の「日の出写真」でシルエットの方の獲物



掲載日  10/16
 15日、血液疾患と歩む患者・家族の会「まろまろ」が開催する、年に1回のバス遠足に行ってきました。

 今回は午前中に三沢市の航空科学館を見学したのち、午後は七戸町の東八甲田家族旅行村でバーベキューを行なうというもの。2003年の開館以来、まだ行ったことのない航空科学館には大いに興味があり、この日を楽しみに待ちました。その後のBBQもそうですが・・・(苦笑)。

 三沢市に向かう途中のトイレ休憩で時間を少し使ってしまった関係で、科学館の見学時間が1時間から45分に短くなり、急ぎ足で見て歩きました。結果的に集合時刻に間に合わず遅刻して、皆さんにはご迷惑を掛けましたが、そもそも1時間あっても無理なほどの数多い展示物には驚きました。いつかまた、別なスケジュールで訪問してみたいと思います。

 なお、今回の模様は徒然草にリポートしました。ココをクリックするか、徒然草のページからお入りください。

 腹の虫が騒ぎ始めた頃(バスまで猛ダッシュしたのも拍車を掛けました)バスは東八甲田家族旅行村へ。
 1時間ほどの移動時間は、すっかり腹ペコにさせ、手がプルプル震える始末。到着後、早速、BBQの準備が進められ、コンロの中の炭火がやっと真っ赤になった頃を見計らって食材を投入。会の代表挨拶の後、ビールのプルタブをシュパッ!と抜いて、乾杯!プファ〜、おいしい〜。もう少しお肉を食べたかったけど、予算的にギリギリなところで今回のツアーを企画されたようで、胃袋の隙間はビールで埋めました。

 と、そんなところへ、匂いにつられたのか? 白と黒のブチ猫がいつのまにか現れ、おねだりし始めました。口を付けるモノと見向きすらしないモノがあり、なかなかのグルメ(笑)。お開きの時間まで居座り、随分、腹を満たしたようで、まもなく消え去りました。

 帰路はバス会社の計らいで、八甲田連峰を走る山ルートに変更して、見ごろになりつつある紅葉を見せてくれました。
 紅葉本番はこれから。チャンスがありましたら、どうぞお出かけになってみてください。

 当初、気象台は「雨の確率60〜70%、強い南風」と予測してましたが、見事にハズレ。曇り空ではあるものの、時折、陽が差すなど、傘のいらない穏やかな天気でした。近ごろの天気予報は、良いほうにも悪いほうにもハズレますネ。

ミス・ビードル号復元機 零戦の実寸大機が特別展示中(2012/4/22まで)
YS-11コックピット 午後は東八甲田家族旅行村でBBQ
匂いに誘われて珍客(白丸)が・・・ ほろ酔い気分になったところでお開き&記念撮影
帰路は急きょ、紅葉が見ごろを迎えた八甲田連峰を通るルートに変更(田代平高原で撮影)



掲載日  10/10
 真鯛釣りもそろそろ終盤に入った9日、いつものメンバー8名による仕立てで、三厩沖11時間釣行が行われました。

 今回はちょっとした趣向をこらしてみました。
 魚種によるポイントを決め、トータルを競うというもの。例えば真鯛30cm以下は30ポイント。それ以上はサイズの数値がそのままポイントになる(ただし、このルール、30cm以上は2倍にしようと競技中に変更になった)。他に外道としてソイやカサゴ、ブリ系、ホウボウ、カレイなどは10〜20pts。一方、フグやサメなど嫌われる傾向の魚はマイナス20ptsと、増えるだけじゃなく減る要素も盛り込みました。
 この設定が見事にアタリ、せっかく本命の真鯛を釣ったというのに、トータルではマイナスとなり、喜びたいんだけど悲しい人が出る始末。

 朝方、船上が非常に活気づき、高ポイントを期待しかけたのですが、陽が高くなるにつれて、パタリと勢いが途絶え、長い沈黙の時間ばかりが過ぎました。このまま終わるのも悲しいなぁ〜と、ラストチャンスに賭ける思いで、残り時間90分、水深30mポイントへ移動したところ、怒濤の入れ食いとなり、午後5時半、ストップフィッシングとなりました。

 残念ながら自分には本命が一枚も掛かってくれませんでしたが、津軽真鯛コンペ(仮称)、大成功です。納竿後はケビンハウス(眺海の森林ウッドパーク:今別町)で打ち上げパーティーを開催し、楽しかった一日を振り返り、アルコールの量に比例して、大いに盛り上がったのでした。来年の大会を待てないとの声が早くもあがり、戸惑っているところです。


 釣行記をアップしました。真鯛のページから入るか、ココをクリックしてご覧下さい。(10/13追記)

好天に恵まれ、後は釣果に恵まれるのを待つばかり 優勝は43cmを筆頭に6枚爆釣のTOME選手
58cmゲットのKaS選手 同じく58cmゲットのkenichi選手



掲載日  10/04
 やっと釣れました〜。7月末に釣り上げて以来、連戦連敗。
 まるでポストシーズンを逃したMLBのボストン・レッドソックス並み(超・悲)。

 本日のポイントは横浜町の源氏ケ浦沖。
 少し前まで、幸丸(本日乗った船)の掲示板では、全員ゲット!といったヨダレもんの景気良い話が飛び交い、ついついニンマリしつつも、これまで「昨日までは良く釣れていたんだよなぁ〜」のパターンに何度泣いたことか!ってのを思い出して、期待と不安が入り交じった中で、前夜の仮眠をしました。
 おかげさまで、午前3時の目覚ましが鳴るまで、完ぺきに熟睡し(どこが期待と不安が入り交じっとんじゃ?余裕あり過ぎ!と言うなかれ)、おまけに午前5時の出船時刻にギリギリの到着。いやぁ〜、しんど。本日、同乗の皆様方には、出港を待たせることとなり、ご迷惑をおかけいたしました。

 船中19枚(赤ちゃん真鯛も6枚含みますが・・・)。70オーバーも数枚は出たのではないでしょうか?
 船のほぼ真ん中に陣取った自分を中心に両隣3名ずつ(つまり6名)が次々と釣り上げる中、大きな重圧がのしかかり、ともすればウェ〜ン!と泣きだしそうだった午前8時半、両目にハートマークがピッカピカと輝くようなアタリが、やっと出ました。リールをキーコキーコ回しながら、ネットに収まったのは61cmの真鯛!

 ホント、嬉しいです。源氏の鯛はちゃんと挨拶に来てくれました。これだから、通ってしまうのよねぇ〜。

 ただ、この後、風も波もひどくなって、太平洋のド真ん中でヨットに乗ってるような、大きい揺れ。風が収まったと思ったら、今度は頭に穴が空くんじゃないかと思うような物凄い雨の照射を受け、大変“楽しい釣り”が出来ました(釣ったからこそ、そう思えるんデス。もし釣れてなかったら・・・きゃぁ〜、そんな事、考えるのもおぞましい)。

 そんな悪コンディションの中、船尾最後方で3枚目をヒットさせたビックさんが、ロッドを美しくしならせ、黙々とやり取りする姿が、実にカッチョ良かったぁ〜!


 釣行記をアップしました。真鯛のページから入るか、ココをクリックしてご覧下さい。(10/13追記)

いやぁ〜、嬉しいッス。二ヶ月ぶりの本命挨拶に涙出ました 同乗者に70cmクラスのサワラがヒット

Back