2012年8月の「How Are You!」

掲載日  8/26
 今年の5月、津軽海峡横断に挑戦しましたが、水温があまりにも低かったことや、陸へ戻される強い潮流などの悪い条件が重なったため、途中で断念した
Michelle MacyさんとForrest Nelsonさんが、再び挑戦するために来日しました。

 18日に青森入りし、20日からの4日間で最もコンディションの良い日に挑戦する計画。
 幸いにして初日の海況が良かったため、ゆっくり休む間もなく20日にMichelleさんが、翌21日はForrestさんが泳ぐことになりました。今回も同行を強く希望してましたが、勤務の都合がどうしても付かず、結果を待ったところ、二人とも成功したとの一報を受け、ホッとしました。

 青森滞在最終日の24日にディナーへのご招待を受けたので、是非、祝福したくて参加してきました。二人とも晴れ晴れとした表情で、楽しい2時間を過ごすことが出来ました。

 海峡横断成功が公式に認められるには、スタート地点もゴール地点も人工的な建造物(防波堤や、桟橋等)だとダメなのだそうで、スタートは小泊岬(通称:権現崎)の岩場から。
 そしてMichelleさんが北海道・吉岡に8時間50分で(朝6時2分スタート)、Forrestさんは白神の岩場に9時間26分で(朝5時56分スタート)ゴール。遠泳中の心理状況や、水泳にココまで没頭するようになったいきさつ、はたまたつい先日まで行われていたロンドン・オリンピックの競泳について、楽しい話を沢山聞くことが出来ました。

 通訳の柳田さんを介して、いろいろ話を伺うにつれ、感動のゴールシーンに立ち合えなかった後悔が沸いてきました。ただ、ビデオカメラを回していたため、その映像を観ることで、多少、救われたところもあります。須藤船長の長男Keigo君が、多彩なテクニックを駆使してビデオを完成し、その映像を提供してくれたので、ご紹介します。どうぞ、ご覧下さい。

松前漁港で成功を祝って記念撮影
Forrestさん、おめでとう! 打ち上げを青森市内の三ツ石で行ないました。
前列左からMichelleさん、柳田通訳、Forrestさん。
後列左から須藤船長、Keigo君、私。

Michelle MacyさんとForrest Nelsonさんの全記録(Keigo君 提供)




掲載日  8/5
 祭りも残すところ、あと二日となった5日、青森ねぶたを観に行ってきました。

 今年はロンドンオリンピックなどで忙しく、気の休まることがなかったので、半ば諦めていたのですが、笛の音と街のざわめきに、我慢出来ず、家を出てしまいました。やっぱ、生で観るのはイイですね、ジッカン。
 太鼓の音がズンズン響き、笛の音がまた実にイイ。私のお気に入りの観戦場所をそっと教えます。青森市役所の柳町交差点付近です。ココは交差点ということもあって、広くなっており、ねぶたが回ってくれるなどのサービスが多いポイントです。更に、終了後はねぶたが帰るコースになっているため、そりゃぁ〜もう間近を通り過ぎるねぶたを、どアップで観ることも可能。更にまた個人的な理由ですが、終わったあとは自転車で走れば、家まですぐ着くという、まるで私のためにあるようなポイントです、ウシシ。

 ま、そんなことはどうでもいいので、話題を変えますと、今年は、ねぶた名人・北村隆さんの娘麻子さんが初の女性ねぶた師としてデビューするということで、果たして、どんなねぶたを作ったのかに注目してみました。女性の持つ繊細で優しい姿のねぶたを想像したのですが、実際に観ると、実にたくましく力強い面構えのねぶたでビックリ。父親譲りの立派な作品に仕上がってました。

 北国の短い夏ですが、一気に弾けるビッグ・イベント「ねぶた祭り」が、この地にあることを大いに誇りたいと思います。凄いですよ〜。一度でイイから観に来て下さい。必ず感動して帰られることを保証致します。

 この模様は「徒然草」のページでもう少し詳しくご紹介しています。そちらから入るか、ココをクリックして、ご覧下さい。

日立連合ねぶた委員会「為朝の武威 痘鬼神を退く」(北村蓮明 作)
青森山田学園「卑弥呼と狗奴国の戦い」(北村 隆 作)

女性初のねぶた師・北村麻子のデビュー作

ねぶた名人・千葉作龍の作品

青森ねぶた 2012

Back