番外釣行記(6月13日)
日
|
場 所 |
天 気
|
潮回り | 満 潮 | 干 潮 | 開 始 | 納 竿 | 同行者 | ターゲット |
6/5
|
夏泊
|
晴 | 大潮 | ---- | 8:20 | 6:30頃 | 11:30 | 8人 | カレイ |
今年も社内釣り大会の時がやってきました。ただ、過去の大会ではあまり輝かしい成績がないため……というより、悲惨な結果のほうが多いため、今回は平常心で臨む事になった。つまり、爆釣などという欲は捨てて、たった一匹で結構、それもなるべく大きければ良し、と・・・ん?どこが平常心やねん! 実際のところ、大会とはいえ、仲間が集まってワイワイガヤガヤ楽しくやるのが一番である。 適当に釣れるのがイイのだが、過去にはそれすら魚に許して貰えず、ワイワイガヤガヤどころか、ボヤき合ってばかりでイソメも帰港してから防波堤釣りの人に売りたくなるほど残ったものだった(笑:ケチやなぁ〜)。 参加者16名は平内町東田沢港に集合。2つの船に分散して、午前6時、港を離れた。付近には多数の釣り船が浮かび、夏泊のカレイ人気の高さを良く現していた。海はベタ凪。明け方にシトシトと降っていた小雨も、竿出しする頃にはすっかり上がり、徐々に回復。結局は天気予報通りに晴れとなり、釣り日和の願ってもない一日となった。 さて、大会の模様だが、今回は良い船頭さんにアタッたようで、開始早々からカレイが良く釣れて久々にクーラーボックスがゴトゴトと音を立てた。我が初栄丸は釣り師も非常に優秀で、8名トータルで300枚ほどのカレイを釣り上げた。頻繁に釣れるため、枚数を数えるのも大変で、港に上がってからも検量(大きさを競う)に出したい自慢の出品物が神隠しに遭ったようにクーラーのどこに居るのかがわからなくなるほどの大漁だった。 珍しい事にエサのイソメがピンチになった。当初、K君と「あまり釣れないから、イソメも少しでいいんじゃない?」などと話し合っていたが、釣り具やさんから「半日なら千円分は必要ですよ」と商売上手に乗せられて購入。ところが、コレで良かったというか、逆に足りなくするんじゃないかと心配する羽目になってしまった。K君は「釣れたカレイが吐き出したイソメを捨てないで再利用して釣りを続けました」と笑わせた。その彼は56枚を釣り、見事に最多賞獲得(商品はナシ)。 さて、珍事が起こった。あまりのベタ凪に緊張感が途切れたのか、T君は竿を海に捨てて………いや、落としてしまった。たった一本しか持ってきていないため、このあとの数時間をどうやって過ごすのか心配したが、それも杞憂に終わった。船の後ろで釣っていたKさんにお祭り騒ぎが起こり「誰の仕掛けだ?」と確認したものの、名乗り出る者が出現せず、船中、ミステリーに包まれたその時、T君が手を上げた。「なぬ?釣りをしていない彼がなぜ?」 本日の優勝はNさん。32センチ。ただ、コレより大きいのがいるかもしれない。つまり、52枚も釣った同氏は、ゴッチャゴチャのクーラーボックスから探すのに手間取り、取りあえず出したのがコレらしい。底には怪物がいたかもしれない……。 |
↑出港前の記念撮影。 | ↑出港前の準備風景 | |
↑朝の小雨模様も回復し、次第に青空が。海は多数の船が出ており、夏泊カレイの人気の高さを物語っていた。 | ↑私のライバル、Nさん。右隣に陣取った彼は後半、私にアタリが無いのをあざ笑うかのようにコンスタントにヒット。 敗れた!悔しい! |
↑竿を捨てたT君。無事に戻り、塩水に浸かってリールの調子がイマイチにも関わらず、クーラーを満杯にした。 |
↑ダブルヒット〜〜!!引き心地がちょっと足りないカレイですが、ダブルとなると実に重く、なかなか楽しい釣りとなる。 | ↑クーラーで大事に冷やしておいたジュース類はカレイに占領され、もうヌルヌル。でも楽しいッス。 | ↑トリプルヒットのKさん。この他に海底へ沈む竿を釣るテクニックを披露してくれました。凄い!ブラボー! |
↑こちらトモ(船尾)。あまりにもたくさん釣れるもんで、多少、お疲れ気味。 | ↑こちらミヨシ(船首)で爆釣のA君とNさん。 | ↑表彰式。優勝のNさん(右)。「数が多くてクーラーから探すのに苦労した。コレより大きいのが底に居るかもしれない」との弁。 |