番外釣行記(6月13日)

場 所
天 気
潮回り 満 潮 干 潮 開 始 納 竿 同行者 ターゲット
6/13
浅虫
快晴 若潮 12:31 6:21 6:00頃 11:30 3人 カレイ
 会社の釣り倶楽部主催の大会。磯釣りグループと船釣りグループの二つに分かれて、日ごろの自慢話が本物である事を証明するため釣果を競う。本来であれば私は黒鯛を狙わなければならないのだが、この付近はまだ黒鯛が到着していないため、非常に残念だが、カレイを狙って“船の人”となった(笑)。
 昨年までは「豪華な賞品」が出ていたが、今年は各種行事が目白押しで、予算をそちらに向けたいとの幹事長の意向により褒め言葉と健闘を称える拍手に転換された。参加者総勢12名、内訳は磯が8名、船が4名。午前5時、朝から快晴の下、浅虫はホテル松園脇の船着き場からの大会スタートとなった。

 まず第一陣である磯グループが「はやかぜ」に乗って、湯ノ島へ。湯ノ島は目と鼻の先にあり、往復に約20分ほどかけて、再び戻ってきた。第二陣の船グループが乗り込み、折り返し出発。
 実を言うと、少し遊び気分でマダイを狙ってみたかった。情報によると、昨年はこの日と同じ6/13に真鯛がお目見えしたという。更に、つい一昨日、今季初の真鯛も出たとのこと。そこで船長に「最初にマダイをやってみたい」とリクエストしたところ、予定を変更して(予め聞かされていたのはカレイだったと言う)マダイのポイントへ向かった。

 午前6時、水深30m弱のポイントに到着し、実釣開始。潮の流れが緩いため、いつもであれば苦労するはずの底取りが簡単に取れる。あまり状態は良くなさそうだ。とはいえ、万が一、釣れれば儲けモノ的な竿出しなので、さほど躍起になる釣りでもない。約1時間やってみたが、K橋君に“外道のカレイ”が釣れたのみで、マダイ釣り終了を船長に宣言した。

 今度は気持ちを切り替えて、本命カレイ釣りである。船を湯ノ島の西から、夏泊の油目崎付近まで、途中、人気のポイント双子島を通り過ぎて移動。食いがなかなか渋く、私を除く4氏(船長も含む)にポツポツと釣れるのみ。このままじゃ、寂しいと本気を出したところ、午前9時半、待望のカレイが挨拶に訪れた。ピクピク……、軽く合わせを入れて、リールを巻いたが、バレてしまったのか、手応えがない。もう少し我慢すべきだったか?と反省しながら仕掛けを上げてきた時、ゴミが引っ掛かっているのに気が………
 む?葉っぱか?おおっ!動いたぞ!うっわぁ〜〜、ちっせぇ〜〜。20センチあるかというカレイだった。
 小さいのは確かだが、カレイには間違いない。ボウズを逃れた安堵感で、以後の釣りが楽になった。ちょうど地合いに入ったらしく、皆の竿も良くしなったが期待したほどの大きいサイズが来なくて、ため息が出たのだが、その後、徐々にサイズアップされ、30弱が混じるようになってきた。ところが、潮流が変になり、係留したダンブ(養殖ブイ)に船が乗り上げるようになったので、他へ移らざるを得ない状況に。この後、アタリがパタッと止み、そのままジ・エンド。

 んんん〜〜、「船は釣れない」のジンクスが今回も生きたようだ。
 ちなみに、我がグループの成績は、K田氏と船頭氏9枚で竿頭、K橋君と私3枚、T橋君2枚。トータル26枚。サイズは最大で31センチ(K橋君ゲット)、小さいのでは20センチ弱と、全般的に小ぶりだった。貧果にも関わらず、幹事長のK藤氏によると「信じられない。“あの船”で20台の釣果が出たとは……」と盛んにホッペタをつねっていた。

 なお、ココだけの話だが、K橋君が31センチカレイの強引な引きに負けそうになって、あわや海にドボンしそうになった(笑)。本人は泳ぎが得意で、全く気にならなかったそうだが、我々は、そのスリルとサスペンスで手に汗を握った。船頭さんがとっさに腰を捕まえ、右足ヒザ付近まで水に浸かる程度で済んだ。それにしてもブーツが水浸しになってるだろうに、顔色一つ変えず、以後の釣りを淡々としていたK橋君に将来の大物の影を見た・・・・・・よ〜な気がする。中には「鈍いだけ」と悪口を言う人もいる(笑)。

 全員が陸に上がり、磯グループの釣果と比較した。K嶋氏が38センチのアイナメを釣り上げ、これが本日の最大サイズと認定され優勝!!!パチパチパチパチ。他に特筆すべき獲物は出現せず、全般的に標準サイズのアイナメやカレイに終わった。
 チラッと「もし、40センチくらいの赤い鯛をさりげなくクーラーから出すような事があったなら、明日からは皆の見る目が変わっただろな」と思った(笑)。この夢は来年に取っとこ〜。

↑午前5時前、希望に胸を膨らませ、第一陣の磯グループが港を離れた。目指すは右の写真の湯ノ島。浅虫の素晴らしい景色を形成している重要なアイテムである。 ↑湯ノ島。いびつさが全くない、女性のオッ○イのように奇麗な形の島。 ↑「船は釣れないからなぁ〜」の言葉に発奮し、我ら4名、大いに張り切って、磯の人々の目を白黒させる釣果を上げようと気合いが入った・・・のだが。
↑K橋君、マダイポイントでカレイを釣ったの?外道はリリースだよ……、でも、悪くないサイズだね。あと、海に落ちそこねちゃダメよ。命は一つしかないから大事にしな。 ↑船はお互い、すぐそばに居るから会話できるのがいいよね。釣れない時は、雑談に花が咲き、これまた楽しいもんです。 ↑T橋君がカレイを釣った事によって、まだ釣ってないのは私だけになってしまった。いっつもこんなシチュエーションになるのよねぇ〜、悔しいけど。
↑あれれ、船頭さんまでオイラより先に釣ってしまうんだもんなぁ〜。遠慮してくれよなぁ〜(笑)。 ↑養殖ブイ(ダンブ)へ係留するため、船に装備されたフックを引っ掛けるのだが、T橋君、何度か行なっているうちにだんだんうまくなってきて一発で掛かるようになった。 ↑9時半過ぎ、ようやく釣れた最初の一枚。ん?イソメが随分、大きく見えるって?
なんか、イソメにカレイが噛みつかれてる感じだね、トホホ。
↑潮流の変化からか、一直線になったダンブの下に船が乗り上げるようになり、ダンブラコダンブラコとぶつかり、釣りどころでなくなった。 ↑K田氏、地合いが来たら、やたらと竿を曲げてました。結果的に9枚はたいしたもん。ついこの間までは、蟹田沖でもっと大きくて沢山のカレイを釣ってただけに不満足? ↑午前11時半、終了。船のスピードが遅いため、約30分かけて、港に戻った。前方に見えるのは双子島。
↑人気の島、双子島。黒鯛釣り師が三名、上がっていた。数年前までは、社内釣り大会といえば、ココだった。 ↑鴎島(かもめじま:あるいはゴメ島)。その名の通り、カモメがいっぱい居た。 ↑裸島。付近は根が多く、根魚が多数潜んでいる。釣りを始めた頃、ココで竿を出して、ブラーをなんぼでもロストした記憶有り。
↑堤防でサンデー・フィッシングしている人達やビーチで日光浴している人達の注目を浴びて、まもなく帰港。 ↑橋ギリギリに下をくぐる。いつもは何気なく、この上を車で走っているが、こんな水路があったのかと感心。 ↑幹事長K藤氏。自慢のアイナメを披露してくれました。うむむ、うちらのカレイよりはでかそうだなぁ〜(笑)。マイッタ!

Return