番外釣行記(7月14日)
日
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場 所 |
天 気
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潮回り | 満 潮 | 干 潮 | 開 始 | 納 竿 | 同行者 | ターゲット |
7/14
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陸奥湾
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曇り後雨 | 中潮 | 5:22 | 12:09 | 3:30頃 | 13:00 | 4人 | マダイ |
会社の同僚S氏に「マイボートで真鯛を釣りに行きましょう」とずっと誘われていたものの、なかなか時間が取れず延び延びにしていたが、ようやく準備も整い、真鯛釣行を挙行。とはいえ、釣行前日、つまり13日夜は夜勤なので午前1時まで仕事と体力的にやや厳しい。港集合は午前2時半。寝るのは諦めてパソコンなどをいじくって時間をつぶし、午前2時前、大漁の夢を見てスヤスヤ眠っていた長男を叩き起こして一日は始まった。 その前に前日の天気予報は芳しくなく、南西の風がやや強く、曇りのち昼頃から雨、波高も2.5mほど、と先行きを非常に暗くするモノ。状況によっては中止も念頭においてのマリーナ集合だった。到着すると、霧は出ているが風も波も全く無い。一同、このままの状態が少しでも長く続いてくれることを願って、まだ暗い海の中へ出発。いきなり沖合いに出て、停泊させての釣りは危険でもあることから、一旦、沖一文字堤防に上がり、根魚を狙う。そこは人の出入りが容易でないことから魚の警戒心も薄いのか、次々と竿先にアタリが出て、多いに遊んだ。主に楽しませてくれたのは朝マズメの定番、メバル、ソイなど。 午前5時過ぎ、だいぶ明るくなり、いよいよ真鯛の居るポイント(青森市後潟沖)へ移動。はやる心を抑えつつ、仕掛けを投入した。真鯛釣りはちゃんとした道具を揃えるべきなのだろうが、黒鯛に予算をつぎ込んでいる身としては、あれもこれもと道具を揃えるわけにもいかない。マイ・タックルは非常にお粗末なもので、多少不安を抱えてたのだが、それが見事に的中した。アブガルシアのリールからスムーズにラインが出ていかない。仕方なく手でさぐって糸を出す行動を取らざるを得なかった。もし周りの人の竿がたくさん曲がってれば、この事で後悔しただろう。でも、皆、魚信が全く無く、シーンとしてたのがラッキーだった(笑)。 S氏の提案でかなり西側に位置する夏泊周辺へポイント移動する事に決定。我々あすぱむ親子は船首に陣取ったのだが、この移動が結構大変。まず、前方から吹く風に帽子などが飛ばされないように注意しなければならないのと、進行方向に対して波のウネリがあると大きく船がジャンプし、特に上下に激しく動く船首では必死になって捕まっていないと危険。何度か空中に浮く自分の体を見て、近頃、気になりつつあった体重が、この自然界ではなんの意味もなさないのだと強く思った(笑)。(↓下に続く) |
フォトギャラリー | ||
↑朝まずめ、腹をすかせた魚達が次から次へと針掛かりした。この時点で午前5時前。この後、マダイ・ポイントへ移動。 | ↑リュウグウハゼ(通称ラグビー:縦に入った縞模様がラグビー・ジャージーのようなことから、そのような名前の由来になったそうです)。 | ↑S氏の愛船「トロフィー」。何度も乗せて貰いました。今後もお世話になりたいと思ってます。 |
↑ウォォォ〜、曲がってる、竿が!この時に上がってきたのは右に掲載した写真、メバルでした。釣り人は皆このブルブルッがたまらなくて釣りをするんです。 | ↑計測の結果25cm。メバルとしては大きいほう。このサイズが結構、上がってた。ただ、私にはあまり大きいのが釣れず、一人ガッカリした。 | ↑これは長男の作。アイナメ45cmという作品。いつも見ているアイナメより太かった(笑)。 |
↑ポイント移動の図。青森港を海から見るのは普段と違った景色であることから、なかなか楽しかった。釣りでもしてなきゃ、そんな場面に遭うことも無い。実に貴重な体験。 | ↑朝もやにむせぶ陸奥湾一帯、浅虫方面。コレなどはまだ良いほうです。日の出前は何も見えなかった。 | ↑デカあいなめ、に関しては結構実績のある長男。この体験が将来に何かを導くものだとしたら、私も嬉しいのですが…(笑)。APCは無理だろな(笑)。 |
(↑上から続く)約20分後、浅虫へ到着し、湯の島近辺で竿を出す。今日は日曜日なので、船がたくさん出ており、特に集まっている所に停泊させてしばらく様子を見る事に決定。良く見ると前方の船で玉網を出して魚をすくっている。時折、歓声も上がり、何かが居る事を察知。魚探にも反応が出て活気づいたと同時に息子のロッドがギュ〜ンとしなった。オオオオ〜、真鯛が来たかぁ〜! 長男はかなり興奮してたと思うが、海面から姿を現したのはアイナメだった。しかしサイズは相当ある。実測の結果、45cm。うむ、これで今晩のオカズは調達できた(笑)。肩の荷が一気に下り、あとはボウズでもいっか?との怠け心が台頭してきた(笑)。 その後、誰の竿も曲がることなく、再び、沖一文字に戻り、先ほどの感動を再現することに。そのまま納竿の午後1時までメバルと遊んだ。 悪天候が的中したのは結局、雨だけで、風はそよ風、波はベタ波と見事に予報が外れ、予報官を恨んだ。これほどまでに外れたのは珍しい。心配するに越した事はないが、こうも大きくハズレると次第に自分の読みに自信を持つようになり、慢心を育てるような気がしてならない。自然を相手に予測するのは困難を伴うのはわかるが、それでメシを食ってるのであれば情報の正確性を高めないといけない。とはいえ、良い方向にハズレたのはまだ笑って許される。だからこそ、こうやって偉そうに書いてるが、もし最悪な事に好天の予想が超悪天候になった場合は予報官も顔が青冷めるだろうな。頑張ってネ、予報する方。 |