2002年の黒鯛釣果(6月17日)
日 時
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場 所 |
天 気
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潮回り | 満 潮 | 干 潮 | 開 始 | 納 竿 | 同行者 | 釣 果 |
6/17
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下北
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曇り | 小潮 | 7:07 | 13:55 | 5:00頃 | 13:00 | ナシ | 0 |
九艘泊周辺で今回は釣行。土日はそれなりの人で賑わうらしいのだが、平日ともなると話は別で“どのポイントでも可”みたいな気楽さ。 案の定、船に一緒に乗った他のお客さんは八戸市からおいでの2名と私の計3名。あの広いフィールドを自由に選べるとは、なんと贅沢なと思いつつ、ポイント選定は船頭さんに聞いてから決めようと思っていた。ところが新米船頭さんに「自分で決めてくれろ」と素っ気無く言われ、はた!と困った。地名が出てこない。どこを指名していいのかわからないのである。取りあえず、有名ポイントの「材木岩」を口にしたら「了解」と言われそこに上がることに決定した。下北釣行は渡礁に多少危険が伴うため、神経を使う。船は釣り船の形態となっていないため、磯場に渡るための設備が一切付いていない。であるから、人が飛び移ったり、荷物を投げたりなどの行為が発生する。 さて、午前5時、準備が整い、第一投をした。ウキは静かに右から左へ流れ、感じとしては非常にグッド。エサ取りがいてウキがピョコピョコするがあまり苦にならない。午前7時、ウキがスーっと入り「本命だぁ〜」と直感!ウン、手応えはある。し・か・し、姿を表したのはアイナメだった。落胆したため計測はしなかったが40センチ弱はあった。 次第にエサ取りの行動が活発になり、付け餌がもたなくなってきた。小さなフグが良く針掛かりする。左前方に小舟が現れ、すぐ手前まで寄ってきた。主は水中メガネで海底ばかりを覗いているため、オイラのすぐ前に居ることに気がつかないみたいダ。釣りを遊びにしているオイラと漁業で生活を営んでいる漁師様とでは絶対的に不利なため、遠慮して別方向に仕掛けを流した。ほぼ目の前まで来た漁師様がひょっこり頭を上げると「釣いでらが?」ときた。なぁ〜んだ、知ってたのかい?「全然ダメだ。魚、見えでらが?」「なんも見えねな。あっちのほうでこの前、こったらでっけ魚釣った人、居だド」「(あらら、そうだったのかい)ふ〜ん。ホントにココさ、魚、いねのが?」「うんだ」 最後のひと言で妙に落胆した(笑)。ウソでもイイから「なんか居だな」の言葉が欲しかった。 結局、ボウズ。ホントは午後3時頃まで釣りたかったが、船頭さんの事情で1時までの釣りとなった。後から考えれば、コレで良かった。さて、一緒に乗船した八戸Gの釣果が気になった。「面木」に上がった彼らの「フグとウグイだらけ」といった返事に安堵。 いつかまたリベンジしたい。問題なのは未だに九艘泊方面で黒鯛を一枚も上げていないということ。他の皆さんがホイホイ上げてるのにオイラだけナシなのが辛いです。いつかきっと。 |
フォトギャラリー | ||
↑朝3時30分頃。既にこれだけの明るさがあります。早起きは三文の得と言いますが、実にすがすがしいです。夜鷹の自分が言うのも変ですが。 | ↑ココが通称材木岩。ポイントとしては非常に有名です。我がHPのポイント紹介でもお伝えしてますが、今回初めて上がりました。 | ↑前方の離れ磯との間がイイらしく、盛んに攻めてみたのですがダメでした。釣る環境としては背中から風が吹くなど非常にやりやすかったんですがねぇ〜。 |
↑景色は抜群です。人は誰もいません。もしかしたら絶壁からカモシカが覗いているかもしれません。心が洗われる絶景です。 | ↑材木岩という通称が言う通り、材木を積み重ねたような岩場。なぜかココだけが付近と違って、そんな岩場の形状なんですよね。自然がおりなす不思議なスタイル。凄いです。 | ↑釣りの最中は曇り空だったんですが、帰り道では御覧のように快晴。夏がもうすぐそこまで来ているといったカンジでした。 |