2008年の真鯛釣果(6月28日)
日
|
場 所 |
天 気
|
潮回り | 満 潮 | 干 潮 | 開 始 | 納 竿 | 同乗者 | 釣 果 |
6/28
|
裏龍飛沖
|
晴れ | 長潮 | 12:03 | 16:07 | 11:30頃 | 18:00 | 1 | 2 |
前月に2年ぶりの真鯛釣り復帰を果たし「アイドリングは終わった。さぁ〜、6月からは本格的に釣るぞぉ〜」と思ったのもつかの間、再入院することとなって、気合いばかりが空回りする状態になってしまった。 とはいえ、治療しない限りは釣りもナシ。おとなしく2週間ほど養殖真鯛のように網の中に入ってきた。 この入院で感じたこと。それは自由の身でいられる時には、何事も後回しにしないでやれる時にやっておこうということだった。つまり、体調面で真鯛釣りが可能であれば、行きたい時に行こうとの思いを強くしたのだった。よって、今回の釣りは、ある意味、思いつきで船長に電話して、予定になかった出船を急遽、手配して貰ったモノ。須藤船長には感謝、感謝である。 前回は運転手付きの楽チン釣行だったが、今回はすべて自分で行なわなければならない単独釣行。車から船までの荷物運び(それほど距離はないが、多少、身に応えた)、船では船首に陣取ったのでパラシュートアンカーの出し入れの手伝い、広角に攻めるため段差ある船首に何度も昇り降りしての移動、などが肉体的にハードだったのか、翌日は筋肉痛に見舞われた。こんなことでデカ真鯛とのやり取りが出来るのかと自分に「喝!」を入れた。 天気は前回同様、快晴。つくづく自分は行ないがイイんだなと確信する、ハハハ。 今日の乗船客はわずか二人。川崎市から来たというAさんと自分だけ。始めにも書いた通り、今回の出船は本来、予定になかったモノだったが、須藤船長が「アナタのためならたった一人でも出します」なぁ〜んて、涙チョチョ切れのセリフを吐かれて実現したモノ。とはいえ、いくらなんでも自分一人では申し訳ないので、数名の釣り仲間に声を掛けてみたが、急だった事もあって集まらなかった。諦めの電話をしたところ、Aさんが乗るということで、めでたく出船となったわけである。 さて、このAさん。船長の話によると、昨年から来るようになったお客さんだそうで、軽ワゴンに乗って、はるばる川崎市からおいでになるとのこと。3日連続で龍飛の真鯛釣りをするために、車中泊可能な寝具を持ち込み、釣りが終わると、車で暮らしているそうだ。年齢は50代後半か?ちょっと無口。こちらから話しかけても、あまり言葉数が返ってこない。本日は三連チャンの最終日で、この釣りが終わると、川崎の自宅へ戻り、翌日から仕事に就くらしい。タフなおじさんである。 (下に続く) |
フォトギャラリー | ||||||||
↑船上から見た裏龍飛(北は左側:北海道方面) | ||||||||
|
||||||||
|
||||||||
|
||||||||
|
(上から続く)
午前12時、フィッシュ・スタート。第一投、イソメを房掛けされた30グラムの赤ブラーが、キャストされ、チャポンと着水。潮の流れは右方向。ゆっくりと落ちていくラインに人さし指をあてがって、テンションを保った。その時!・・・・コンコンの前アタリのあと、ゴツンと大きくアタリ、竿がしなった。 な・な・なぁ〜んなんだ?この引きは?化け物か?(ヤラセっぽいですか?) などと言ってるが、実のハナシをすると、パニくっていた。空白の10分間と言えばイイだろか?ガムシャラにハンドルを回していたように思う。早く顔を拝みたくて、ひたすら回していた。やがて、海中で白い腹がギラリと光り、ニヤリと笑った。真鯛ゲット! 第一投で釣れてしまったので、気負いがなくなった。結果的にはこれが悪かった。アタリは来るものの、針がかりしなかったり、外道が釣れたりと、なかなか本命が釣れない。一方、自分と反対側で釣っているAさんと船長は楽しい釣りをしていた。 午後5時45分。最後の投入のつもりでキャスト。どうも先ほどからコツンとくるエサ取りが気になってしょうがない。何度か遊ばれていたのだが、クイクイのあとにコンとアタリ、ようやくヒットした。26センチの小さな真鯛。最初と最後で釣れるとはなにごとか?釣行記のネタとしては申し分ないストーリー。午後6時、納竿し、龍飛漁港へ戻った。 反省点は以下。真鯛ブラーよりもジグ系のほうが食いが良いらしい。赤・金のジグに二本針。40gと60gを次の釣りまでに用意せよと船長からの指令があり、早速、ショップに走って取り揃えた。うふふ、これで次は爆釣というわけだ・・・笑いが止まらない釣行記もまもなくかな?・・・・・・・・・。 |