2009年の真鯛釣果
日
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場 所 |
天 気
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潮回り | 満 潮 | 干 潮 | 開 始 | 納 竿 | 同乗者 | 釣 果 |
6/4
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袰月沖
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曇り | 中潮 | 12:58 | 6:45 | 4:20頃 | 12:00 | 7 | 0 |
日の出と共にスタートするのが釣りの一般的なスタイルだが、ご無沙汰して3年。ようやく多少の無理も出来るようになったので夜討ち朝駆け釣行を計画した。いつもであれば、興奮からなかなか寝付けず、一睡も出来ないまま、ほぼ徹夜状態になって、目がショボくなるというのがパターンであったが、今回は夜9時にはグッスリ寝床につき、ぱっちり目が覚める、とても良いコンディションになった。
三厩集合は午前3時。深夜の田舎道ドライブには付き物の“ヒヤリハット”動物3匹に遭遇した。 釣り座が船首左側に決定。期待に胸膨らむ中、午前4時、まだ薄暗さの残る津軽海峡へ向けて出港した。これまでの釣行記で何度も書いてきたが、この時が一番イイ時である(時間の経過と共にアドレナリンカーブが下降するのが悲しい。でも釣りは好きだ)。 約15分後、最初のポイント(水深50m)に到着。海は多少のウネリはあるものの、穏やか。時折、小雨ポツポツ、ヤマセの影響で少し肌寒い。 第一投は情報により40gの赤いカブラで試してみた。ブラーも持ってきてはいるが今回はカブラで攻める計画だ。通常、カブラはエサを付けず単体で使うが、最近の釣果(最大で85センチが出たぁ〜)ではイソメを1匹付けてヒットしているというのでそれに倣って試してみた。 正直なところ、カブラ釣法の勉強不足は否めなく、どのように攻めれば良いのかが、わからない。今、この釣行記を書いている時点ではボウズの悔しさから少し勉強したので知識が付いたが、もっと調べておけば良かった。当初聞いた「ただ巻くだけで良い」には抵抗が強く、自分なりに竿先をチョンチョンするなど工夫してみたのだが、結果的にこれは良くなかった・・・ようだ。 またキャストして広い範囲を探ってみたのだが、巻き上げてくると、カブラとラインの結合部へ針が引っ掛かっている事が何度かあり悩む。せっかく精神集中して巻き上げてきたのに無駄だったとわかると、力がドッと抜けてしまう。投げ方が悪いのか、それとも良くあることだと諦めるのか。 ちょっとだけ強がりを言わせてもらえば、潮の流れが悪かった。ココは津軽海峡。かつて、潮が速いためにラインがかなり流されて底が取れず苦労した経験があるが、今日は比較的まっすぐに入っていく。潮が動かない時も時々あった。 開始から5時間経過したが、全くアタリが来ない。隣りの釣り師がひと言「あぁ〜ぁ、釣れねぇ〜な。今日は魚、居ね〜な」。 (下に続く) |
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(上から続く)
竿が曲がってるぅ〜。いいな、いいな。午前9時、待望の本命がヒット。一同、注目の中、上がってきたのが50センチ真鯛。オレンジ系の鯛カブラにイソメ1本のチョン掛けしたモノに食い付いていた。鯛の口にカブラが付いたシーンを初めて見た。カブラでも釣れるんだなぁ〜と、考えを改める。 なのに、後が続かない。水深50m前後のポイントをいくつか探ったものの、2枚目が出なかったため、船長が決断をした。 「よっし、袰月さ、行くべ」 東へ約15キロ、一気に突っ走った。この間、自分の腹にエサを投入する。船上で食べるパンと薬はおいしい! 午前10時半。左舷真ん中の方にようやくヒット。先ほどよりも竿のしなりが大きい。ドラグがジージー鳴って、なかなか上がってこないことからもサイズアップは間違いない。ラインは船底を通って反対側にグイグイ引っ張られている。格闘時間5分か?船長が差し出すタモに収まったのは69センチ。おぉ〜、素晴らしい!ハクシュー!こちらは赤いカブラにエサ無しだった。 今日は、この2枚のみ。うううう、ヘタくそと言わないで欲しい。努力はしたつもりだ。 |