2009年の真鯛釣果
日
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場 所 |
天 気
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潮回り | 満 潮 | 干 潮 | 開 始 | 納 竿 | 同乗者 | 釣 果 |
9/1
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三厩沖
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晴れ | 中潮 | 14:25 | 19:50 | 11:30頃 | 18:30 | 4 | 2 |
予定していた午前5時からの釣りは、台風11号の進路によってちょうど最接近になりそうだったため、早々と中止になったのだが、夜中に大きくズレたようで、朝起きてみると風も雨もなく爽やかな天気だった。そんなところへ須藤船長から「昼から、どうか?」の誘いがかかり、急遽、諦めていた釣行が復活。
慌てて準備し、上州屋へイソメを買いに走ると、なんと店のシャッターは閉まったまま。午前9時半はまだ開店前だった。かといって、そふえ釣り具店まで走るとなると三厩とは逆方向になり、集合時刻に間に合いそうもない。途中の目ぼしい釣り具屋で買えば何となるだろうと車を走らせたら、まず先に目をつけた釣り具屋はちょうど前にバスが停車中で止まることが出来ず、パス。仕方なく、次の釣り具屋へ。ココではどうにか買うことは出来たが、イソメの元気が足りなかった。 ほぼ同時に漁港に到着した白い車から若者が降りてきて「こんにちは。この前はどうもでした」と声を掛けられた。 今回はとんでもないアクシデントが最後に起こるのだが、その前兆はあった。 ま、このぐらいはイイとして、次のアクシデントはみちひさ君だった。船尾左舷に陣取った彼から「来た!」の言葉が出たので、注目すると、ドラグの音もけたたましくラインが激しく出る。随分、元気がいいなと思ったが、少しも止まる気配がない。「止まらねぇ〜!どうすればいい?」ジーーーー「やべぇ、糸、無くなるぅ〜、あぁぁぁ〜」・・・・・・・・バッチィ〜ン! 30センチ強の真鯛は、そこそこ釣れてはいたが、ポーズを取るほどではないので撮影を自粛してたが、午後1時40分、ついに船尾右舷の上道君の竿が大きくしなった。サイズ不計測だが、50センチクラスの真鯛であった。 今回は海の中がいつもと違っていた。これまで全く姿を現わさなかったベラをエサ取りの筆頭として他にメバル、ソイなどが良く釣れる。ベラは真鯛釣りにとって嬉しくない。ベラポイントには真鯛ナシが通説だからだ。 直射日光は背中に受け、釣る体勢としては楽。一方、背中合わせのsawaさんは真正面から日光を浴びて、ジリジリと暑く、かなり辛そうだった。しかし、潮は自分の釣り座から船底を通って後ろにかなり速く流れ、辛い。最も重い50gのブラーは水深20m付近ならどうにか底取りできたが、30m以上になると厳しかった。 (下に続く) |
フォトギャラリー |
↑龍飛崎の夕陽が悲しく見えた今回の釣行 |
↑空っぽスプールの持ち主、みちひさ君。メバルだけじゃない、真鯛もしっかり釣ってます | |
↑直射する日差しに耐えてsawaさんゲット | ↑オニカサゴとは恐い、恐い |
↑本日最初の本命ゲッターは上道君。このサイズ、なかなかあとに続かなかった。 ヒットリグはsawaさん自作のカブラ(右下) |
↑赤キンギョにヒットした1枚目の39センチ真鯛(左上)、金のブラーにロックオンした2枚目53センチ真鯛(右)。 置き竿がモンスターに持っていかれた(左下:写真は再現状態。実際に持っていかれたのはグリップが青いロッド) |
↑sawaグループの本日の釣果 |
(上から続く) 周りで真鯛が顔を出すようになり、時合い到来を確信した午後5時過ぎ、コンコンと弱い前アタリが出た。底が取れないまま、100m近くもラインが出ていたように思う。エサ取りのような怪しい雰囲気だったが、食うと一気に走った。 時合いを逃すまいと、すぐに仕掛けを流すと、また何かが食った・・・が、手応えが薄い。 そろそろ納竿時刻が近付いた頃に本日最大の災難が起きた。 あの竿には数々の思い出があった。真鯛釣りにハマるキッカケを作ってくれたのが、TIFA社のオーシャンセンシティブだった。胴調子の実にソフトで感度が良いロッドだった。もうTIFA社が存在していないため、同じモノを購入するのは不可能である。残念だ。 なお、自分は某損保会社の釣り保険に入っているのだが、以前、磯竿の竿先が折れた際、保険適用になったことがあったため、今回の件も淡い期待を持っていた。窓口に電話したところ「保障できるのは、道具の破損、あるいは家や車内での盗難」だという。 竿とリール付きの真鯛を釣った方にお願いです。真鯛は差し上げますのでタックルをお返し下さい。 |