2011年の真鯛釣果

場 所
天 気
潮回り 満 潮 干 潮 開 始 納 竿 同乗者 釣 果
5/12
龍飛沖
晴れ 長潮 10:39 4:24 3:50頃 11:00 2 1
 ついに2011年シーズンの火ぶたが切って落とされた。大事な初日に備えて、夜9時にはベッドに入り、ホントは午前1時まで寝るつもりだったのに、0時前に怪しい人に追いかけられて必死に逃げる悪夢を観てしまい、起こされてしまう。心臓がトクトクしてました。
 予報では「ヤマセが次第に強くなり、夕方から雨が降る」。晴れてくれと贅沢は言わないが、せめて穏やかな海であって欲しい。

 レフティーさんとボブさんから最新情報をいただき、インプット完了(お二方とも、大変、ありがとうございました)。

 前日は須藤船2隻が出る大繁盛だったのに、本日は同じ平日にも関わらず、わずか3名。ついつい、今日の鯛を独り占め出来ると思いがちだが、欲張ってはいけない。ココは謙虚に1枚ゲットのみに照準を合わせた、へへ。なお、前日は79センチ真鯛が出た。青森市内で須藤船長を乗せて漁港まで雑談しながら走ったら、こんな情報を耳に入れられ、デカ真鯛禁断症状が再発し、ハンドルを握る手が震えた。

 午前3時半、海幸丸は龍飛漁港を出て、龍飛崎灯台を左手に見ながら、ぐるっと回って、裏龍飛へ。
 カブラが良い、しかもエサ無しでネクタイが派手にヒラヒラするものが良い、というので、イソメは用意せず。
 朝まずめが要注意。モーニングフィーバーで、あっという間に4枚釣ったのがレフティーさん。

 ポイント到着は午前4時前。お気に入りカラーである「赤金」を選択。キャストをせず、2〜3m先にチャポンと投げ入れた。長潮ではあるが、ココはいつも流れの速いのが当たり前な津軽海峡。あまり潮回りを気にする必要はない。ところが、さほど強烈にリグが流されるわけでもなく、80gでもしっかり底取り可能だった。2時間ほどアタリが無く、ひたすら投入と回収を繰り返した。まもなくして、ベタ底(水深60m)で何かが食った。カレイか?いや、カレイじゃない。なんだべなぁ〜・・・ウゲッ!ホッケのト〜サンかい。釣れてもおかしくないとは思ったが、60mも潜るなよ!と一人、文句をつぶやいた。

 ただ、それまでのノーバイトから少し変化が出てきたのは好材料。ココは集中である。集中はしやすかった・・・ってゆ〜か、集中せざるを得なかった。何しろ、今日は単独釣行なため、話相手がいないのだから。

 (下に続く)


フォトギャラリー
2011年の初真鯛(60.5cm)。幸先イイわ。背びれがピンと立ってるのがカッコいいよねぇ〜
波穏やかも風やや寒し、鼻水チュルリン 同乗の方のクーラーは満杯。あとは本命を待つのみだったが

 (上から続く)

★本日のヒットリグ★
DUEL ソルティーラバー 80g
 午前6時20分、怪しい生命体がヒット。ホッケではないが、鯛っぽくもない感じ。
 でも鯛みたいな、サメみたいな、でかいソイみたいな・・・ホッケではない。
 激しくラインが出るほどのパワーがない。が、重さは十分、感じられる。
 ドラグはジッジッジッジーーーと鳴るので、しつこいようだが、ホッケではない。

 タモを用意した船長が、まだ海中にいる獲物を見つけたらしく「鯛だ、鯛だ!」。
 なのに当の本人は、まだ「???」と、わかっちゃいない。
 全体が見えた時点で、やっと「あぁ〜、真鯛だぁ〜」と驚いた有り様。
 ラインの手応えで読み取れないとは、まだまだ修行が足りませんな、ハ〜ッハッハハ。

 さて、初真鯛を釣ったあと、二枚目をすぐに捕らえようと、急いでリグ投入したが、「二枚目には二枚釣れない」ということわざ通り(そんなのあるの?・・・ありましぇん)、アタリも実物も無し。
 「三枚目に三枚」ってことわざもあるんだが(それも、ナイ、ナイ)、二枚が釣れないと三枚も無いわけで、これも無かった。

 船尾に陣取った二人はクーラー満杯になるほど、ミズクサカレイ、ソイ、カサゴ、ホッケ等、魚種豊富に釣っていた。

 風冷たく、鼻水が時々、ツルンと落ちてくる中、午前11時、ヤマセが強くなってきたため、終了。


★ return ★