2012年の真鯛釣果
日
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場 所 |
天 気
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潮回り | 満 潮 | 干 潮 | 開 始 | 終 了 | 同乗者 | 釣 果 |
7/26
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源氏ケ浦沖
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晴れ | 小潮 | 8:00 | 1:52 | 4:30 | 11:00 | 7 | 4 |
2〜3日前から腹の具合が悪かった。よって、もし、でかいのがヒットした時にこらえ切れず、大変なことになったらどうするか?と考えると、最悪な場合、キャンセルも考えていた。多少の不安を抱えつつ、自宅を出発。 港到着後、船長に状況を告げると「なぁ〜に、船さ、トイレあるがら、それで用足せばイイじゃん」。ううう、そうは言っても、コマセが皆さんに迷惑かけないか心配だ。固形物ならまだ下に落ちるが・・・水なんだよなぁ〜(笑)。 しかし、ポイントに付くと、すっかり忘れていた。更に早い段階で1枚目がヒット。ラッキーと言うか、悲しいと言うか、腹に負担のかかるような危険なサイズではなく「ん〜、ちっさいな」と口にしたら、脇でタモ網の準備をしていた船長から「んだが、へば、タモ、いらねが?」と意地悪な返事。「お願いします」と頭を下げて介錯をお願いした。 「本命ゲットが最高の良薬」だった。以後、陸に上がるまで、普通に釣りができた。 そもそも、この日は腹のことを考える時間が無いほどアタリが非常に多かった。2枚目も、すぐアタリが出た。いやぁ〜シアワセ。ところが、やり取りの最中に軽くなった。フックオフか?ん?そんなもんじゃない。リグの重みすら感じられない。あいや〜、ラインブレイクだった。フグの仕業か?直前に船長が1匹ゲットしてるだけにフグがいることは確かである。時々、ラインチェックはしていたが、見逃しがあったらしい。お気に入りカラーのスピンソニック(グロー系に背中が虎模様)を失ったのが悔しい。帰りに調達していこうと立ち寄った釣具店では在庫がなく、ショックは大きかった。 気を取り直して、オキアミカラーでキャストしてみた。まもなくして2枚目、3枚目がまたヒット。始まってまだ2時間も経っていないのに、このペース。終わる頃には何十枚になっているのだろう?と計算してしまう。つくづくドタキャンしなくて良かったと思った。 一方、船長はハイペースでヒット&ネットを繰り返していた。4枚・・・5枚・・・6枚・・・と、涼しい顔して数を伸ばす。 (下に続く) |
フォトギャラリー | |
自分の4枚。42〜52cm | 船長の釣果。中央はヤキソバじゃない。イソメです |
81cmのオス真鯛。船長、今季二番目のサイズだった |
(上から続く) 船長と自分に挟まれた釣り座のXさんが辛そうに「なぁ〜んで、オレだけ釣れないんだ?」と言う。「多分、キャストする距離の差じゃないですか?」と返答。思い切りキャストして、距離を稼ぐようにしていた。Xさんと自分の差は2〜3mあった。半信半疑でキャストしたXさんに、まもなくして待望のヒット。氏曰く、「そうか。距離みたいだな」。 アタリは中層から上に集中していた。着水後、すぐヒットすることもあって、だいぶヒットレンジは絞られていた。上から約7〜8mまでの間だろうか(水深は約30m)。それより下に落ちたら、すぐ回収して、再びキャストの繰り返しをしてみた。 予報ではずっと曇りの予定だったが、時間の経過と共に雲は薄くなり、次第に日光の直射を背後から受けることになった。よって、船上はジリジリした暑さに見舞われることになり、ウエアを一枚ずつストリップ。こんな暑さ「聞いてなかったよ」は、もはや古いギャグか? 午前11時、ココンと当たり。はやる気持ちを抑えて、合わせのタイミングを待った。数回、竿先が引っ張られた時、大きく合わせた。ヒット!〜と、にんまり。ところが、その後、抜けた。ん〜、無念。 おでこが角張った、見事なオス真鯛だった。計測の結果、81cm。 自分は3枚目までは調子良かったのに、バラシもあって釣果が止まってしまった。前半、苦しんでいたXさんも3枚釣り上げ、同数になっていた。このまま終わるのも、なんか寂しい。そんな思いが通じたか、4枚目が11時過ぎにヒット。あぁ〜、良かった、これで気分良く、納竿できる。珍しく、鼻歌が出る帰りの船だった。 なお、今回は釣りに集中せよとのビックさんからのアドバイスがあった。つまり、同乗者の釣った真鯛写真を撮る時間があったら、自分の釣りのほうに使いなさいということだ。 よって、船上での状況を伝える写真が一枚も無い。人が写らず、真鯛だけが写った釣行記は、過去に記憶に無い。 港を離れ、帰路のテレビで、東北北部が梅雨明けしたことを知った。 |