2012年の真鯛釣果
日
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場 所 |
天 気
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潮回り | 満 潮 | 干 潮 | 開 始 | 終 了 | 同乗者 | 釣 果 |
11/14
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浅虫沖
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曇り | 大潮 | 15:01 | 9:13 | 6:30 | 13:00 | 5 | 0 |
青森市野内(のない)の浦島アリーナを拠点に湾内各地をポイントとする「鯛神楽」に初めて乗船した。 今季、真鯛釣りは前半戦が我ながら好調だったため、後半戦に望む意気込みは非常に高かったのに、荒天による中止や、高水温による不漁で、へこむ日が多かった。そんな中「鯛神楽」のホームページが目に留まり、藤岡弘ばりに「オイオイオイオイ、随分、近いところで、でかい真鯛が沢山上がってるじゃないかぁ〜」と、つぶやき、速攻で予約を入れた。 ところが、その予約日がことごとく荒天の憂き目に遭って中止となり、ようやくこの日を迎えることが出来たのだった。 出船は6時半。自宅から野内までは、たったの20分なので、自宅を5時半出発でもお釣りがくる。こんなに安近短(あんきんたん)で良いのか。途中、そふえ釣り具店前を通り過ぎたのだが、店が開いていたのでUターンした。今日はテンヤで勝負を賭けるつもりでエビしか用意しなかったのだが、何となくイソメにも未練があった。500円だけ購入し、心のモヤモヤが解消した。 6時前、到着。今日は初めて乗る船なのに、なぜか同乗者とは、皆、顔見知りである。まるで話を合わせたかのように、源氏ケ浦で良く一緒になる、我が師匠こと、ビックさんらと、偶然に鯛神楽の予約をしていたのである。まるで「幸丸同好会」?あるいは「幸丸軍団」? 海山船長がまもなくして到着。我々の不安をよそに、躊躇なく「出船します」と宣言され、心は決まった。釣るぞ、でかいの! 参考までに、出船までの手順をココで紹介する。 (下に続く) |
フォトギャラリー | |
自分の釣り座は船首左舷 | 船尾には特別なフレームの足場がある |
クレーンで船は降ろされる | 最船尾は大きなウネリで足下が何度も海水に浸かってました |
(上から続く) 船は東に進路を取った。20分ほど走り、たどり着いたのが、目の前に湯の島が見える、ほぼ浅虫沖だった。外洋と違って、比較的、穏やかな湾内とはいえ、白波が目立ち、揺れは激しかった。船長が言う、デカ真鯛ポイントは水深約40m。テンヤ5号・蛍光カラーで開始。早速、コツコツとアタリが出て、心臓がドキドキする。即アワセするよう、アドバイスを受け、心構えはしていたものの、上下動が激しいのと、強風も手伝って、細かいアタリにジャストミート出来ず、苦労した。なお、船長は魚探を見ながら、細かく情報を教えてくれる。これは実にありがたい。情報提供は非常に大事である。 船尾のほうで釣果が出始め、期待が高まるが、なかなかフッキングまでに至らない。そのうち、ホタテ養殖のノシのロープに引っ掛けてしまった。鯛神楽は、ホタテ養殖の浮き玉に60センチほどの輪っかをくぐらせて係留して釣るのだが、潮の流れや風によっては、船が回転し、時々、ロープが近くに来ることがあって、こんなトラブルも発生する。ただ、船長がロッドを小刻みに上下させて、見事に外してくれた。あるいはまた、隣の方が真鯛ヒットしたものの、ノシに巻かれてニッチもサッチも行かなくなってカットしか無いかと思った時、二度ほどチャレンジして、なんと外してゲットに至ったのには驚いた。 悔しいことにスピニングリールにトラブルが発生した。 風は収まることなくビュービュー吹き、うねりも、かなり強くなってきた午後1時、「浅場で試してみてダメなら、戻ります」に、全員、うなずき、船を移動させたものの、どんどん状況は悪くなる一方だったため、上がりになった。この判断は大正解だと、納得。 野内のデビュー戦は、期待されたデカ真鯛を手に出来なかったので、やや、ほろ苦いモノだったが、船長の「お客さんに大きい鯛を釣って帰って貰いたい」という意欲的な姿勢は十分伝わってきた。来年以降、鯛神楽への乗船回数が増える予感がする。 船長の話の「水温14度で終わり」に、すかさず、ネットのチェックを入れた。うんむむ、まだ17度ある。ただ、回遊する魚ゆえ、どこかで別なルートに変われば・・・と考えると、ココ当たりが潮時かな?と考える。 よって、今釣行で2012年の真鯛釣りは終了にする。来年に期待して、オフシーズンは仕掛けの準備をしたいと思う。 |