2013年の真鯛釣果

場 所
天 気
潮回り 満 潮 干 潮 開 始 終 了 同乗者 釣 果
9/7
源氏ケ浦
曇り 中潮 16:31 10:27 5:00 17:30 7 0
 近ごろ、釣行記をサボってばかり。今回はしっかり書こうと、いつもならバッグに置いたままのデジカメもポケットに入れて、スタンバイした。何しろ、9月第1週の釣果が、今季の第1位、第2位、第4位(この時は自分も乗船)の数が出たことで、今回は良い釣行記も書けそうだと鼻息が荒くなっていた。
 ところが・・・既に上の釣果の数が「0」表示なことから、おわかりだと思うが、そう、ボウズに終わった。当然、釣行記も気乗りがせずパスしたいのだが(笑)、ココでもサボると益々クセになりそうなので、ボウズの記録を残すのも必要だろうと思うのでアップする。良い時ばかりアップするのは、都合良すぎるからね・・・とほほ、でも、ネタが少なくて、どうまとめようか?

 出だしは「春先は4時に出船していたが、9月ともなると日の出が5時過ぎなため夜明けが遅くなったことを実感する」とでも書いておこうか(笑)。

 今日は珍しく、源氏ケ浦港は他の船の釣り客もいて賑わっていた。幸丸はいつも通り、満員。
 鯛夢さん(2012年の幸丸数釣りチャンプ)、ヒットマンさん(毎年、数釣りベスト5に入る若手名人)、そしてビックさん(2010年だったか?のチャンプ)が一緒。なお、ビックさんは、客としてではなく、タモ係での乗船である。別名タモおじさんとも呼ばれており、最近、こちらの名称のほうが定着しつつある。

 この時期、イソメだけで釣れていた春とは違って、真鯛の好みはイソメか、エビかに分れてくる。居場所も底が多くなってソコを狙うのだが、中層で食うこともあって、探るレンジが増え、頭を悩ませるのが秋真鯛と言える。

 さて、ポイントに着いて、釣り座を船首に構え、テンヤ2〜3号で試した。潮は緩いってもんじゃなく、ほとんど流れていない。よって真下に来る。時々、弱いアタリがコツコツと来るが、アワセを入れてもフッキングしない。ようやくヒットしたが、微妙な重みを感じるだけで、竿先のオジギが無く、コンビニ袋でも引っ掛けたかと思ったら、シャコだった(ちなみにキャリア初ゲット。よって、あすぱむ水族館に写真アップ)。

 船尾側で歓声が上がるが、船首は至って静かな状況が続く。

 何度か時合いが到来し、あちこちにタモおじさんが出動。その都度、釣れていない自分に情報を提供してくれるわ、あるいはまたオリジナル仕掛けを提供してくれるわで、サポート体制万全。さすが我が師匠(笑)。

 隣りのヒットマンさんが塩焼きの大サイズ真鯛を2枚の他、痩せサバなどで遊んでいたが、ついに9時過ぎ、60cmほどの真鯛と呼べるサイズを釣った。イソメ愛好家の氏は(笑:そんなこと言ってないと注文が付きそうだが)、どうもエビには抵抗があるようで、エビも準備はしてみたものの、なかなか手が出ない様子。今、釣った鯛も完全ふかせの仕掛けにして、イソメをセットした、まさに自分がイメージした釣り方でゲットしたわけで、周囲のブームに惑わされない意志の強さが感じられる。

 同じことが鯛夢さんにも言えて、終了のまさに10分前にオリジナル仕掛けでボウズ逃れの一枚をゲット。「さすが」の言葉以外、出ない。

 結局、何度も言うが自分はボウズで、午前便の釣果は14枚。動かない潮にしては、そんなに悪くない数と言えるのか?ただ、サイズは源氏にしては小ぶりが多くて不満なところだろう。

 (下に続く)


フォトギャラリー
 ご覧下さい。ヒットマンさんのロッド、海に刺さってます。完全フカセ+イソメのこだわり釣法で、このサイズをゲットするとはさすがです。リグの重みを感じられないと、どこを彷徨っているのか判別できず、自分には到底マネ出来ない釣法。タモ係のビックさんも鋭い視線を送ってます
シャコ(青森ではガサエビ)もテンヤに興味示すんですね ボウズ菌払拭のため、翌日はいつもより丁寧に道具を洗ったのは言うまでもありません

 (上から続く)

 帰港の準備をしている船長に「午後便の空きはまだあるの?」と尋ねた。
 「2人あるよ」に、ついついビック師匠に「タモ係だけじゃ物足りなかったでしょ、どう、一緒に午後も」とコマセ攻撃。潮の悪さに乗るつもりの無かったビックさん。付き合い上「じゃ、乗るか」となった。
 船長からは「(港に戻るのも面倒くさいだろから)その浮き玉に捕まって待ってるか?」とイジメられる。
 なお、ココで言う「イジメ」とは、世間で言うところの陰湿なイジメとは全く逆なモノで、むしろこれを求めて乗る釣り客が多いと言ってもイイかも知れない。自分もその一人である。

 気持ちを新たに午後便、出港。再び、テンヤを投入するも、やはり潮が動いていない。午前便で船尾が良く釣れていたので、釣り座を船尾左舷に構えてみた。予定になかった午後便ゆえ、エサが足りなくなりそうだったが、ヒットマンさんからのプレゼントで量は充分になった。

 右舷中央付近のAさんに頻繁にアタリが出るが、度々バラす。置き竿にしていた時、あわや竿ごと持っていかれそうな強いアタリが出た。こっちはずっと竿を持っているのに、大きいアタリが出ないのは、ど〜ゆ〜こと?と辛くなる(笑)。Aさんは慌てて股間で竿を挟んで抑えたらしいが、これも途中でバレて、船長からは「竿が助かって良かったのか、大物を逃して悔しいのか」とイジメられていた(笑)。
 渋い中にも真鯛はポツポツ上がり、あっという間に終了1時間前になっていた。劇的なシーンを思い描いて、右舷中央に移動するも、釣果が出ることなく終了。

 ボウズの原因は何か?
 うむ、多分、朝のポイント到着時にやられたヤブ蚊の一刺しだろか? テンヤをセット時、右頬にツキッとした軽い傷みを感じ、手をあてると黒い2ミリほどある虫が取れた。その後、右頬が歯医者での麻酔を打ったように腫れた感覚になり、なお、右目に膜が張るような違和感が出てきた。鏡でチェックすると、目ヤニが目尻に溜まって、何度、取り除いてもすぐ溜まる状況になった。虫対策は両腕、足首、首筋に行なったが、まさか顔を狙われるとは・・・。

 虫のせいで、集中力が散漫になって、アタリ取りの感覚が鈍ったのだと断言したい!そうすることで少しは救われる(笑)。
 悪いのは虫だぁ〜〜。


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