2014年の真鯛釣果
場 所
天 気
潮回り 満 潮 干 潮 開 始 終 了 同乗者 釣 果
9/11
奥内沖
晴れ 中潮 10:33 4:16 5:30 12:00 1 5
 2014年シーズン、後半戦の開始。残りあと三ヶ月しか無い、しかも11月は海が荒れるので何回出船出来るか不明と考えると、これからの釣行一回一回が貴重である。

 ブルーウッズが今週から青森マリーナに戻って来て、初の出港となった。船長も情報が少なくてどんな釣果が出るか約束出来ないという。
 自宅から15分も無くマリーナに着き、午前5時、薄曇りの中、出港。
 当初、予約が自分一人しかいなくて、出船中止の可能性があったが、一人の方が入ってくれて無事出られることになった。たった二人の予約で船を出さなければならないセンシュ船長には申し訳ないが、ちょっぴりチャーター気分を味わえて嬉しかった。あとは結果である。

 その結果は意外に早く訪れた。今日の風は西寄りだというので、奥内沖がポイントとして選択された。ホタテのしに付いての「かかり釣り」。水深30m。これからの時期は「テンヤ+エビ」が主流で、イソメを使う人は実に少なくなった。

 船長の「オーケー」出て、即座にビック師匠オリジナルの「目ん玉テンヤ」を投入。するするするぅ〜〜と、さほど潮の抵抗を感じず、ほぼ真下に落ちて行く。着底して、すぐコツコツとアタリが。一発目は魚が乗らず、再度、投入。うむ、いるな、ヤツは。

 ひと工夫してみた。0.8mmの超硬ステンレス棒をエビの尻から背中を通して頭まで刺して、ピ〜ンとさせ、それからテンヤにセットする、というもの。実はコレ、源氏ケ浦でお客さんの一人がつまようじでやっていたモノにヒントを得た、まさにパクリ。つまようじも持ってきて後から試してみたが、太さ2mmあってちょっと違和感有り。

 再び、着底すると先ほどと同じアタリが来た。ステンレスが頭を取れにくくしているのだろうか、しつこく当たってくる。ゆっくりハンドルを巻いていた時、ゴン!と来て、後は引きを楽しむだけ・・・ワハハ。ん〜、まずまずのサイズ、50センチだった。

 最初の一枚を獲ったことで、アレを試す余裕が生まれた。そう、我が合衆国のトップページ(8/12)にアップしたアレである。
 あすぱむ特製・超激釣スペシャルテンヤ・・・とは名ばかりで、デコイ社のジグヘッドに着色し、孫針を付け、目玉シールを貼っただけ。一枚目から30分後、このテンヤに遂に魂が入った。ベタ底で、ヘンテコなテンヤに興味を持ったへそ曲がりの鯛(いや、好奇心旺盛で釣り人の気持ちが読める心優しい鯛)がいて、ゆっくり誘ってみると、逃がさないぞ!とばかり、ガン!と来た。

 目尻が下がった、とても他人には見せられない顔をして、ドラグが鳴る音を楽しんだ。自作仕掛けで釣れる魚は特別だ。
 白っぽい真鯛が見えてきた。ん〜〜、イイじゃん!船長にネットインしてもらって、サイズ計測の結果、66センチ。上出来!

 これまでのモヤモヤが解消する釣りがこの後も続き、正午の終了時で5枚ゲットとなった。1枚は足の裏サイズだったため、尻尾に住所、氏名を書いたタグを付け、リリース(笑:ウッソぴょぉ〜ん。リリースしたのは事実デス)。

 今回は大きな収穫のあった、記憶に残る釣行となった。


フォトギャラリー
一昨日の十五夜の満月が少し残っていた 一枚だけ底から数m上で食ったが他はベタ底
デコイのSGヘッドに着色して、孫針と目玉を付けた「あすぱむ特製・超激釣スペシャルテンヤ」。
1個当たりの材料費150円か?人件費を3,000円として税込み3,402円で販売予定(笑)
ISHINADA社の超硬ステンレス(左)を短くカットし、エビの尻尾から背中を通して頭まで刺すと、お行儀良くなります
写真は船長提供 低い雲が垂れ込めてましたが、雨は無く天気イイ一日でした

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