2015年の真鯛釣果
場 所
天 気
潮回り 満 潮 干 潮 開 始 終 了 同乗者 釣 果
6/9
久栗坂沖
小潮 7:33 14:06 4:30 13:00 4 1.5

 鯛将、今季初乗り。ホントはブルーウッズの予定だったが、仕立ての予約が入っており、アウト。
 途方にくれ、ダメもとで鯛将に電話してみた。す・る・と・・「あすぱむさん、ラッキー!空き、ありますダ」の返事。あらら、予想ダニしなかった展開に「乗ります、乗ります」と故・坂上ジローさんのポーズ。

 前々回はウッズ船長が故障のため、鯛多ニックに乗ったが、今回は鯛将である。正直なところ、あんまりいろんな船に乗るのは面倒くさいので避けたいのだが、乗って楽しい船であれば、ソレもイイかもと思う今日この頃である。

 鯛将「例年より少し早く久栗坂に戻るのでテンヤの準備してケロ」と言う。うっへぇ〜、マジかよぉ〜、まさか6月の上旬からテンヤをやるとは・・・。オフの間に作り溜めしておいた自作テンヤの出番がこんなにも早く訪れるとは思いもしなかった。楽しみ倍増。

 午前3時半、漁港に着くと久栗坂漁港はやたらと明るかった。ホタテの出荷作業をしている。あまり明る過ぎて、到着後のお決まり行事、岸壁からの放尿が出来ない。
 支度を終えてクーラーボックスに座りながら船長の登場を待った。
 だが、何か変だ。同乗するお客さんの姿が一人も見当たらない。3時49分、携帯が鳴った。船長「あすぱむさん、今どこに居るの?」「久栗坂・・ん?まさか急に平舘に変更なったとか?」「漁港のどこ?」「電気付いた作業船の間に立ってます」「あぁ〜、見つけた。今、そっちに行きます」

 ん?そっちに行くって、どゆこと?11時の方向から一艘の船が近付いてきた。あっれぇ〜、4人乗ってる。乗り場を間違えてたんかい。 船長「ここしばらくは作業船がこの岸壁を使うので、あっちがら乗って貰ってました」あっら〜、そうだったのかい。ちぃ〜とも知らなかった。

 ポイント到着。水深約37mで中層付近に反応が出ている。前日は70オーバーを2枚含む計20枚ほどが釣れたそうだが、昨日よりも良い反応だとの言葉に鼻血が出掛かった。

 釣り座は船首左舷。ノシのロープに気をつけながら、10g(約2.5号)のテンヤ(オレンジヘッド・バージョン)をキャスト。自分にはサイコーの前方に流れる潮。ゆっくり、ゆっくり、ゆっくり落ちていく。来るぞ、来るぞ・・・シ〜〜〜ン。

 あれ?おっかしいなぁ〜、 一投目で来るはずなんだけどなぁ〜と、つぶやきながら二投目投入。来るぞ、来るぞ、来るぞ、イヒヒ、ゴォ〜ンと来たら、たまんねぇ〜なぁ〜・・・・・・。シ〜〜〜ン。

 船長「あすぱむさんには是非、釣って貰いてな」に「ううう、プレッシャー、掛けないでケロッピ」とはいえ、昨日が20枚超えなんだから今日は一枚は来るだろと、タカくくりしていた。

 まもなくして、中央右舷の方がヒット。70弱のデカを一人で二枚も釣っていた。納得いかないのが「中層に鯛の群れ」との情報をあざ笑うかのごとく、二枚ともベタ底。
 船長に「この魚探、デモを流してんじゃね?」「ちゃう、ちゃう。ライブでっせ、フッ」

 (下に続く)


フォトギャラリー
午前3時半、久栗坂漁港はホタテの出荷作業のため明るくて賑やかだった
あすぱむテンヤの2015年Ver 魚探は昨日よりイイ反応
昼頃から雨の予報だったが6時から早くも降り出した。
鯛将だけの開閉式屋根が15分ほどでセットされ、その恩恵に授かった
平舘はヤマセの影響をもろに受けて各船とも中止になったが、久栗坂は波も立たず穏やかだった
あすぱむ釣果 あすぱむ釣果
半身は船長に上げたかったが、2枚とも友人宅に嫁入りした
あすぱむ 鯛将ステッカー
自撮りのテクもうまいもんだ 鯛将のブランド・ロゴ
さぁ、けぇ〜るどぉ〜 福運丸は左舷と右舷では通路の幅が違う
前方に見えるのは浅虫温泉。その左側が湯の島

 (上から続く)

 「来るぞ、イヒヒ・・・。シ〜〜〜ン」を繰り返して、既に6時間半ほど過ぎていた。いまだにノーヒット。頭をひねる船長が、ロッドホルダーに立てかけておいたサブの竿を「ちょいと貸してケロ」というんで、1時間300円で貸したところ「フッ」と言ったか、「ハッ」と言ったか知らないが、持ち主よりも先にヒットさせた。
 「あすぱむさん、ほれ、ほれ」と言ってロッドを差し出すので、使用中のロッドをぶん投げて、受け取った。「オォ〜、鯛だ、鯛ダ」 。バラすことなくネットイン。この鯛の扱いをどうするか?船長に相談すると「オラの口からは言えねぇ〜」という。釣り上げるにもテクニックが必要だ。よって「0.5枚」が妥当とすることで決着。一部の人には「疑惑真鯛」だと言われてるが、この際、完全無視する(笑)。
 ただ、これではカッコが付かない。何としても自力で一枚欲しい。

 近付いてきた船と鯛将とやり取りをしていた時、向こうの船長が「あらま、今、この下さ、鯛、居るドォ〜」と言い残して立ち去った。すぐそこにキャスト。

 そ・う・し・た・ら・・・%$#&@*+◇※▲。途中から10gのピンクヘッド・テンヤに変えていた。それに見事に反応した鯛がめんこかった。
 逢いたかったよぉ〜ん、ウレじぃ〜(あ、ちなみに今日は、かの有名な釣り爺ィさんが一緒に乗ってました)。

 船長の延長サービスのおかげで船中6枚。前日に比べたら激減。釣れない原因を探し求めるが、答えは出ず。「腕」とは口が裂けても言わねぇ〜船長にはお気遣い感謝、感謝である。

 鯛将のブログで、この模様が紹介されてます。ココをクリックして下さい。途中、オネェの私が登場しますので注目。今日からミッツマングローブあすぱむ、と呼んでチョ。 

 また、7日に平舘で97センチの記録的デカ真鯛が釣れたとネットで騒がれてます。実はこの船(昭丸)、私が乗った船のすぐそばに居ました。100mほど先で大歓声が上がったので「随分、盛り上がってるなぁ〜」と笑ってたのですが、まさか97が釣れていたとは・・・。改めて、青森の真鯛の凄さを思い知りました。居るんです、メーターオーバーも。話では103センチが過去に上がっているそうで。

 97センチのデカ真鯛を紹介する昭丸のブログはこちらです。

 釣りを続けていれば、いつかは感動を味わえるでしょ。めげずに頑張りマッス。


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