2015年の真鯛釣果
場 所
天 気
潮回り 満 潮 干 潮 開 始 終 了 同乗者 釣 果
6/15
源氏ケ浦沖
曇り 中潮 14:37 8:20 4:30 11:00 7 9

 幸丸の今季初乗船。前日は鯛将でボウズを食らっていた。今日はリベンジをしたい、が、返り討ちの可能性もあった。結果は・・・・ワォ〜〜、船中59枚、うち自分が9枚。幸丸の今季最高枚数に貢献出来たのが嬉しい。良い時もあれば、ダメな時も有る。それを二日間で体験した。

 出船は4時半だが、船長の「集まり次第、出るよ」の言葉に反応し、早めに家を出た。3時半、着いてみると一番乗り。支度を開始していると、続々と車が入ってきて4時には港を離れていた。

 ほぼ無風、薄めの霧がかかり。海面は氷でも張ったようで歩けそうなベタ凪。
 水深約35m。潮は緩く11時の方向にゆっくり流れている。右舷に陣取る全員に公平な潮流である。自作テンヤ11gを30mほどキャスト。チャポン!ツツツツーーーーと沈むに従い、ラインふけが取れていく。皆、集中しているため、音が無く、リールを挟む指の血管が脈打つ音がトク、トク、トクと伝わってくる。この瞬間がたまらない。

 5時、船尾でロッドがしなった。「オオオオォォォォ〜〜〜」
 この一枚で人の活性が上がった。続いて、ハンドルネーム「親分」が ヒット。そして左隣のヒデキもヒット。左右で釣られて、まずい!遅れまいと思った時、自分にも来た。朝イチの一枚がどれだけ気分を楽にすることか。一気に肩の力が抜けた。

 アタリが多数あり、鯛のほうから「ココにいるよ〜」と合図してくる。よって、皆、そこにキャストする。すると誰かの竿がすぐ曲がる。場所は違うが、前日は全く相手にされなかったのに今日はこんなに遊んでくれる。鯛って気まぐれ?不思議な生き物だ。
 上層から中層のヒットがほとんどでカーブフォール釣りを堪能した。ただ、時々、底層でもアタリ、気が抜けない。またエサ取りのイナダが縦横無尽に泳ぎ回り、回収の仕掛けにヒットすることも多かった。

 周囲を見渡すとイソメが8人(船長含む)エビは自分一人だった。万が一、エビが外れた場合はイソメにチェンジするつもりで準備もしていた。だが、そんな心配も杞憂に終わった。

 さて、ニュース。
 探見丸搭載の幸丸。新たにアンテナを立てたことで、手持ちのスマホに探見丸親機の画が映し出されることになった。凄い!画期的!ってか、いつかはこういうのが出てくるはずダ、と思っていた。親分からスマホを見せて貰い、自分が持つ子機と比較してみたが、画面そのものからして大きいので見やすい。ただ、バッテリーの消耗が激しいそうで、これはもう少し改善の余地がありそうだ。なお、シマノから一時回収の案内が来たため、この日は利用出来ずだった。詳しい情報はこちら

 (下に続く)


フォトギャラリー
超ベタ凪。無風、軽い霧。雰囲気的には釣れなさそう
タイタニックポイントのヒデキ 船尾のあちこちで竿が曲がった

開始から2時間ほどで各バケツが満杯になった
あすぱむ釣果
ゲットも多いが、バラシも多発。親分8、自分5バラシ
あすぱむ釣果
Aさんの79cm 本日最大の63cm、My真鯛

船首に新しいロッドホルダーが付きました

良く釣った。後始末が大変だわ

 (上から続く)

 船尾で70cm近いデカ真鯛が上がり、それを見た右隣のAさんが「あんなデカいのはいらないな。捌くのが大変だから」と言ったその瞬間、ヒット。ドラグの鳴りがハンパない。
 「もしかして、それ、デカくない?」と私。Aさん、無言でうなずき、顔は真剣だった(笑)。そんなこと言ってるうちに自分にもヒット。ラインがクロスしている。Aさんの竿の上をまたいでポジションチェンジ。
 「タモ、どちらに入れれば良い?」「あっしのほうが、ちっさいから先でやす。よろしく」
 Aさんはまだ格闘していた。注目の中、出現した魚がデカかった。79センチ。さぁ〜、どぉ〜する?
 デカいのは要らないはずだったが・・・、大事に持ち帰っていた(笑)。

 これだけ釣れているのに真ん中の人だけが未だに釣果に恵まれない。自分には良くあるパターンで船長に「鯛、いっぱいいるよ」とか「なんで釣らないの?」などと茶化されるのが普通なのに、この人には優しい言葉を掛けている。なんでやねん(笑)。その方も終了まで30分となったところで遂にヒット。皆がホッとしたのは言うまでもない。

 船代を支払いながら胸を張って「8枚(持ち帰り6枚、リリース2枚)」と申告。だが、帰宅後、クーラーを開けてみると、底から1枚多く出てきた。バラシも多かったので、カウントが大雑把になっていた。
 ん?ってことは、最後の一投でヒットし、途中でバラしたのをもし獲っていれば二桁に届いていたのかぁ〜〜〜。皆、帰り支度をして道具を片付けていたので自分も早くカタをつけなきゃと適当にゴリゴリ巻きしたのが良くなかったか。あちゃ〜。

 帰り道、1時間ほど走った頃から目が渋くなり、時々、フッと夢の世界に入り始めた。眠気をもよおす風邪薬を服用中でもあったため、これはマズイと駐車場に入り、30分間の睡眠を取った。残り40分もすれば家に着く距離だったが無理をしないで良かった。短い時間でも休むと、かなり違うものだ。皆さんも釣行の帰りは良く考えましょう〜。


★ return ★