2016年の真鯛釣果
|
釣行日 |
場 所 | 天 気 |
潮回り | 満 潮 | 干 潮 | 開 始 | 終 了 | 同乗者 | 釣 果 |
10/5 |
茂浦沖 |
晴れ | 中潮 | 5:22 | 11:15 | 5:30 | 13:00 | 5 | 2 |
ヒデキと彼の同僚グッチ(今回が初対面。サーファーだというので、今後の通称は「波乗りグッチ」に決定) と鯛多ニックに乗船。 昨年はヒデキと乗ると海が大荒れになるので一緒に乗るのはイヤだったんだが、今年は心を入れ替えたらしく、すこぶる好天で、しかも彼は良い釣りが出来ているので「あすぱむさん、4人で予約してたら2人キャンセル出ました。乗りませんか?どぉ〜?」との誘い言葉に二つ返事を出した。前日4日はトハが荒天中止になっており、どうやら今年の荒れ男は彼に移ったようだ。 鯛多ニックは近頃、釣果が伸びず(いや、他の船長も同じ状況)船長は胃薬の世話になりっぱなしで身も心もズタズタになりかけていた。今日は青森湾の西側か、東側か?どっち?悩むところだ。 ポイント到着して、すぐ、ヒデキがヘンテコな顔してハンドルを巻いた。ドラグは出ないが何か重い海中生物が付いている。ゴミか?漂流ロープか?・・・ぬ?平べったいジャン、なぁ〜んだヒラメかよ〜。オオォ〜、真鯛よりイイんじゃね?でもなぁ〜、釣り応えがイマイチなんだよなぁ〜。 その後、真鯛は顔出すことなく、静まり返る中、ウッズから「こちら、絶好釣!」と連絡が入り、鯛多船長の心はかなり揺れ動いた。胃薬の次は睡眠薬か?いや、待てよ、コレ飲むと夜中に起きれなくなって船が出なくなるぞ。船長の健康のためにも釣らなければ〜。 そんな思いが魚に通じたか、9時半過ぎ、波乗りグッチへのヒットを皮切りに船中、一気に賑やかになった。わずか1時間ほどの間にグッチ遠慮ナシの4枚、自分2枚、ヒデキに1枚、他のお客さんにも出るわ、出るわ。サイズも80、70台が各1か? 他60台がほとんど。10月ともなれば、小鯛が多く混じるが、中から大型まで船中20枚弱は優秀な成績だろ。船長泣かせの釣果が続いていただけに。 この日は作業船があちこちで見られ、船首右舷のはるか前方(約100mか)に一隻居た。その船から出るホタテ養殖カゴの洗浄ゴミが泡立って、こちらにどんどん近付いてきていた。真鯛達はこの流れに乗って我々のほうに来ていたのだと解釈した。 (下に続く) |
フォトギャラリー | ||
朝焼けの青森湾東側。右前方に浅虫の湯ノ島 | ||
ヒデキ、朝イチで「なんだ?コレ?あれれ?」 | ヒラメだったよ、やった! | |
ヒデキ先輩! 竿、ズン!と刺さってとっても楽しいんスけど | 釣れますねぇ〜 | |
グッチ、1人で4枚も釣って、竿頭。やるじゃねぇ〜か〜、許せねぇ〜 | ヒラメのほうがでかいヨォ〜 |
|
この時が一番楽しいよね、釣りって(撮影 ヒデキ) | 二枚目はやっぱ2枚上げなくちゃ |
(上から続く) 手応え十分の一枚目は慎重、かつ、引きを楽しみながら上げたかった。後ろでタモを抱えて待つ船長に「まだイイでっす。ゆっくり上げるから」と伝えると「誰かさん(ウッズ船長)が『バレろぉ〜!切れろぉ〜!』と電話の向こうで叫んでるよ」。「クッソォ〜!」敵は鯛よりも人間ダァ〜。 今日は一度もバラすことなく終了してマリーナに戻ると、鯛多ニック船長から「あれっ?あすぱむさん、そういえば今日はバラし、無かったね。言いにくいけど“バラしのあすぱむ”は船仲間で有名な話なんだよな。アイツは乗せるな。船の評判が落ちる、ってさ」 なぬ?ウッズ船長だな。 さて、話を船上に戻して、三枚目は自分に全然当てはまらないが、真鯛の三枚目を狙っていた。ヒラメはノーカウントなので、まだ1枚のヒデキ(釣り座は右隣)が対抗意識むき出しでヒットさせた。ところが鯛では無さそうなため、ホッとひと安心したのだが…。 魚体が見えた。ゲッ!サメじゃん。ヤベっ!逃げろ! 途中からPEをカットし、約40mのロスト。サメは口パクパクさせ「任務完了」。ヒデキ「良くやった」が聞こえた。サメと会話出来るヒデキって凄い(その割に足下で騒ぐサメをおとなしく出来なかったのはなぜか?)。 皆が歓声を上げている中、1人だけ、その中に加われない方が居た。前回の釣りでは8枚上げて、鯛多ニックの竿頭になった方が、一転してこんなしっぺ返しをされることもある。鯛多ニック船長、彼のために少し時間延長してサービスしたが、釣果が出ないまま、午後1時終了。 |
左前方からホタテ洗浄作業で出たゴミが接近 | やがて我々の船の脇を通過した |
ヒデキが飼いならしたサメ |
PEが32本撚りになってしまった |