2016年の真鯛釣果
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釣行日 |
場 所 | 天 気 |
潮回り | 満 潮 | 干 潮 | 開 始 | 終 了 | 同乗者 | 釣 果 |
10/8 |
茂浦沖 |
雨 | 小潮 | 7:43 | 13:13 | 6:00 | 16:00 | 9 | 2 |
年に一度の大会「津軽んピック2016(オリンピックをもじって、こんな大会名になっている)」が今年もやってきた。超豪華な賞品が出るとあって、私も出てみたいとメールをくれる人が…今のところまだ居ないが(笑)、仲間内では最も盛り上がる大会である。 気になる天気予報だが、一週間前は「晴れ時々雨」に「ん〜、雨、イヤだなぁ〜」。 さて、当日はどうなったか? 午前5時、青森マリーナを出港するまでは何ともなかったのに、約1時間掛けて茂浦沖に着くと、待ってましたとばかり、ポツッ…ポツッ…ポツポツポツポツときた。ガガァ〜ン!なにょぉ〜、どこが昼前からだ?もう降ってきたジャン!気象台、責任者、出てこ〜い! そんな予報外れの雨に腹を立てていた中、黙々と釣り糸を垂れている静かで危険な男がいた。 公正さを期すため、1人の人間が計測したかったが、海佐知丸船長にはあまり面倒を掛けられないと思ったので、船首側6名はあすぱむ、船尾4名は船長が分かれて計測することで、一旦、話がついた。ところが、これがあとでちょっとした物議となった(笑)。 釣れる人には実に楽しそうなタイミングでヒットしてポンポン出るのだが、その他はほとんどが昼前まで厳しい釣りを強いられていた。時折、大粒の雨がぶつかると、あぁ〜、早上がりして浅虫温泉の温かい湯に浸かって、ビールをクイッとやるのも悪くないか、と心が折れかけた。 水深約50m。意外に潮が速い。事前に流した情報「3号まであれば何とかなります」がウソになりつつあった。これは皆さんに謝りたい。ゴメン。自分は昨年も速潮は経験済みなので、オプションでテンヤの上に重りを付ける等の対処は出来たが、皆さんははたしてどうだったものか?返ってくる答えが怖いので、敢えて夜の宴会の場では潮について話題にしなかった。 また、一週間ほど前までは青森湾内、良い情報が無く、一日一杯、真鯛狙いだと飽きてしまうだろうと他の船長も交えて、そんな話になったため、イソメの準備もお願いした。結果的にはイソメに手がつかないまま終わった方も出て、これもまた平身低頭、ゴメンなちゃいと謝るしかない。 (下に続く) |
フォトギャラリー | |
釣り座は左上から時計回りに、出走馬名トトBIGTOME、コリコリケンちゃん、KaS大王輝心、タックスCEO、キャリーあしゅぱみゅ、スランプダンプ熊、okizao斉藤、ユンケルアベベ、SIBUソクラテス、独眼竜マサヒロ。 なお、馬名の考案者はトトBIGTOME大会長。個性があって面白いと喜べばイイのか、全く好き勝手にやっているといえばいいのか微妙なモノもある |
開始早々にポツポツと雨が…… | タックスCEOさん、良く釣るわ |
左舷船尾で黙々と数釣りのトトBIGTOMEさん | 前回のリベンジに成功し、笑顔の独眼竜マサヒロさん |
置き竿釣法名人のokizao齋藤さんだが、今回は手持ちだった | 昨年の覇者・スランプダンプ熊さん、残念! 連覇ならず |
大物賞と数釣り賞のWゲットで無敵のコリコリケンちゃん | 試験釣行不参加が勘を鈍らせたかユンケルアベベさん |
初のボウズに悔し涙のKaS大王輝心さん | SIBUソクラテスさんの真鯛写真が無い ごめんなさいねぇ |
天国人と地獄人 | 玉への輪掛けが上達し、喜ぶキャリーあしゅぱみゅ |
(上から続く) 真鯛は相変わらず、時期外れともいえる、底から上10m前後でのヒットが多かった。そんな中、底メインで勝負していたタックスCEOの竿が大きな弧を描いた。お、でかいよ、コレ。70釣って逃げ切りたいコリコリケンちゃんは気になってしょうがない。慎重なやり取りの末、ネットに収まり船上にあがった。 計測の結果「70.8cm」。「エエエ〜?コンマ8差?納得いかないなぁ〜」 マリーナに戻ってから、2枚同時に背比べしましょう!ってことになり、まだ海の上に居る段階では70.8cmが暫定の首位ということになった。 帰港後、両者立ち会いのもと、比べたところ、ケンイチ真鯛がシッポ少し出たため、大物賞はケンイチさん…いや、コリコリケンちゃん……ん〜、馬名で呼ぶの面倒くさくなってきたので普通に戻そう、ケンイチさんに決定。 再び、話は海の上に戻る。 気温は手元の計測で朝方8℃、日中の最高でも10℃を少し越えたぐらいの11月上旬の気温だった。これに雨が加わるが、更に北寄りの風が吹かなかったのは幸いだった。今日は雨の時間が長いだろうと予想立てて、カッパを2着持ち込み、始めのうちはウエアの上にポンチョを着て、それがびしょ濡れになって持たなくなるともう一着のカッパに取り替えてみた。また、薄手のジャケットも中に着て、とにかく寒い釣りだけにはならないようにしようと心掛けた。 雨は写真撮影の大きな妨げになった。レンズにすぐ水滴がついてしまい不鮮明になってしまう。真鯛の色も良く写らない。自分より遠い釣り座の人も船内が歩きづらいため撮りにくくなる。主に船首側のみに限られてしまった。船尾のSIBUさんが4枚も釣ってるのに写真が一枚もない。船尾のTOMEさんがデジカメにSDカードを入れてくるのを忘れてきた?とか。ナニョォ〜、マジかい?まさかとは思うが釣りに専念するための作戦にも思えるのだが、深く追求するのはやめとこ。 昼前にちょっとした時合いがきて、ボウズ逃れが一人、二人、三人と出たのだが、アベさんとKaSさんの二人が残ってしまった。「自分が釣ると相手は可哀想〜。かと言ってボウズに終わりたくない」そんな葛藤が頭の中をグルグル回っていたに違いない。結局、二人とも優しい心の持ち主ゆえ、揃ってボウズでゴールインした。 午後4時、終了。船中29枚。外道はサワラ3本、フグ10数匹、サバ、フクラゲ。小鯛が出ないのは10月らしくない。2年前の三桁越え再来とはいかず、ちょっと残念な結果である。 マリーナに戻っても雨。ベイブリッジを屋根代わりに真下へ車を移動させて、濡れた道具類を拭きながら車へ収納した。浅虫までの移動中は更に雨脚が強まり、雨に祟られた今年の津軽んピックだった。宿に付いて、皆ですぐひとっ風呂浴びに入ったが、冷えきった体を暖めてくれる温泉が大好評だった。 表彰式&宴会では、飲む人、飲めない人、仲良く入り交じって、10時頃まで賑やかに騒いだ。5月から月1回のペースで企画してきた釣りも今回が最後となり(5回企画して1回中止)、一部の人からはもう一回釣りをしたいなぁ〜という声も聞かれた。お疲れ様でした。また来年も釣りしましょ。 この大会の模様はTOMEさんのホームページ「Sato's Factory」とタックスさんの「Mr.タックスのればたら倶楽部」でも紹介されています。そちらも合わせてご覧下さい。 |
結果発表と表彰式 | |
ひとっ風呂浴びて、飲ん兵衛とノー飲ん兵衛が乾杯 | |
テーブル真ん中にあの「魔王」がデェ〜ンと | 71cmで大物賞(上州屋商品券4000円+レンジセッター+スペアヘッド)のコリコリケンちゃん |
「負けないよ、来年も。かかってきなさい。いつでも受けて立ちます」と豪語してます(笑) | 70.8cmで惜しくも準大物賞(上州屋商品券3000円+レンジセッター)のタックスCEOさん |
真鯛G1ダービー賞(防水スプレー)、的中の独眼竜マサヒロさん | 6枚の釣果で乱獲賞(スイムシュリンプ+エビシャキ)のトトBIGTOMEさん |
辛いデ賞の賞品提供者であり選考者でもあるKaS大王輝心さんが自分で受賞するわけに行かず、かと言って、お酒を飲まない(後ろに写って笑ってる)ユンケルアベベさんに、ともいかず、結局は私が受賞することになった。 |
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グランド・ハイアット・アパ・ワシントン・セントラル浅虫の玄関前で記念撮影 |