2017年の真鯛釣果
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釣行日 |
場 所 | 天 気 |
潮回り | 満 潮 | 干 潮 | 開 始 | 終 了 | 同乗者 | 釣 果 |
5/3 |
平舘沖 |
快晴 | 小潮 | 7:30 | 14:09 | 4:30 | 11:00 | 5 | 0 |
5月3日の出撃はキャリア最速だと思っていたら、なんと!2010年の4/18に出ていた(びっくりポン!)。しかし、その時のポイントは平舘とは津軽半島を挟んで反対側の小泊。そこは3月下旬頃から鯛釣りが始まるポイントです。自分の中では鯛はGWが終わってからという意識が強いので、当時はかなり早く出ていたんだなと、我ながら感心している。記憶ってのは曖昧ですね。でも、2010年、一枚、釣ってんだからたいしたもんだ(偉い!自分。笑)。 ってことで、平舘からの出船に限って言うと今回が一番早い出船となる。言い訳がましいかな? 下旬(5/27)に仙台の皆さんとの1日仕立てが決まり、その試験釣行を兼ね、そして参加できないKaSさんのリクエストに応えるべくブルーウッズに予約した。意外にも3月時点での、この日の予約は我々二人しかなく、船長の為にも残り4人分、なんとかして埋まらないかなぁ〜と心配していたのだが・・・・・実際はフル(満員)での出船となった。さっすが人気船。でもちょっと不思議な現象が・・・。 前日は20時までの勤務。午前4時半の出船から逆算していくと睡眠時間は約3時間ほどか。いつもなら興奮して寝付けず、ベッドの中でモゾモゾし、結局、寝ずの釣行になるのに今回は夢を二つも見て、結構、スッキリな起床となった。 午前2時半、KaSさんを青森市内某所で拾うため、電話したが出ない。「あれ?」 天気予報は錯綜(さくそう)していた。西風が9時頃から強くなるというのもあれば、昼まではなんとか大丈夫というものもあった。当然、後者を信じたい。 3時半過ぎ、漁港に着いて、ゆっくり支度していると、なにやら怪しい車が隣に停車した。しかもプッ!だなんてクラクションを鳴らして親しげに合図する。 客を選ぶ権利が自分には無いが、まっ、しゃぁ〜ない、乗せてやるぅ〜(笑)。 港を出て約30分ほど北に走る。ポイントが近づくと沢山の船がいた。遊漁船、漁船、二人乗りのゴムボート等、現場は狭いエリアにかなりひしめき合っている。潮の流れによっては徐々に接近し、思い切りメタルジグをロングキャストすれば船が釣れるのではないかというくらいの近さにもなった。 早めに結果を出して、万が一の早上がりにも悔いの残らない釣りを心がけたが、この時期、やはり反応は少なく厳しかった。ウッズ船長、魚探を鬼の形相で睨みつけ、鯛の影を追ってくれるものの、なかなかキャッチ出来ない。 開始からまもなく左舷中央のトハナ君がカブラでロッドをしならせた。半年も鯛釣りから遠ざかると感覚がボケてしまう。大鯛が上がってくると思って嫉妬しながら注目するとワラサの走りだった。イヒヒ、ハズレじゃん。しかし、彼もやり返した。ワラサを巧みにコントロールさせて私のラインを絡める反撃!クソ〜、やっぱ乗船拒否すべきだった(笑)。 続いて船首左舷の方にヒット。随分、苦戦しているようだが鯛では無さそうなので自分の釣りに専念していると大歓声が・・・。ん?なに?「(船長が)
うわぁ〜〜、でがぁ〜!」 ほんでまた船尾左舷の910さんにもミズクサガレイがカブラで出て、賑わってるのは左舷側だけという偏った状況になった。 (下に続く) |
フォトギャラリー | |
午前3時半、平舘漁港の駐車場は青森市本町並みの賑わいでした |
つい歌いたくなってしまう、♪新しい朝がきたぁ〜、希望の朝だぁ〜。陸奥湾の朝日は下北から昇ってきます | |
GWというだけあって、県内&県外からの釣りバカが殺到し(あ、失礼!)、平舘海峡はたくさんの釣り船で溢れていました。写真に写っているのは、ほんのわずか。360°、船だらけ。左に写ってる赤いボート、揺れがハンパないでしょ、多分 | |
船首左舷の方が釣った88センチ7キロの座布団ヒラメ。こりゃイイわぁ |
だまし乗りのトハと910さん | 家族の胃袋を満たすため頑張ったKaSさん |
今季、ブルーウッズは船尾にフェンスを増設した | オ)の項目はいつも守ってます。今日も |
(上から続く) 一向にアタリが出ないため、右舷中央のKaSさんが十八番の「西田式真鯛ブラー+イソメ」戦法に出た。10年前であれば一人で2000円分のイソメを使っていたのに、ジグやカブラに押されて衰退の一途を辿るブラーにこだわる氏(金の棒ブラーが大のお気に入り)。過去においしい釣りを経験したのがトラウマで(笑)、必ずイソメを注文する。ホントはブラーだけで勝負したいのだろうが、周囲の空気を読んで、本日購入したイソメはたったの500円だった。 メタルジグで30〜40m付近をずっと狙ってきたが、なんのアタリも出ない自分が次第に辛くなってきた。心折れて、午前10時半、流動式カブラ75gにチェンジ。着底後、上3mでついにゴツッときた。平たい魚特有の「なんじゃこりゃ感」と、時折、フッと軽くなってバレたか?と思わせる演技にちょっと慌てさせられたが、どうにかゲット。40センチちょっとのヒラメだった。 ウッズ船上で本命を見られないまま、徐々に風が強まり白波が目立ち始めたことから、他の僚船と同様に午前11時の少し早い上がりになった。帰宅後、ネットで調べると全般的に釣果は低調だった。良い船で船中3枚か。ウッズのみならず、低釣果に終わった船長は皆、胃袋がキリキリしているようだが、釣って船長を喜ばせられなかった我々も同じ気持ちである。釣れなかった責任を船長に負わせる内容をネット上にアップする、釣り人としての資格がないモノがいると聞いた。そんな行動をする人って、悲しいな。 タフマンKaSさんから午後5時、仙台に無事到着したというメールが届きホッとした。しかし、その時、自分は爆睡中ですぐに返信できなかったのが申し訳なかった。 |