2017年の真鯛釣果
|
釣行日 |
場 所 | 天 気 |
潮回り | 満 潮 | 干 潮 | 開 始 | 終 了 | 同乗者 | 釣 果 |
7/15 |
湾内 |
晴れ | 小潮 | 6:54 | 13:14 | 4:30 | 17:30 | 8 | 2 |
5月と6月に予定していた仙台の真鯛刺客集団「伊達藩釣り倶楽部」との1日仕立て釣りが、荒天で、ことごとく中止になり、今回の前半戦最後となる釣りも無事できるのかとヤキモキした。 午前3時半、青森マリーナに着くと赤色灯を点けないパトカーが彼らを職質していた。むむ?何か悪い事でもやらかしたか?だが、無駄な抵抗をしなかったのでパトカーは引き返して行った。 この時期、他の遊漁船は平舘のほうにまだ停泊しており、青森マリーナから出る船の利用者は我々だけという寂しい状況だった。ベイブリッジの補修工事をしているらしく、橋脚の下がフェンスで囲われて、その分、駐車スペースが少なくなっていた。賑わう秋までに工事は終わるのだろうか? 今日の予報は最高気温が30℃を軽く越えるというモノ。うっへぇ〜。先週の平舘で暑い釣りを経験したばかりだったので、今日はのっけから半袖+短パン+サンダルというスタイルで船に乗り込んだ。 本日はビデオ撮影をして世間を驚かせたかったため、船の中央に釣り座を構え、みんなの勇姿をもれなく撮るつもりだったが、直前の寝床で、ホタテのしへの「輪っか係」をやらなきゃダメだったんだと気づき、急遽、船首に変更。昨秋、船首左舷を経験していることから、今回は船首右舷を一方的に宣言して決めた。結果的に右舷は本日のベストポジションになってしまった。釣果が出たし、日差しを背に受ける形となって少し罪悪感有り(笑)。左舷は釣果が出ず、正面から直射日光、しかも潮が後ろに走り三重苦だった。ゴメンね、ゴメンね。 出船時は22℃ほどで、少し肌寒さも感じたが、弱風とベタ凪と快晴が徐々に真夏らしさとなり、8時半には30℃を突破。やっべぇ〜、朝方の涼しいうちに釣果を出して、真昼は休む計画が完全に狂った。 最初のポイントは茂浦沖、水深約50m。手始めに源氏ケ浦でしか使ったことがないスピンソニック+イソメのコンビでスタート。今日は長い釣りなので試す時間がたっぷりある。ところが最近一週間の7月らしくない猛暑(梅雨時なのに雨が降らないカラ梅雨モード)が、魚世界でも外出を控える者が多かったのか、コツンの「コッ!」すら来ない。代わりに見えない敵・ロープが元気良過ぎてヒット率が高く、ロストが相次いだ。メタルジグで中層も探ってみるも、時々、ロープにカスってヒヤッとする。キャストを諦めて、遊動鯛ラバに変えたところ、底から上10mほどでヒット。来たぁ〜!と思ったら、中太のサバだった。 アタリを求めて、青森湾西側の油川沖(水深約30m)に移動してみるも、状況変わらず、1時間ほどで再び東側に戻る。 ペットボトルを通常より1本多く3本購入したが、午前だけですでに3本目に手がついていた。時々、無風になると、背中を汗がツツツツ〜と滴り落ちる。氷を両腕や首筋、顔にもまんべんなく塗りまくり、涼をとった。今日は魚よりも自分を冷やすのに重宝した。サンダルを脱いで素足になり、氷を足元にばらまいてみた。それを踏みつけてると涼しくて気持ちE〜。ところが、自分の立ち位置から一歩足を踏み出すと、床はフライパンのように熱かった。 汗をぬぐっていた時、船尾から秘密兵器「シャツシャワー」というスプレーの提供があった。ついシャツよりも腕にかけてしまったが、ミントのいい香りも手伝ってひんやりした。1本あってもイイかな。 正午、SIBUさんヒット。良型真鯛………と思いきや、あちゃ〜、出たぁ〜!鮫! タモ入れ寸前にリーダー切れでオートリリースとなった。良かった………いや、SIBUさん、リグを持って行かれてショック。 ダブルヘッダー、第一試合は真鯛ゼロに終わる。 (下に続く) |
暑いのひと言。コレ、いいね | TOMEさん、珍しく朝からビール |
私も一口、回し飲みでグビリ | 10:40am、気温33.0℃を記録 |
SIBUさん、最初は日影、あとで直射 | 大物師ケンイチさん、ロープに大苦戦 |
SIBUさん、大きく竿を曲げたのだが | ファーストゲットは阿部さん |
ケンイチさん、マガレイ、ゲット | 私、3号フラッシュテンヤで捕獲 |
タックスさん、熱中症寸前だったが釣果出す | gajinさん、延長戦を制す |
海佐知丸・真鯛釣り お楽しみビデオ |
(上から続く) ダブルヘッダー、第二試合。 当初、魚影をとらえた際に鳴るアラーム音がほとんど鳴らなかったが、珍しくピーッ!と鳴った5秒後にgajinさんの左隣に釣り座を構えていた阿部さんがヒット。 午前は鏡のようなべた凪だったが、午後からは波が立って揺れがひどくなり、まっすぐ立つのも厳しくなった。 左舷の釣り座で日差しを正面からまともに受け、この揺れとも戦っていた最年長のタックスさんが少し具合が悪くなったらしく、無理しては迷惑がかかるとの自己判断で右舷操舵室影に移動してしばらく休んだ。そんなロスタイムがありながら、終了間際の午後4時50分、貴重な一枚を釣り上げた。執念としか言いようがない(笑)。 予定では午後5時終了。もはや暑さでヘロヘロ。諦めて後片付けを始めた人がいたのだったが、船長から「延長しますか?」の声が出て、それに対する返事がすぐに出ず、ビミョ〜〜な雰囲気の中、意見が分かれた。ともあれ30分のアディショナルタイムが決定。 TOMEさん、SIBUさん、ケンイチさん、KaSさん、杜の熊さん、残念でした。数少ないアタリをやっととらえたのに、バラした人は悔しかったことでしょう。秋の部ではリベンジをしてください。 さて、午後6時、陵上がりとなり、今日の宿・浅虫温泉の八つ星の超高級ホテル「グランドヒルトン東奥」へ移動。途中、スーパーで宴会用フード&ドリンクを調達して午後7時、チェックイン。着いてすぐに風呂へ直行。日焼けとお湯はアヂヂなので、湯船はパスしてシャワーのみで汗を流した。 すぐに缶ビールのプルタブを抜きたかったが、外で浅虫町内会のねぶた運行があり、太鼓の音につられて、ねぶた見物となった。釣りは辛い結果になったが、思いがけないねぶたに伊達の皆さんは少し癒されたようで、幹事あすぱむも助けられた。 宴会の顔は皆、赤かった。今日の釣りでアタリが何回あっただろうか。灼熱地獄釣り、お疲れ様でした。 この模様はTOMEさんのホームページ「Sato's Factory」とタックスさんの同じく「Mr.タックスのればたら倶楽部」でも紹介されています。そちらも合わせてご覧下さい。 |
浅虫温泉町内会のねぶた運行 | |
一晩ゆっくり休んで、朝食会。この年代にありがちな「今、飲んでいる薬」の話題で盛り上がった。 このあと仙台へ戻るが、早朝から降り出した強い雨が、奥羽山脈越えの際、通行止めが発生して十和田インターで強制的に降ろされるアクシデントもあったらしい。いろいろあった今回の釣りでした |