2019年の真鯛釣果
|
釣行日 |
場 所 | 天 気 |
潮回り | 満 潮 | 干 潮 | 開 始 | 終 了 | 同乗者 | 釣 果 |
5/4 |
平舘沖 |
快晴 | 大潮 | 15:24 | 9:12 | 5:00 | 16:30 | 9 | 1 |
2019年、そして元号が令和に変わっての初真鯛釣行。 これまで、GW中の釣りを何度か計画したが、春先は強い風の日が多くて満足に出来たことが無いので避けたかったが、今年は10連休という超大型GWになったことから、仙台の釣り友を誘っての一日釣行を企ててみた。 案の定、2〜3日前から強風の予報となり肝を冷やしたが、結局は船長からゴーサインが出た。仙台にメールを送ると「待ってました」とばかり、出船を喜ぶ返信が戻ってきた。過去のデータを見た限りでは、伊達グループとの真鯛釣りで5月3日に出船したのは最も早い(はず)。 午前4時、平舘漁港の駐車場は県内、県外のナンバーで溢れていた。ヘッドライトで仙台ナンバーを探し当て、半年ぶりの再会を果たす。gajinさん「いやぁ〜、青森は寒いねぇ〜」、自分「そうですかぁ〜。これから熱くなりますよぉ〜」ってな感じで挨拶。 青森マリーナから駆けつける海佐知丸の到着を待つ間、割り箸抽選で釣り座を決める。1〜10番まで書かれた割り箸を引き、早い番号を引き当てた人から釣り座を選んで貰う。胴元の自分は、最後に残った割り箸を手にしたら、あらま、ビリの10番だった。普通、最後に残る釣り座は船首の右か左のどっちかだが、1番クジのケンイチさんが船首左舷を指名した。オヨヨ、奇特な方がいるもんだ。あえて厳しい釣り座を選ぶケンイチさんに拍手を送った(笑)。 最後まで残ったのが左右の中央だった。9番クジのアベさんが右舷中央を取り、自分は左舷中央が自動的に決定。意外にも自分の釣り座は快適だった。今日は快晴となり、右舷は全員、正面からもろに強い日差しを受けていたのに、左舷はその逆。中央は時々、操舵室が影を作り過ごしやすい席となった。 5時、カブラ80gを落としてタダ巻きすると早くもコツンとアタリが出た。 「デカ!」「ワォ〜!」 5時20分、自分の位置からはちょうど死角になっており、正体を確かめるべく足を運ぶと、おやまぁ〜!随分ご立派な鯛が船の床へ転がってるではないか。メンバー中、最長老のタックスさんの釣果だった。シーラカンスのようなデカい鯛(失礼、ごめんなさい)。カブラを底に落とし、2回ほど巻き上げてフォールさせた時に食った、とのこと。 この日はウネリがあって、船べりに膝をつけて前のめりにならないよう注意していたが、不意をつかれて、つんのめることもあった。 やがて船の全方位で竿が曲がり、コレが鯛であれば最高のGWになったが、相手はアブラツノザメだった。サメの厄介なのは、ツイストによってラインがサメの体に絡まり、しかもザラザラの鮫肌に擦れることでラインに傷が付いて切れるトラブルの原因になってしまうことである。時折、メーターオーバーが混じると泣かされる場面も。 そのうちサメの数を競うバトルがアベさんとKaSさんの間で始まった。お互い譲らない激しい戦いはアベ9匹、KaS 8匹でアベさんが勝利した。自分はたったの3匹なので足元にも及ばない。 ネットでアブラツノザメの料理を調べてみると、刺身というのもあるが、どうも一歩踏み出せない。釣りが終わった後の宴会の席でもサメがテーブルに上がることはなかった。 7時、gajinさんに本命ヒット。 カブラにはサメやカレイしかヒットしなかったので、ジグに変えてみた。20mほどキャストして、底から上、数mを引きずってみるとヒット。やったぁ〜!と思ったら針外れ。針先をチェックすると爪に引っかき傷がつかない。あぁ〜、これじゃ抜けるわ。即、チェンジ。 9時半、先ほどと同じポイントを狙ってると再びヒットした。朝一の釣果がジャンボサメだったので不安があったが、グイグイ来る力強さは鯛っぽい。期待を裏切ることなく赤い魚が浮き上がってきた。 (下に続く) |
フォトギャラリー | |
午前5時、下北半島から朝日が昇ってきた | |
タックスさん、開始早々、73センチをゲット | |
ガジンさん、多種多様な餌でゲット | 今日の主役は、この鮫。月光仮面も大苦戦 |
9時半、自分にもヒット。嬉しいねぇ | カブラからジグに変えた途端にヒットしました |
(上から続く) 10時20分、ケンイチさん、ヒット。上下動が激しいのに加えて、ウネリに揺らされるお立ち台で苦しみつつ、結果を出すのはさすがである。執念の人だわさ。 11時45分、SIBUさん、ヒット。 オオオ〜〜、まぎれもない鯛じゃねっすかぁ〜〜! 測ってみると70ジャスト。やったね!SIBUさん。自己新記録。おめでとう〜。SIBUさん曰く「オレは最初から鯛だと思ってたんだけど、みんながサメとか青物だと言うから不安になったじゃないかよぉ〜。コンニャロメ〜〜〜」と言いつつ、顔はクシャクシャだった。 船長のもとへ「鳥山が出たポイントで爆釣中」と情報が入り、船を移動させてみた。 午後は相変わらずサメの猛攻にやられ、1枚の真鯛も姿を見せないまま16時30分の終了時刻を迎えた。 本日の宿「おだいばオートビレッジ」に明るい時刻に入れたので、夕食の準備は十分時間が出来た。メンバーには料理が得意な人が多く、おもてなしの酒のつまみがテーブルに並んだ。 前日からわずかな睡眠時間しかなく、半日も船の揺れと戦ったことで体力を消耗したメンバーは電池切れを起こして一人、二人と消えていった。 23時、テーブルに残ったのは自分一人だったが、目が渋く充電が必要な状況。戸締りをチェックしたのち、二階に上がると、そこそこの賑やかさだったが、全く影響なく、ベッドに入るとほんの数秒で夢の中に入った。あぁ〜、幸せな一日だった〜〜。 この模様はタックスさんの「ればたら釣行紀」やTOMEさんの「Sato's Factory」でも紹介されています。ぜひ、ご覧下さい。 |
昨秋から好調のSIBUさん、70センチは自己記録更新でした。おめでとう〜ございます | |
ケンイチさん、いつも通りに結果出しました | 金ブラKaSさん、次こそは釣りましょう |
ナブラが立って爆釣しているとの情報で船を走らせたが、時すでに遅しだった |
コテージでの釣果報告会 | |
お疲れさま〜 | 奥の厨房は料理名人の出入りが激しい |
サイトーさん、自宅で収穫のタラの芽を振る舞った | 翌朝、惜別の集合写真 |
眩しいばかりの青空をみやりながら「あぁ〜、今日はたくさん釣れてるんじゃないか。海も凪っぽいなぁ〜」と気にしつつ、後ろ髪引かれる思いでコテージを後にしました |