2020年の真鯛釣果
釣行日
場 所
天 気
潮回り 満 潮 干 潮 開 始 終 了 同乗者 釣 果

5/26

平舘沖

曇り 中潮 5:07 11:38 4:30 11:00 4 6

 12日を最後に次の釣行機会を狙っていたが、なかなか自分のスケジュールと天気の調子が合わず、このまま30日の予約まで釣りはナシかなぁ〜と半分諦めていたのだが、徐々に虫が騒ぎ出した。

 5月第5週(24〜30日)の天気をチェックしていたら26日が良さげ。ただ、この日は病院の診察日なんだよなぁ。ん〜、一晩考えたあと、診察日をズラすという結論にたどり着いた。
 外来受付に「おはようございま〜す。わたくし、あすぱむと申しますが、26日の予約を翌27日に変更できませんか?」「ちょっとお待ちください・・・・(ドキドキ)お待たせしました。大丈夫ですよぉ〜」「良かったぁ〜、お願いしますぅ〜」ガチャ。

 ってことで、船の予約も済んでるし、あとは釣るだけ。なにせ、今、数が釣れてるだけに期待が持てる。

 午前2時起床、3時前出発で4時前には平舘漁港に到着した。途中で前を走る、見覚えある車を発見。追い抜くことなしに追走してたら、同じ駐車場に入った。目を細めてドライバーをチェックすると間違いなかった。船長だった。

 今日は5名での出船。自分は右舷船首に陣取る。これでブルーウッズ2の左右前後の釣り座をひと通り経験したことになる。

 もしかしたら人数が少ないことから、船長が竿を出す可能性も有りだ。ヤな予感。

 ポイントに着いてすぐ、自分の背中合わせに入っていた人が第1投目でヒット。お、もお来たか・・・と思う間も無く、自分にも。続いて後ろの方々にも。
 今日は船長のバースディーだそうで「おめでとう」を言う間もなく、あちこちでヒットして酷使した。たちまち全員がボウズを逃れたので船長曰く「さ、帰りましょう〜」。
 「ふざけるなぁ〜、これからだぁ〜」の声がこだまし、さらにタモ網入れと締めをさせられて船長を過労死寸前にまで追い込んだ。イヒヒ、快感〜。

 少しだけ休ませようってことで沈黙の時間を作ってあげたら、ゆっくり休んでいれば良いのに竿に手をかけやがった。

 船長「オラもちょっとだけ遊んでイイべか?」「うむ。しゃぁ〜ない。誕生日だから許すか」「あざぁ〜す」

(下に続く)


フォトギャラリー
下北半島
下北半島に低い雲が立ち込めていた
釣果
楽しいひとときじゃった
釣果1 船長の釣果 釣果2
早々と一枚出て気楽に 客よりデカいの釣った船長 何枚目の写真か不明

(上から続く)

 ソーシャル・ディスタンスを維持して、右隣に居る船長がジグをキャストしてからわずか5分23秒。前アタリのあとヒット。ん?マジか?早過ぎるやろ〜。
 船長「う〜、ひゃっほ〜」
 あれま。竿の曲がり方がすべてを語っている。サイズは良さそうだ!なんてこった。

 上がってきたのは70センチ手前、船中一番のデカ真鯛。
 「こらぁ〜、客よりでかいの釣るなよ〜。空気読め〜」「いやぁ〜、今日は誕生日ですから釣らせて貰います。ってか、簡単に釣れますねぇ〜。でかい鯛はこうして釣って下さい」「・・・」
 鯛は後ろの客のクーラーボックスにドン!と一番大きなスペースで納められた。

 自分が2枚目を釣った後、ジグ60gを操作していると、船長にまたアタリが出た。来い、来いしてアワセのタイミングを測っていたが逃げられた。ワハハ、残念でしたぁ〜・・・とした、その時、自分のジグがグイ!と持っていかれた。きゃほぉ〜、来たぁ〜!横取り作戦、大成功!

 今日は最高だわ〜〜と歓喜したのが悪かった。フッ!と竿先が軽くなりバラシた。意地悪に手を叩いて大喜びの仕返しをされたぁ〜、クソ〜。

 ジグで3枚釣った余裕で、カブラに変えてみる。中層から下の潮が速く、水深60mに対してバイプレーン80gのカブラをセット。時々、底物(カレイ)も釣ってアイドリング完了後、本命に針がかりさせることに成功した。
 うむ、今日は何でもアリじゃぁ〜!

 結局、カブラでも3枚を釣ることができて、トータル6枚で終了。序盤のラッシュが記憶から消えるほど、終盤はパタリと音無し状態が続いたまま、終了。

 自慢するわけではないが(エヘン)、クーラーに満杯の真鯛写メを仲間にLINEで送った。相変わらず、愉快な反応が返ってきて嬉しかった(笑)。

 青森市に戻ってからは、鯛のおすそ分けのため、あちこち走り回った。嬉しい悲鳴ではあるが、あんまり釣るのも考えものだなとショージキ思った。デカいのが一枚あれば十分。今後はリリースも考慮したい。が、船長が許してくれるかどうか。


★ return ★