2020年の真鯛釣果
釣行日
場 所
天 気
潮回り 満 潮 干 潮 開 始 終 了 同乗者 釣 果

7/8

平舘沖

曇り時々雨 中潮 4:35 11:43 4:00 10:00 4 12

 直前の釣り(3日)がアタリすらないモノに終わり、意気消沈している中、11日の一日仕立てまで大人しくするか、それとも釣りに出るか迷った。梅雨の時期ゆえ週間天気が悪い。雨の中で釣りをするのも辛い。とはいえ、提供する情報が無いまま仙台の刺客をお迎えするのもホストとしてはやるせない。

 いつのまにかスマホを手に取り、ブルーウッズ船長に予約電話していた。
 ううう、釣り鯛病を抑えきれない。

 霧雨状態の中、ポイントに到着。自分は船首左舷に釣り座を構える。
 船長の「底50mから、その上10m付近まで反応有り」に40m辺りをトウキチロー40gで探ってみる。食いつかない。すると背後にいる本日の竿頭様(20枚弱の釣果)がジグでヒット。底辺りで食ったというので、早速、底に落として斜めに引いてくる方法に変えた途端、ゴツゴツきた。以後、このパターンでバタバタと釣れて、あっという間にバケツが鯛で埋まった。

 竿頭様が2〜3枚目を釣ったところでリリースを船長に申し出たため、自分もそれにならって5枚釣った時点でリリースすることに決定。

 もし爆釣したらリリースしたいとは考えていたものの、そのチャンスが無かったのと、一人だけリリースしていると他のお客さんの目も気になり、なかなか出来なかったのだが、今日は決断して思い切り数釣りをすることにした。船長も同意してくれて、船上にあがった鯛はエアー抜きをしてタモ網に包んで優しく海に返してくれた。キュ〜ン!と海底にすっ飛んで行く鯛を見ると嬉しくなった。
 なお、竿頭様は70近いサイズもリリースし、船長「初めてだわ、70のリリースは」に氏曰く「食べるよりも釣るのが楽しいんです」。うむ、確かに。

 トウキチロー1個だけで7〜8枚釣っただろうか。いつもこんな省エネ釣法ができれば、何十個というジグを買い、それをバッグに入れて無駄に重くする必要ないよなぁ〜、なんて考えてるうちに潮の流れが変わった。これまで船底を通って、右舷側に流されていたのが、右前方に流れる、うってつけの潮に。

 気分を変えてカブラ(バイプレーン80g)にチェンジ・・・しようと思ったら、ポロッと滑り落ちて、床のわずかな隙間に落ちた。必死に捕まえようとするがコロコロ転がって、逆に目の届かない奥の方に行ってしまった。荷物やクーラーをどかして、覗き込んで取ろうとするが難しい。船長が地べた這いずる自分を見て「何やってんの?面白いから写真撮りたい」「ダメェ〜!カブラがコロコロ」「それだっきゃ、届かないよ。下手すりゃ、もっと転がって海に落ちるべな」「あらぁ〜」「どれ、このギャフ(L字型)でやればどんだべ?」

 シュシュ・・・コロ〜リ、コロリと転がってきて手元に引き寄せられ、ついにキャッチ!やったぁ〜!
 と同時に正体不明の黒いカブラ80gも一緒に回収。あれま、他のお客さんも隙間に落として回収出来ずに諦めたのね。一応、半年間、預かります。心当たりある方はご一報を。

 さてロスタイムを取り戻そうと、救出したバイプレーンをセットし、底を探ったらすぐ来た(笑)。これにはまた大喜び。さらに立て続けにゲット。不思議でしょうがない。

 この前までは、魚探が真っ赤になっても全く見向きもされず素通りされたのに今日はどうしたの?活性が高いとすぐ飛びつくんですねぇ〜。真鯛スイッチ、恐るべし。

 終盤はさすがに小休止状態となり、ペースは落ちたものの、ツヌケ3名、他も10枚に近い数を釣って、ほぼ全員(女性1名含む)、満足指数130%になったので、予定より1時間早く10時で上がり決定。いやぁ〜、楽しかった。

 今季最高の12枚、うちリリース5枚、持ち帰り7枚(すべてお裾分け)。
 5枚目以降、リリースに徹していると、某船長から「鯛が欲しい」とウッズ船長に電話あって、急遽、ケッパった。

 13枚目の鯛が惜しかった。グイグイ感、抜群で顔を見たかったのに残り10mでフッと軽くなった。痛恨のバラシ。不思議なのはバラシた瞬間に「アッ!」と出る声。船長にバレると孫の代まで言われかねないので、なるべく息を飲むよう十分注意をしているのだが、できない。プロでも「アッ!」は言いますよね。

 「声が出たっていいじゃないか 人間だもの」みつを


フォトギャラリー
津軽半島の雲

近頃、不思議な雲が陸地にかかる。今日は津軽半島へ横一線にフワッと

1枚目真鯛 何枚目かの真鯛
1枚目。このあと爆釣が始まった(船長撮影) 何枚目か、もはや不明(船長撮影)
持ち帰りの真鯛
竿頭様と交換した真鯛も含む

★ return ★