2020年の真鯛釣果
釣行日
場 所
天 気
潮回り 満 潮 干 潮 開 始 終 了 同乗者 釣 果

9/29

稲生沖

晴れ 中潮 4:47 7:45 5:30 14:30 4 2

 2年ぶりの鯛多ニック乗船。いつも港では顔が会うので、時々は乗りたいなぁ〜と思っていたが、ブルーウッズがメインになってしまって、なかなか乗るチャンスが無かった。今回、ようやくその機会が訪れ、少しホッとしつつ、イイ釣りがしたいと鼻息が荒かった。

 釣り座は左舷中央。ポイントに着くと、ちょうど前方から朝日が差し込む立ち位置。日が昇るにつれ、眩しさと暑さが増幅していった。期待の朝方だったが、なかなか全員にヒットせず、船長も首をかしげる。時々、アタリが出ると、それはサワラだったり、サバ、フクラゲだった。サワラがうるさくて、ラインを3回ほど切られた。船長曰く「今日はサワラ祭りだな」。

 船長が他船に情報を求めると某船ではすでに30枚を超えてるという。これで益々、船長のプライドに火がついた。なんとかして皆に釣らせたい。ポイント移動を頻繁にしてくれてありがたかったが、1ポイントで1枚というテンポでなかなか真鯛ラッシュが来ない。

 最近、夏泊半島西側の潮が激流の速さで通ってたのだが、今日は比較的緩かった。一部のポイントではやはり速い潮のところもあったが、総じて、テンヤ3号前後での釣りが可能だった。いまだに魚探反応は水深30〜40m付近が激しく、時折、底にもガツンと出るなど、範囲が若干広くなってきたように思える。

 船長「(終了時刻が迫ってきたけど)時間、大丈夫かな?」自分は「もちろん」と即答。他の方も頷くので延長戦が決定した。おそらく岩手から来ていた客がいたので、その方達に釣って帰って欲しかったのではないだろうか。結果的に一人は釣れたが、もう一人は残念だった。

 この延長サービスを生かしたのは自分だった、キャホ〜!(笑)。延長時間前にもボウズ逃れの1枚を釣ってはいたが、本来であればリリースするサイズ。また、巻き上げで喰ってきたフクラゲとの合計2匹だけじゃ、ちょっとカッコがつかない。50オーバーはまずまずの手応えで楽しかったのだが、この時の動画を家で確かめたところガビィ〜ン!ってなった。
 カメラ撮影ではいつも気をつけながら撮ってはいたのだが、肝心のファイトシーンの時にスイッチを切り、釣った後にスイッチオンにする逆スイッチで、大チョンボをしていたのだぁ〜。カメラのディスプレイを見ながら撮影できていればまだ気付くのだが、魚とファイトしながらカメラのチェックはできない。まだまだ経験不足だなぁ〜と思い知ることとなった。ま、これはむしろ良い事。今のうちにたくさんの失敗をして悔しい思いをしといた方が、ハチマルが来た時のビッグチャンスにしっかり撮影できそうだ。
 なぁ〜んて、思ってます(笑)。

 でも、実際は非常に難しいネ。釣りしながらラインの出具合を見なきゃいけないし、カメラの操作にも注意を払わなきゃならない。あと、せっかく撮れてもアングルがズレててあさっての方向を写してちゃ最悪なんで常にカメラの位置も気にしています。

 今回の動画、アップしましたのでご覧下さい。注文つけたいところいっぱいあると思いますが、もう少し辛抱して見てネ。

 さて、11時頃だったろうか、茂浦方面に黒い塊を発見した船長が不思議に思い、問い合わせると、ホタテ漁船から人が落ちて行方不明になっているとの情報が入った。なるほど、捜索のためにたくさん集まっている漁船が塊に見えたのだ。やがてヘリやセスナ機も空を飛び始め、事の重大さを実感した。
 あとから、船が転覆して80代の船長と、その妻が海に流され、妻は助けられたが、船長は14時過ぎに近くで遺体となって発見されたとのこと。なんとも痛ましい事故になってしまった。亡くなった大ベテラン船長のご冥福をお祈りいたします。


フォトギャラリー
晴天の海
風も弱く、海も穏やかで釣り日和の一日だった

鯛多ニックで真鯛釣り(あすぱむ撮影)

真鯛1 madai 2
小さいので、どアップで 二枚目はまずまずのサイズ
おいらせ 自撮り
行方不明者の捜索に青森海保の巡視船おいらせ コマが少ないので、この写真で埋め合わせデス
釣果
真鯛2、フクラゲ(ブリの子)1

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