2009年9月の「How Are You!」

掲載日  9/23
 シルバーウィークの最終日(私は22、23日の2連休)、横浜町へ真鯛釣りに行ってきました。
 今日は午後便だったので、ゆっくり自宅を出て、港で午前便の方を出迎えるスタイルになりました。皆さんの様子を観察してみると、あんまり笑顔が見られない。話を伺うと、非常に食いが渋い状況で船中2枚しか真鯛が出なかったという。ここ最近の情報でも芳しいモノがなく、早くも出港前から厳しい釣りを覚悟させられることになりました。
 でも、港を離れる時点では、何とか来てくれるのではないかと期待をしてました。

 港を出て約10分、ポイントに着くと、早速、アタリがコンコンときて、真鯛であってくれと強く願ったのですが、針掛かりしたあとの引きが弱く、ため息交じりでリールを巻いたところ、小アジが顔を出しました。その後も軽いアタリが続き、エサばかりが取られて結局はボウズ、とほほのホー。

 そんな中、水面ではサバが大暴れで、船長は途中からジグによるサバ釣りへ変更。オキアミのコマセを撒くと、どこにこれだけのサバがいるんだと思わせるぐらい、水面がバシャバシャし、大騒ぎ。船上に上がると、今度はサバ・バイブレーションで床をバタバタ叩き、実に賑やか。

 釣り開始してからもう既に5時間経過。船中の誰にも真鯛が釣れず、気持ちがかなり萎えていたその時、船尾右舷に陣取った方の竿がやっと美しい弧を描きました。予期してなかったエリアでヒットしたそうで「なんだか良くわからない食い方をしてきた」に象徴されるように、海の中、ちょっとした異変が起こっているように感じました。本日の船中釣果は、この1枚のみ(約55センチか?)。船長の言う「激渋」が今日も再現されました。

 さて、昨日22日に、同じ陸奥湾内でマイボートで一人、真鯛釣りをしていた方が、船だけを残して行方不明になる事故が発生しており、海上保安部の船や飛行機などが捜索してました。我々のポイントからもそんなに遠くないことから、潮の流れによってはこちらに流されて来る可能性があると話題になりました。
 漁師の間では行方不明者を網などで捕らえると、その後、大漁するという噂があるそうで、これが少し驚きでした。私は魚が掛かるべき網に人が入ることの縁起の悪さを想像したのですが、逆だったからです。
 私なりに解釈しました。さまよえる人をしっかり親族の元に帰してやり、悲しみを永遠のモノにしなかったということで、海からのご褒美があるのかなと。

 本日中の捜索でも発見に至らず、明日以降に期待がかかります。同じ「鯛」を狙う者同士、一日も早く見つかって欲しいものです。


 残念ながら、海保と野辺地署などが行なってきた行方不明者の合同捜索が26日午前をもって打ち切りになりました。どこに行ってしまったのでしょうか?湾内なので早く見つかると楽観的に考えてましたが、案外、難しいものなんですね。救命胴衣を着けていれば、最低でも浮かぶことが出来て発見も容易だったと思うんですが・・・。今後は通常活動の中で捜索するそうです。長くなればなるほど、ご家族の心痛は重くなると思います。早く終わって欲しいですね。

 かと思えば、25日午後11時、高知県宿毛市の沖合でカツオ釣り漁船から船長が落ち、約6時間後、巡視船によって無事発見されたというニュースが入ってきました。驚いたのは、太平洋という大海原で、救命胴衣未着用、流木などつかまるモノも無い状態でずっと立ち泳ぎをしていたということ。穏やかな海だったのが不幸中の幸いとはいえ、立ち泳ぎ6時間は凄いんじゃないの?もしかして立ち泳ぎ世界記録?(9/27追記)

↑本日、やっと見ることが出来た鯛の顔(なお、釣り人は私じゃありません)
↑サバは上層で大暴れ ↑アジの天日干しはいかが?
開かれてもピクピク生きてるのが凄い



掲載日  9/6
 2試合のプロ野球観戦のため、5〜6日、仙台市に行ってきました。
 当初、雨が予想されたため、カッパと傘と長袖のジャンパーを用意して出発しましたが、どーしてどして、これとは真逆のカンカン照り。しかも初日に陣取った三塁側上部席は、真正面から直射日光を浴びる灼熱地獄。すっかり秋めいた青森から常夏の島ハワイへ一気にワープしたようでした。この暑さを吹き飛ばすのも、地元楽天イーグルスの頑張り次第でしたが、序盤から大量点を許し、3ー10の大敗とあっては、涼しかったのは・・・というより、寒かったのは楽天投手陣のみでした。

 二日目は一転して、1点を争う緊迫したゲーム展開。初回から送りバントをしたり、序盤で4番にバントを指示するなど、日本ハムのスモールベースボールには、やや閉口しましたが、内容としては競って面白いカタチに。延長戦もありそうだなと、ちょっとしたオマケ気分に喜びかけた時、代打の中村選手にサヨナラ・シングルが出て、決着しました。
 いやぁ〜、騒ぐわ、騒ぐ。楽天、勝ってホント良かったです。

 お目当てのダルビッシュもマー君も岩隈も見られず、少し心残りではありますが、サヨナラゲームという滅多にない試合を見られたのはラッキーでした。

 この模様は「徒然草」のほうで、もうチビっとだけ報告しています。ココをクリックするか、「徒然草」からお入りください。

↑日本ハム対楽天戦、試合開始前の様子
↑最終回、代打中村真人のサヨナラ打で決着 ↑同行者M氏とツーショット

ファウルボールには気を付けましょ



掲載日  9/1
 9月1日は防災の日。災害には自然による天災と人為的なモノによる人災がありますが、本日、ワタクシ、「マダイ災」に遭ってしまいました。

 1日早朝から予定していた釣行が台風11号の接近により前日31日昼過ぎに早々と中止になっていたのですが、いつものパターンで今回も青森に来そうで結局は来ない事になったため、1日9時、須藤船長から「昼からやるけど、どうか?」の誘いがかかり、二つ返事で緊急出動することになりました。

 このような時ってのは意外に結果が良くて、それは、突然の釣りなので、気負わないのが良いのではないかと何となく思います。結果は小と中の真鯛、合計2枚を上げることが出来、まさに思い通りになったのではありますが、最後に大きなアクシデントに見舞われてしまい、釣果の喜びよりもアクシデントによるショックが上回り、喜び半減ってとこです。

 さて、そのアクシデントですが、そろそろ納竿時刻が近付いた頃に起きました。
 置き竿にしてデジカメでも撮ろうかな、とした時でした。後方で妙な音がしたので振り向くと、なんと竿が引きずられて、海へ落ちていくところでした。「あっ!」のひと声も出ず、ぼう然と見守るだけ。すっ飛んでいって、手を伸ばせば掴むことが出来たかな?と今になって思いますが、その時点では何が起こっているのか脳みそが理解出来ず、体が動きませんでした(泣)。
 写真を見ていただきたいのですが、多少の用心をして、竿先は30%くらい出るように置き竿していたんです。これなら、もしヒットしても竿先がバタバタして、グリップを捕まえる時間的余裕はあると計算してました。ところが、相手はハンパじゃなかった。
 一瞬でした。おぉ〜、泣きてぇ〜。ウェ〜ン、ウェ〜ン。あの竿には数々の思い出が・・・。

 いやぁ〜、今日はこれ以外にも、いろんな出来事がありました。
 同乗者の「みちひさ君」(本人の意向でそのように表記します)にヒットしたモンスターは、PEライン3号をすべて奪い取って行きました。ドラグがジージー鳴り、あまりのパワーに私は「でかい、こりゃ」と言いましたが、一向に止まる気配なく、「やべぇ、糸、無くなるぅ〜」の悲鳴のあと、バッチィ〜ンという音とともにすべては終わりました。なんだったのか?マグロでしょうか?実にミステリーです。残ったのは空っぽのスプール。でもま、被害はラインだけだと思えば、たいしたことないか(笑)。おそらく彼は、失ったラインよりも失った獲物のほうが悔しかったのではないだろか?

 あとは、自宅を出てエサを買いに向った釣り具屋は開店前で肩透かしをくらうし、出港時にはギャフ(船長の所有)がロープに引っ掛かって折れるし、手に付けた衛生対策のゴム手袋は早々と破れるし、初めて猛毒魚オニカサゴを釣るし、とにかく普通でない事柄が今日は多かったのです。

 そのあたりは釣行記に書くとして、本日は「傷心のあすぱむ(可哀相でしょ?ん、そうじゃない?あらら、冷たいのネ:笑)」が心のもやもやを吐露することによって一日も早く立ち直りたいなということを報告します。
 うんむむ、ショック、大きいわぁ〜。リールも気に入ってたしなぁ〜。


 真鯛釣行記を8日、アップしました。真鯛のページから入るか、ココをクリックして、どうぞ。  (9/8追記)

↑ラインを巻き忘れたわけじゃない ↑久々の真鯛に笑顔の上道君
↑鯛の顔は見たが、このあとタックル一式が・・ ↑教訓!置き竿は危険・・よ
↑今日見る龍飛崎の夕陽は悲しかった、トホホのホー。むごいよ、オラから道具を奪い取るなんて

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