2018年の真鯛釣果
釣行日
場 所
天 気
潮回り 満 潮 干 潮 開 始 終 了 同乗者 釣 果

7/14

平舘沖

霧のち晴れ 大潮 16:25 10:07 5:30 17:00 8 2

 5月と6月に組まれた伊達藩メンバーとの一日釣りが強風のため中止となり、万が一、今回も………と考えると夜もおちおち眠れない日が続いた。月1回の釣りゆえ、これが2回連続中止となるとストレスは5倍になるので厄介だ。
 予報は「終日、曇り。西寄りで3〜4mの弱風」。多分、大丈夫だ!と、確信持って船長に出船確認の電話をした。

「明日はどんですか?」「あぁ〜、だいじょんぶで、ね〜が」「その返事待ってましたよ」
 首を長くして待つ伊達メンバーに早速、メールすると、続々と歓喜の返信が戻ってきた。
 ホッ!良かった。あとは釣れるかどうか。

 予定では青森マリーナから出て、浅虫沖付近でテンヤ釣りのはずだったが、幹事(自分)の怠慢により、いつもの宿(浅虫)が既に予約済みで泊まれない失敗をしてしまった。仕方ない、他を探すかと、青森市のモヤヒルズや平内町の夜越山キャンプ場に当たってみるも満杯。ゲッ!なんで?まだ夏休み前なのに。しゃぁ〜ない、外ケ浜のおだいばに………ん?満杯? じゃぁ、最後の手!大鰐町のあじゃらの森に電話したがココも満杯(仙台への帰り道に位置するため、釣りが終わったら60キロ走ることを考えた。なのに…)。いやぁ〜、困った、困った。
 唯一、今別町の「海峡の家ほろづき」に空きがみつかり、海佐知丸船長に平舘での釣りをお願いすると快諾してくれた。なお、海佐知丸はノッコミ期の5〜6月に青森市から平舘まで移動している。

 そんな中、当日を迎える。風が吹かないと霧が出る。これまで風に泣かされたのに、今回は濃霧に悩まされた。行く手を遮られた海佐知丸は前方が良く見えず、しかも他船と衝突する危険性もあって、なかなかスピードを出せなかったようだ。よって、4時半までには着く予定が、大幅に遅れ、5時頃にようやく到着した。はやる気持ちを抑えつつ、急いで道具を積み込んで、すぐに出船した。

 今日の釣り座はアミダくじで決定。右舷前からSIBU、ケンイチ、杜の熊、TOME、KaS。左舷前からあすぱむ、gajin、アベ、タックスといった配置。

 海上に出ると一層濃い霧で何も見えないので、2011年の悪夢(霧の中から漁船が急に現れ、どてっぱらに追突された事故)が蘇った。船は青函航路に向かってるらしく、時々、貨物船やフェリーなどの霧笛がブゥォ〜〜〜と鳴る。しばらく走るのかと思ったら、いきなり止まった。船長曰く「魚探に反応出たので、まず、やってみて〜」しかし、なんか変。キャストしてもあっという間にラインのテンションが無くなる。
 「船長、ココ水深いくら?」「14m」「ん?ハァ〜〜?ウソだろ〜?」ハプニングは起こらず、4分20秒で移動した。

 次はまともな水深52mのポイントに到着し、メタルジグ(トーキチロー40g)で開始。
 左舷船首に陣取った自分は11時の方向にキャストしてみた(船の真正面を0時とする)。するとジグは左にゆっくり流される。潮は速くない。上層に居るのではないかと予測して、着水後、15カウントしてからハンドルを巻くと(6カウントで10m沈む計算。15カウントで25m辺りにジグはいるのでその辺のタナを引いてくるカタチ)、早速、コツコツと前アタリが来た。ジグを止めないよう、ゆっくりハンドルを巻くと、軽く小突かれたあとにグイ〜ンと持っていったので竿を立てた。Hit !!!!!
 ヤッタァ〜、今日も釣れちったぁ〜〜い!まだ6時前!こんな早い時刻に釣れるなんて!

 上がってきたのは50cmぐらいの「ほぼほぼサイズ」だった。
 真鯛釣り、やっぱ楽しいなぁ〜〜!こんなに面白いのにやらない人がいるなんて〜信じられない、どうしてやらないのぉ〜。

 さて、問題です。「30分で一枚釣ると11時間でなんぼ釣れるでしょうか?」「センセイ」「ハイ、太郎君」「22枚でっす!」「ブッブ〜〜!」「なんでぇ〜?」「正解は2枚」「下手くそ〜」
 算数通りにいかないのが釣り。現実世界を知る良い機会が釣りなのだ、ハハハ。

(下に続く)


フォトギャラリー
濃霧
 濃霧のため陸地や他船が見えず。過去の悪夢が脳裏をかすめる
TOMEさんの釣果 タックスさんの釣果
 TOMEさん、後半調子良く3枚の釣果出す タックスさん、少ないチャンスを逃さずにゲット
杜の熊さんの釣果 KaSさん
杜の熊さん、竿忘れて鯛を釣る 金ブラー名人KaSさん、鼻高々
ヨットが周囲を走り抜ける SIBUさん
 青函ヨットレースが行われ、数隻が通り過ぎて行った SIBUさん、デカソイ釣るも本命は次回に持ち越し
gajinさん アベさん
gajinさん、過去に一人勝ちした呪いが掛かったかな? アベさん、残念。明るい笑顔、素敵です
ケンイチさんの釣果 ケンイチさん、ガッツポーズ
 ケンイチさん、神ってるねぇ〜。終了20分前に今日一番のデカ真鯛を釣っちゃった
船首からの絵
昼前にようやく霧が消えて、陸地が見えるようになった

(上から続く)

 早々と一抜けた自分だったが、後半は一度も竿先がお辞儀することなく辛い1日だった。アタリが非常に少なくて、午前中はわずか2〜3枚の釣果しか無い中、船長が僚船に電話で状況を問い合わせたところ、もう30枚上がったという驚天動地な情報が入り、電話の主がいるポイントへ移動。

 ガセじゃないのかぁ〜?ありえへん!あの船、客のレベル高いからなぁ〜!と話題しながら、3キロほど北の平舘灯台ポイントを目指した。 

 しかし、ガセだった(ボコボコ!痛でっ!ボコボコ! ゲンコツがあちこちから飛んでくる情景を思い描いてケロ)。
 いや失礼しました。ガセじゃなくて、時合が過ぎただけかも知れません。腕のせいと言うのは勘弁願いたい。腕は有るんです。右と左に1本ずつ。

 外道もたいしてうるさくなく、カサゴ、ソイ、カナガシラ、カレイなどが時々忘れた頃に顔を出す程度。

 そんな時、KaSさんがヒット。なんとKaSさんの十八番(おはこ)、金ブラー28g+イソメによるヒットだった。しかも連続ヒット。一気に金ブラーの人気が高まったが「うわぁ〜、オレ、持ってきてねっ〜しぃ〜」「イソメ、オレ、買ってねっ〜しぃ〜」「ブラー?引き出しの奥にしまいっぱなしだっ〜しぃ〜」と、ぼやき節が聞こえた。

 時計は正午を周った。ようやく霧が晴れ、日が差すようになり、鯛の活性が上がりそうな雰囲気。と同時にポカポカと体が温められてあくびが頻繁に出るようになってきた。ヤバイ。睡魔に襲われる。

 午後2時、にわかに船上が活気づく。船尾のTOMEさんとタックスさんに「ほぼほぼサイズ真鯛」が連続ヒット。4時、熊さんにナイスサイズ。釣れたからバラすが、熊さん、ロッドを忘れる失態を犯してしまった(ココだけの話なのであまりあちこち広めないこと)。KaSさんの車に同乗し、高速に入って約20分ほど走った三本木PA辺りで気がつき、戻ったらしい。幸いにして「ドラぷら」は乗り降り自由なので経済的損失はなかったが、精神的な損失は、あったのではないか?ってか、経験者の自分だから良くわかる(笑)。いつだったか、もう忘れたが、タックルケース丸ごと、家に忘れ、ブルーウッズ船長にカブラとジグを借りて船に乗るエピソードを作ったばかりだから、氏を擁護したい。

 個人的には「道具を忘れりゃ、魚が釣れる」ってのが、今回の件でも実証されたのが嬉しい。ただ、あとに続く人が出ては困るので、しっかり戒めないといけないだろう、ガハハ。

 そしてドラマチックな釣りをしたのがケンイチさんだった。朝からほとんどアタリらしいアタリがなく(同じタイ科の小型チダイは釣ったが、満足するはずもない)焦っていた。とはいえタダでは終わらない氏のこと。何かやるのでは?と思っていたが、残り30分を切ってさすがに無いだろと思ったら、20分でロッドを曲げた。ところがオマツリをしている様子に、あら残念と思ったら必死にハンドルを巻いている。「お願いだからバレないでぇ〜〜」「これ逃したら死ぬ〜〜」なんてこと言いながら。
  パフォーマンス?………アレっ!付いてる、魚が。出た!本命。今日一のサイズじゃん。やるねぇ〜。60センチ後半の立派な真鯛が、無事、ケンイチさんのクーラーボックスに仕舞われたところで午後5時の笛が鳴った。船中14枚。一日中、海にいて、この数は辛いが、釣りができたことに感謝しよう。

 港に戻ると、早速、疲れた体を癒すため「海峡の家ほろづき」に向かった。


打ち上げ宴会(海峡の家ほろづき:今別町)
海峡の家ほろづき前景
2013年5月以来5年ぶりの利用。管理人さんがとても親切で話好きな方でした
宴会 宴会
宴会 宴会
打ち上げパーティー
顔が赤いのは日焼けのせい。アルコールはほんのちょっとだけよぉ〜ん
津軽海峡をバックに
津軽海峡をバックに記念写真撮影。マムシ危険の立て看板は危険喚起のための脅しだとか(笑)

(上から続く)

 午後6時、「海峡の家ほろづき」到着。玄関では管理人さんが出迎えてくれた。数年前に泊まった時とは少し違い、模様替えされたのに気付く。なかなかフレンドリーな管理人さん。3年1、2組と2年3組の3部屋が割り当てられる。今日は貸切とはいかず。関東ナンバーの車2〜3台?も一緒。

 皆、前夜からほとんど寝ていないが、ひとっ風呂浴びるとパワーが少し回復する。さらにテーブルを皆で囲み、釣りの話を酒の肴に一杯やると、超元気に。今回は約九ヶ月ぶりの顔合わせだったので、積もる話で盛り上がった。

 そんな中、ドン引きしたのがアベさんの話だった。山形への遠征釣行で車中泊をし、座席で眠っていた時に何者かが顔を歩いたらしい。しかし眠りが深かったのと、真っ暗だったため、やり過ごして、翌朝を迎えたところ、15cm以上はあるでかいムカデが、恐ろしい色あんばいで生きたまま車内から見つかり、慌てて外に出したという話。うっわぁ〜〜、気持ち悪ぅ〜。噛まれると激痛が走るムカデが顔を走ったなんて、想像しただけで体の一部が縮んでしまった。アウトドアやってると、可能性は決してゼロでないだけに耳をダンボのように大きくして聞き入った。いやぁ〜、今、思い出しただけで背筋がゾクゾクする。

 21時まで広い食堂を貸切で使わせて貰い、二次会は自分とKaSさんとケンイチさんの3人が泊まる3年2組に移動。この時点でパスされた方もいたが、まだイケル者達で続きを………。とはいえ、もうまぶたが半開きの人が限界を訴えて、22時頃には散会した。
 最後に残ったのがKaSさんと自分。強引に勧めてくる酒を巧みにかわし、いつもよりはセーブして飲んだのが奏功してひどい二日酔いを免れた。それでも翌朝は少し辛く朝食を口に出来なかったが、KaSさんはオーバーヒートして、きつそうだった、ヒヒヒ。

 9時、大評判の「海峡の家ほろづき」に別れを告げ、快晴の海を左に望みながら、帰路についた。ご家族で数日宿泊して田舎の良さを体験するには最高の環境だと思う。北海道新幹線の奥津軽いまべつ駅も近いので関東方面からも移動が楽でしょ。

 今回の釣りはタックスさんTOMEさんのHPでも紹介されています。クリックしてご覧下さい。微妙に時刻や魚のサイズが違っているかも知れません。そこは深く追求しないで下さい。


★ return ★