真鯛釣行記(8月24日)
日
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場 所 |
天 気
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潮回り | 満 潮 | 干 潮 | 開 始 | 納 竿 | 同行者 | ターゲット |
8/24
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龍飛沖
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曇り | 中潮 | --- | 8:38 | 3:00頃 | 10:00 | 6人 | 真鯛 |
本格的な真鯛の船釣りは今回が2回目。前回、昨年2002年10月は初めてということもあり、状況観察。大きいのが他の皆さんに釣れて、「こりゃ、エライとこに来たもんだ」と、ただただ驚くのみだった。「次こそ私も大きいヤツを!」と息巻いたのに、残念ながら、その後の天候が思わしくなくて、結局、それ一回のみで真鯛釣行は終了。 そして迎えた2003年夏。そろそろお呼びがかかる頃かな?と待機していたところに、来ました、誘いが。 当初、一週間前の週間天気予報では「晴れ」だったのが二転三転し、ヤキモキしつつ、どうにかゴ−サインが出たのが今回の釣り。 午前3時前、竜飛漁港を出港した飛鷹丸(須藤船長)は、数々の好結果を出しているポイントへ向かった。これから気合いを入れて釣りだというのに、見上げると空には満天の星がキラキラと輝き、ついつい「あれはカシオペア、あれはオリオン、あれは・・・??火星??」などと、全く無関係なことに興味が走った。こんなロマンチックな星空を見るチャンスは、釣り以外にはない(断言しすぎのキライもあるが断言してしまう:キッパリ)。改めてアウトドアの先端を行くフィッシングに出会えた事に感謝。余談だが、現在、大接近中で注目の黄色くて明るい火星がハッキリ確認でき、感激。また、肉眼で見えるはずの国際宇宙ステ−ションも、と、探したが見つけられなかった。 さて、今回の大事件の序章は、我が津軽藩釣りクラブの藩主・リュウちゃんの比較的小型の真鯛から始まった。 |
現場では、どんな感じでアタリがあって、どんなふうにやり取りしたのか全く思い出せなかったのだが、時間の経過とともに少しずつ記憶が蘇ってきた。
本来、エサのイソメをたくさん房掛けにして大いにアピ−ルする!というのが基本だが、実はそうでなかった。エサ箱の位置まで少し距離があったため、面倒臭がり、わずか2匹しかつけない状態で投入。私の位置は船の最後尾。ブラ−は前方に向かってユックリ落ちていったのだが、底取りをして、しゃくりながら底から2〜3mほどの辺りで今回の主役は、突然、アタックしてきた。 この後も47センチが釣れ、これでも悪くないサイズなのだが、気持ちが贅沢になってしまって「あ、さっきよりは小さいな〜」と言葉を発してしまった(笑)。でも、許してください、皆さま。普段は遠慮ばかりの私。こんな時ぐらいは大目に見てネ(笑)。 |
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↑我が津軽藩釣りクラブの若き藩主・リュウちゃん。この釣果が引き金になった。なお、彼は午前8時頃に強烈なアタリをとらえたが痛恨のバラシをしてしまった。 | ↑ものすごい引きにタジタジの私。「リ−ルを巻いても糸が出る」の繰り返しに、ひたすら辛抱。この時点では、相手がどれほどのサイズかなどと知る由もなく無心状態。 | ↑水面に上がった時にまず驚き、船上での姿を見て二重に驚きました。怪物真鯛を釣った自覚はまだ無くて、耐えた右腕の痛みをかすかに感じつつ、ホッとしていた。 |
↑新生児を抱いてるような感じ(笑)。ズシリとした重みだけが残っている。ジワジワと喜びが沸きつつある瞬間。 | ↑前日の荒天からくるウネリがまだ少し残り、船は木の葉のごとく上下左右に揺れました。さすがの私も船酔いを心配したほど。 | ↑たまらず船酔いになってしまった人が出現。こればかりはどうしようもなく、耐えるのみ。 |
↑次に竿がしなったのは美樹ママ。すっかり風格が漂ってるってカンジ。それほど大騒ぎするわけでもなく淡々とリ−ルを巻いてたのには驚いた。 | ↑いや、これもデカイ!!60センチ。重量約3.5kgの大物でした。この方、すっかり真鯛釣りにハマってしまい、わずか1年チョイのキャリアなのに凄い実績を持ってます。 | ↑魚探です。画面中央の黒い部分が海中を表しており、白いポツポツが何かしらの魚が居ることを表示。 |
↑ベラ。これが釣れると潮の状況が悪いという知らせ。他にはアイナメ、ソイ、メバルなど根魚系が釣れました。 | ↑番外なのが、コンブ。でも、バカにしちゃいけない。ものすごくグッドなコンブだそうで、須藤船長が持ち帰る事に。 | ↑飛鷹丸。真鯛釣りはポイントを良く知っている船に乗るのが一番。この船は間違いなくデ−タが豊富です。 |
↑須藤船長と3人で記念撮影。他の皆さんにも満足の釣果があれば良かったんですが、なかなかそうはいかないのが、釣り。 | ↑各人、いろんな思いで帰りの支度をしました。次の釣りはいつだろう?と早くもリベンジを誓ってる人も・・・。 | ↑記念の赤ブラ−。格闘の痕跡が2カ所に。針を繋いでいたピンクの糸はかなり伸び切り、ボディ−には歯の跡がクッキリ残ってました。 |