2020年の真鯛釣果
釣行日
場 所
天 気
潮回り 満 潮 干 潮 開 始 終 了 同乗者 釣 果

6/3

平舘沖

曇りのち晴れ 中潮 13:40 7:26 4:10 12:00 6 1

 近頃、平舘から届く釣果報告が賑やかだ。「爆釣のため早上がり」「一人で十数枚」。
 うへぇ〜、こりゃ、黙ってられない。毎日が休みだから行くしかない・・・ってことで、本当は6日も予約しているが、3日も乗ることになった。

 ところが、この目論見が外れることになる。
 船長から「ベイトの下に鯛、いるよ〜、釣って釣って」「あれぇ〜、なんで釣れないかなぁ〜。引っ掛けてもイイんだよ〜」「他は釣れてるってよぉ〜」とプレッシャーをかけられる。
 「底から10〜20m上」の指示に従って、仕掛けを合わせる。でもアタリが出ない。中層を狙っていると今度は「ベタ底に反応」の指示に仕掛けをドン!と落とす。でもアタリが出ない。上げたり下げたりしているうちに、ワケがわからなくなってきた。底で食ってくるのはカレイ、中層ではサバ、そして上層では可愛いイルカが・・・。

 開始から3時間近く経った頃、船首の二人にヒットし、ようやく活気が出かけたが、あとが続かない。悲しい気分で前方に目を向けると不思議な光景が飛び込んできた。餅がベタ〜っと平べったくなったような雲が下北半島に覆いかぶさっていた。横に長過ぎて全容をデジカメで写すことができない。

 思い出した。5/26の釣行でも変わった雲がかかっていたことを。

 時間だけがどんどん過ぎていき、これはヤバい、某連中の格好のエジキになるぞ〜と不安が頭の中をよぎる。やがて「どうしてますぅ〜?」のLINEメールが。忙しいふりして無視を決め込んだ。

(下に続く)


フォトギャラリー
怪しい雲1
怪しい雲2
船上から下北半島方面を見た不思議な雲

Mr.X2 べた凪 Mr.X1
Mr.Xさん、ゲット ほぼベタ凪で無風 Mr.Xさん、二枚目
Sさん小鯛釣る Sさん良型真鯛 自分の真鯛
Sさん、ちっこい鯛で泣かされる 釣ったドォ〜 自分、ボウズ逃れの一尾

(上から続く)

 残り30分となった午前10時半。カブラを回収しようと底から10mほど上げた時、なんの前触れもなしにゴン!と竿先が突っ込んだ。船中でちょうどイナダが釣れだしたので、一瞬、青物かもと思ったが、いや違う、このグイグイ感は鯛に間違いない。すると左隣に陣取る、テロリストのようなミスターXさんにもヒット(ミスターXは本人の希望による。自分としては月光仮面にしたいのだが)。ついに時合が来たか!彼はテロリストらしくなく「怖い!怖い!」を言いながら慎重に格闘している。どうやらしばらくぶりの本命ヒットなのでバレるのを怖がっているようだ。
 お互い、無事、ネットに獲物を収め、ホッと胸をなでおろした。

 すると、先日も一緒に乗船したSさんがヒット。
 彼は31日(日)にも息子さんと一緒に乗って、私が狙っていた「トウキチロウ、オリカラでデカ真鯛ヒット賞」を獲得していた。ううう、悔しい〜。
 しかし、上がってきた魚を見て爆笑。ちっこい!
 船長には「これ、ノーカウントですね」とイジメられ、泣いていた。

 ミスターXさんが続けてヒット。呪縛からすっかり解放されたか、二枚ゲットはかなり嬉しかったのは間違いない。

 船長も気分良くなったので「11時終了の予定でしたが、大サービスして1時間延長しまぁ〜す。バンバン釣って下さい」と優しくなった。
 しかぁ〜し、それに応えること出来ず、釣果は増えないまま終了。結構、こうゆ〜パターンは有るのよねぇ〜。船長の好意がアダになるっての。

 今回、わずか一枚の釣果だったが、どうにかボウズを逃れて、連勝を「5」に伸ばせたのはチョー気持ちイイ。


★ return ★