あすぱむ徒然草

  西本願寺リポート
 金閣、銀閣と並んで「京の三閣」と呼ばれる飛雲閣が全くノーマークで、こうやって資料を整理している時点で気が付き、悔しい思いをしている。また国宝の唐門も同じで、御影堂と阿弥陀堂ばかりに目が行き、後ろを振り向いたり、もう少しパンフレットに注目すれば良かったのにとガッカリ。ただ、考え方によっては、見落とした分を次回の京都旅行第二弾で補えばイイというふうに考えることが出来る。また行きたいなと思っている今、これで良かったのかも知れない。

 西本願寺の駐輪スペースもしっかり用意されていた。駐車場の整理の方に尋ねると、丁寧に案内されて、気持ちが良かった。


御影堂門
外(道路側:左写真)と内(境内側:右写真)から見る。つい数分前に見てきた東本願寺と比べると、小ぶり

 阿弥陀堂門
内(境内側:左写真)と外(道路側:右写真)から見る

御影堂(奥)と阿弥陀堂(手前)

阿弥陀堂
 1760年、再建。横45m、高さ25m、奥行き42m。中央に阿弥陀如来の木像、左右にインド・中国・日本の念仏の祖師七師と聖徳太子の影像が安置されている

御影堂
 中央に親鸞聖人の木像が安置されている御影堂(1636年に建立)。横62m、高さ29m、奥行き48m。1,200名の参拝者が一度に入れる。2011年から修行される親鸞聖人750回大遠忌法要に合わせて、1999年から10年間にわたる大修復工事が行われた。

 タイミングが悪かったのか、たった今、拝観してきた東本願寺の賑わいとは対照的に静まり返っていた。御影堂も障子戸が閉まり、中を伺い知ることが出来なかった


蓮型の正式名称不明物
 境内には火事の際の類焼を防ぐ防火樹の役割を果たす銀杏が多く植栽されているが、写真は「逆さ銀杏(根っこを天に広げたような形に見えるため)」とも「水吹き銀杏(本願寺に火災があった時、この銀杏から水が噴き出して消し止めたという伝説から)」とも呼ばれている樹齢約400年の大銀杏で、京都市の天然記念物に指定されている 御影堂の雨どい下には、こんな力持ちが

龍虎殿 経蔵
安穏殿 宗務総合庁舎
手水舎(正式名称は不明)

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